[携帯モード] [URL送信]

小説「Actual Glass 2」
主犯

皇北高校の
地下深くにある
とある闇の部屋

昔から
悪事を働くために
使われてきた

皇北高校に通っていたものでも
その部屋の存在をしらずに
一生を終えるものがほとんどだ

その部屋に
今 1人の男が
クリアブラックの画面に
向かってなにか
キーを打ち

E-メールを送った

「ここからだ、、」

そう一言呟くと
次は打って変わって
大声で

「氷理!こい」

こうさけんだ

しばらくして
奥の部屋から
身長が160センチくらい
の若い女性があらわれた

「なんですか?」

「例のブツの解凍は
どうなった」

「それなんですが・・」

氷理と呼ばれた
若い女は言葉に詰まった

「なんだ 早く言え」

男は指先で机を叩いて
トントンという音を
たてている

苛立っている

「あの 本当に
これでいいのでしょうか」

戸惑いながら
その言葉を口にした

「黙れ 俺に文句があるのか
もういい、俺がやる」

そういうと
男は立ち上がり
氷理を打って
ツァーリボンバに
接続された
パソコンのキーを
操作し始めた」



[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!