小説「Actual Glass 2」
とぅるるるるる
「ねぇ、輝きいてる?」
跡亜が
少し首を傾け
覗き込みながら
輝に話しかけた
「ふぇ?あっあぁ
だいじょぶだいじょぶ」
一瞬
記憶が飛んでいた
最近寝てないせいか
よくこうなる
「絶対今寝とったやろ
一瞬カクンなったで」
「ちがうし、俺は-」
トゥルルルルル
タイミング良く
携帯電話が
着信したと
なり始めた
名前を見ると
特別班と
書かれている
(また何かあったのか)
「はい、こちらは白崎です」
ガチガチに緊張した声で
返事が返ってきた
「こちら、
皇北高校爆破事件
特別部隊第3班
爆破予告がされました
今すぐ会合を中断して- ピッ」
「始まった
みんな行こうか」
「うん」
「おう」
全員の気持ちは
1つだった
復讐を果たす
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