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ちょっと危ない拍手のお返事(十八歳未満厳禁)
加蓮(OOO)のお返事まとめその1

※> 詩音「当然ですよ、彼女はれっきとした我が雛見沢部活メンバーの一人なんですから」

> 恭文(OOO)「はぁ!?」

> 恭文(OOO)「……どうしてそうなった」

> 詩音「それもまた、話せば長い話です。まぁ悟史くんのことも含めて、じっくり語らせてください」

恭文(OOO)(僕が失踪してから、加蓮はわずかな手がかりを元に雛見沢を訪れた。だけど病弱で今まで
旅なんてしたこともなかった彼女は雛見沢へ向かう道の途中で一人行き倒れる。結果的にそのおかげで
入江診療所に運び込まれることになり、入江先生と部活メンバーに出会った加蓮は真相を知ることに。

……加蓮と詩音から聞いた話を要約するとこうだった。いやまぁ、雛見沢を探し出すまでにどれだけ無茶したかとか
部活メンバーに認められるまでにどれほどの試練を乗り越えたのかとか聞いてたら、すっかり夕方なんだけど)


恭文(OOO)「まさか、僕より先に入江先生と圭一が加蓮のメイド姿を見てるなんて……!」

詩音「この長い話を聞いて第一声がそれですか!?」

加蓮「……私のメイド姿、見たいって思ってくれてるの?」

恭文(OOO)「それは当然」

加蓮「日本に返ってきたこと連絡もしてくれなかったのに?」

恭文(OOO)「ぐっ」

詩音「それで加蓮さんのことなんか放ったらかして、昨日はお姉の我儘ボディを楽しんでたんですよねぇ」

恭文(OOO)「がはっ!」

加蓮「それで今朝は羽入とイチャイチャしてたんだよね。私がこなかったら午後はレナとイチャついてたんだよね」

恭文(OOO)「待って、それは」

加蓮「……恭文、私と勝負して」

恭文(OOO)「勝負?」

加蓮「部活だよ。私が負けたら何でも言うこと聞く。放置プレイ継続でも別れ話でも好きにしていい。
でも私が勝ったら……私のこと、抱きしめて。魅音や羽入やレナにしたみたいに。それでアンタがここにいるって、感じさせて」

恭文(OOO)「加蓮、ちょっと待ってそれは」

詩音「あら、いいですねぇ。なら私も一枚噛みましょうか。私が勝ったらやっちゃんには
悟史くんが見てる目の前で持て余してる私の体を慰めてもらうということで」

恭文(OOO)「それは本当に待てぇぇぇぇぇ!」




恭文(OOO)(そして押し切られる形で、部活開始。なお題材は、ポーカー。するとどういうことでしょう)

詩音「はい、私の勝ちですね」

加蓮「あたしの勝ちでもあるね」

恭文(OOO)「詩音、詩音はまずカウンセリングを受けよう」

詩音「やっちゃん、まるで私が病気みたいな言い方はやめてください」

恭文(OOO)「そういうレベルで心配するわ! いや、罰ゲームはしょうがないよ! でも中身がおかしいでしょ!」

加蓮「……もしかして、悟史と上手くいってない? なにかあるなら、ちゃんと話してほしいな。じゃないと恭文が……罰ゲーム前に、精神がすり切れる」

詩音「上手くいってないと言えば、そうなるんですかね。喧嘩したとか、不仲とかじゃないんです。
ただ……深く、付き合えないというか。より深い繋がりを求めようとすると、悟史くんから壁を感じて」

恭文(OOO)「それは、しょうがないと思うよ。あのとき……悟史がどういう状態だったか、ようやく分かったし。もちろん詩音の気持ちも分かるけどさ」

詩音「……そう言ってくれるだけで、嬉しいです」

恭文(OOO)(この雛見沢で起こった、綿流し連続怪死事件……まぁ雛見沢症候群絡みの陰謀だったのは、もう言うまでもないだろう。
そして悟史は、四年目の事件で……それも症候群を発症したがゆえ。そして事件を起こした直後、悟史はL5に達してしまう。
結果一年以上にも及ぶ昏睡状態が続き、本当に最近、目が覚めたんだよ。でも……罪は消えない。
悟史が犯した罪は、法律では裁けない。だから悟史は探し続けている、罪を償う道を。
だから悟史は、詩音に対して『壁』を作る。両思いなのに……難しいなぁ)

