小説「Actual Glass 2」
フルメンバー
皇北高校の
2-3とかかれた古びた教室
そこに、
10年前に起きた
爆破事件
に関わった
皇北高校の
メンバーが
集まっていた
「輝ー
俺喉渇いた
その辺
ケーサツの支給
とかないん?」
永井弘之が
今年この事件の
担当の特別部隊長
として任命された
俺
白崎輝
に言い放った
確かに
今は7月
ものすごく
熱いのである
「ない」
「えぇー
ありえんわぁ」
そう、こいつは
兵庫出身で
思いっきり
関西弁なのである
「それより、
始めようよ!早く」
きつめの口調で
森本跡亜が言った
いつもこんな感じだった
絢さんがいなくなった
あの日から
おもわず
向き合って並んでいる
自分が座っている机とは
向かい側の机から
絢さんの写真をとって
見てしまった
そんな輝をみて
跡亜や弘之は
少し大人しくなった
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