[携帯モード] [URL送信]

小説「Actual Glass 2」
思わぬ罠
「うそやろ・・」

弘之が
言葉を漏らした瞬間

「うわああーー」

跡亜が
ナイフの切っ先を
こちらに向けて

突進してきた

輝が
その腕をつかみ

抑えたが

しばらく
もみ合いが続いた

「なぜなんだ 跡亜」

輝が息を切らしながら言った

「氷理ちゃんを
救うためなのよ!
2人はかえって」

「いやだ 
俺は全員をたすける
もちろんお前もだ跡亜」

「なにいってるのよ
秋本悠馬は敵よ
17年前に
氷理ちゃんを誘拐したのよ」

「えぇ ほんまなんか」

弘之は驚いた様子だった

輝は顔色をひとつかえない

「なぜ、俺が
今回の事件の1番重要な役目を
任されたのかわかるか。
この事件のことをすべて
わかっているからだよ」

その場にいた
2人は硬直した

[次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!