加蓮「悟史が大変だったってのは、恭文の話を聞いた絡みで知ってる。なら……よし、まずは悟史をなんとかしよう」

恭文(OOO)「おいこら待て」

加蓮「まぁまぁ。ほら、『悟史との仲を何とかする』って罰ゲームなら、問題ないでしょ」

詩音「そうですね。やっちゃん、お願いします……私も園崎の女です、覚悟を決めています」

恭文(OOO)「だから待て−!」






※ >加蓮「悟史が大変だったってのは、恭文の話を聞いた絡みで知ってる。なら……よし、まずは悟史をなんとかしよう」

>恭文(OOO)「おいこら待て」

>加蓮「まぁまぁ。ほら、『悟史との仲を何とかする』って罰ゲームなら、問題ないでしょ」

>詩音「そうですね。やっちゃん、お願いします……私も園崎の女です、覚悟を決めています」

>恭文(OOO)「だから待て−!」

加蓮「まず確認だけど詩音の目的は悟志との関係を進めようってことだよね

その為に悟志の見てる前で恭文とエッチして、欲情&嫉妬をあおってその気にさせようと」

詩音「その通りです。私は悟志君との仲を発展させるためならやっちゃんに処女をささげても惜しくはありません」」

恭文(OOO)「どう考えても別れ話に発展するでしょうが!下手すりゃ症候群再発だよ!!」

加蓮「まぁ確かに大きすぎるショックを与えるのも不安かもね……じゃあこうしたらどうかな?
2つ同時にショックを与えると悟志が耐えきれないかもしれないならまずは片方だけやってみるとか」

詩音「成程、つまりこういう事ですね。まずやっちゃんと私以外の誰かがエッチする。
その様子を私と悟志くんが覗き見して、悟志くんが欲情して盛り上がったところで押し倒す
受け入れてくれれば良し、それが駄目ならやっちゃんとエッチしちゃいますよと駆け引きを」

加蓮「その通り!」

恭文(OOO)「その通り……じゃないよ!おかしいでしょうが、何もかも!」

詩音「作戦はほぼ完璧ですが……問題は誰との情事を提供してもらうか、ですね。
この作戦の唯一の問題は悟志くんが私とエッチするよりやっちゃんたちと3人で
したいって言いだす可能性が僅かながら存在すること」

恭文(OOO)「しないよ!

加蓮「その場合は詩音も混ざって4人ですればいいんじゃない?
結果的にダブルデートみたいに2対2で分かれるかもだけど」

恭文(OOO)「そんなわけあるかぁぁぁぁ!どうしてこうなった!?」



恭文(……というわけで)

悟史「え、えっと……僕、そろそろ帰らないと。沙都子が」

詩音「あ、沙都子なら今日は梨花ちゃまと羽入さんのところですよ」

悟史「はい!? え、でも今日ってうちに帰ってくる日」

詩音「やっちゃんのお仕置きように、裏山のトラップをDMC仕様に改良するそうですから。遅くなるのでってことで……聞いてません?」

悟史「初耳だよ! というかさすがに山の中一人は危ないって!」

加蓮「大丈夫だよ。あたし達以外の部活メンバーは総出でやってるそうだし」

恭文(OOO)(どうしてこうなった! というか、僕も何も知らないんだけど、そのDMC!
まぁ当然だけどね! 多分僕へは言わないようにって……ヤバいヤバいヤバい! さらっと『遅くなっても大丈夫』って念押ししてきやがった!
ねぇ、やめて!? そこは二人で解決するところだよ! やっぱり僕達、お邪魔だと思うんだ!)

