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小説 長編
なに言ってるんですか。

今日の朝、藤堂阿夜という女に会った
しかもそいつは、悠の彼女らしい・・・。

なんで・・・

なんで・・私じゃないの!?

なんであんな女なの!?

なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで

あんな女・・・・

消シテシマオウ・・・・。


「ごめーん。阿夜居る?」
「あ、はい。なんでしょう」
「話あるからさー。放課後、屋上に来てよ。」
「・・・ハイ。」
その時、悪寒がした
あの女の目を見て・・
生きていないような・・苦しみや、憎しみがまざった
そんな目
「どうしました?」
「あ、いや・・なんでも・・」
あの女の目は・・・
戻っていた・・・・・。

--放課後--

「ごめん。待った?」
「いえ、ぜんぜん・・・で、話ってなんですか?」
「あのさ・・あんたなれなれしいんだよ。」
阿夜は俯いてかたまっていた
「なにが悠の彼女だ!!悠は私のモノなのに!!」
「・・・・・なに言ってるんですか。」
突然阿夜がしゃべりだした
「悠君は・・私のモノなんですよ?悠君は私に夢中です。」
「・・・なにが言いたいの」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ますかねぇ?」
「へ?」
「あなたなんかに悠君を振り向かせる事ができますかねぇ?」
「なっ・・・!?もういっペん言ってみろ!!」
俯いている阿夜の顔が上がった時・・・
また、あの目
「なんどでも言いますよ。あなたなんかに悠君を振り向かせる事ができますかねぇ?」
あの目がニイッと笑った
「この・・・っ!?」
この時の私は
用意していたモノを取りだした
それは・・・・・・・
カッターナイフ。私がいつも持っているモノ
だが相手もなにか出してきた。それは・・・・
紛れもない斧。かなり大きな・・。
その斧は私の頬をかすめた
「痛っ・・」
「・・ネ?体力もスピードも私の方が上なの。あなたなんかに・・殺されない・・・。」
私は本気で阿夜にかかった
阿夜の顔にキズを何個か付けた。

やっぱ、たいした奴じゃなかった

ギィ・・

その時、ドアが開いた

「っ・・!?・・・悠!?」
「ゅ・・悠君っ!」
阿夜は斧を投げだして、悠へ向った
「悠君っ!白多さんがねっ!?私に斧を持たせてねっ!?わっ・・・わた・・しっ・・・・なにもしてないのにっ!!!」
泣きだした阿夜をかばうようにだきしめる悠
「どうゆう事だ。美貴奈。」
「な・・なに言ってんの?あんたが斧を持って攻撃するから・・・だから私が抵抗したんでしょ!?ね・・・ねぇ・・悠・・信じて・・くれる・・でしょ・・?」
悠は美貴奈を睨みつける
「なっ・・なんで?・・どうして!?なんでよ!?幼馴染の私より彼女が・・・そんなに大切!?そんなに信用出来る!?なんで!?どうしてよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」



つづく



↓あとがき↓
やっと書けた・・・・
次で終わりじゃないですよ






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