詩音「それはそうと悟史くん」

悟史「うん」

詩音「スワ(ぴー♪)って知ってますか?」

悟史・加蓮「「……は?」」

恭文(OOO)(とりあえず詩音を殴りつけ、首根っこを掴んで部屋の外へ引きずる。そして小声でお話)

詩音「何するんですか、やっちゃん!」

恭文(OOO)「アホかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! ふざけんじゃないよ、巻き込むんじゃないよ!
ていうか言わなかった!? 僕とそうなったら別れ話勃発だよ! 症候群も再発するよ! もう撲滅されてるけど!」

詩音「やっちゃん、覚悟は決まっています。こうでもしなきゃ悟史くんは」

恭文(OOO)「そんな覚悟はいらないよ! とにかくストレートに、真面目に話すの!
いいね、真面目にだから! そういう……夫婦交換的なのはいらないから! ていうかプランはどうした! ギリ見せつける程度でしょ!」

詩音「は……そ、そうでした。私としたことが、つい」

恭文(OOO)「ついじゃないよ! 加蓮も巻き込んでるんだから! お願いだからもうちょっと冷静にやってよ! ……とにかく僕達が帰った後で、いいね」

恭文(OOO)(そう念押しした上で、二人部屋に戻る。悟史は目をパチクリさせてるけど、きっと加蓮がフォローしてくれていることだろう)

詩音「ごめんなさい。ちょっと間違えました」

悟史「あ、うん」

恭文(OOO)(一体どんな間違いだよ。まぁいい、僕達は頃合いを見て退室しよう。お願いだからボケないでよ……例えば)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


詩音「それで悟史くん」

悟史「なにかな」

詩音「私を抱いてください。じゃないとやっちゃんに抱かれます」

悟史「え……!」

恭文(OOO)(もう一発げんこつを叩き込み、更に部屋から引きずりだす。その上でアイアンクロー)

詩音「きゃ! やっちゃん、どうしたんですか!」

恭文(OOO)「話し下手かぁぁぁぁぁぁぁ! もうちょっとやりようがあるでしょ! てーか僕達が出ていった後って言ったでしょ!」

詩音「いや、今でも同じかなと」

恭文(OOO)「同じじゃないでしょ! 悟史が四面楚歌でしょうが! いじめでしょうが!」

詩音「でもそれだと、見せあいっこは」

恭文(OOO)「しなくていいんだよ!」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


恭文(OOO)(こういうのはいらないんだよ……! やりそうなんだよ、この馬鹿は!
ていうかふだんはやたらと頭が回るのに、こういうときだけ不器用って! 高倉健さんか、おのれは!)

加蓮(……恭文、大丈夫? すっごい動揺してるけど)

恭文(OOO)(おのれのせいでもあるからね、これ!)

加蓮(でもさぁ、詩音も結構やばいよ? 普通なら絶対乗らないでしょ。恭文とエッチして、欲情&嫉妬させてでもーって)

恭文(OOO)(……確かに。あれ、なにこれ……もしかしなくても大ピンチ?)






※>加蓮(……恭文、大丈夫? すっごい動揺してるけど)

>恭文(OOO)(おのれのせいでもあるからね、これ!)

>加蓮(でもさぁ、詩音も結構やばいよ? 普通なら絶対乗らないでしょ。恭文とエッチして、欲情&嫉妬させてでもーって)

>恭文(OOO)(……確かに。あれ、なにこれ……もしかしなくても大ピンチ?)


恭文(OOO)(と言っても一体どうしたらいいのか)

(う〜ん、恭文に策がないんなら私が何とかしようか。とりあえず悟史の考えを引き出す案はあるから)

恭文(OOO)(なんか不安だけど…)

加蓮「ねえ、悟史。折り入って相談があるんだけど聞いてくれる?」

悟史「えっと、なに?」

加蓮「恭文が私のこと抱いてくれないんだけど、どうしたらいいかな?」

恭文(OOO)・悟志「「なぁっ」」

加蓮「ていうか男の子から見て私って魅力ないかな。だって初めて抱いてって言ってから、もう何年もスルーされてるし」

詩音「……初めて、と言うと」

加蓮「初潮が来てすぐ」

恭文(OOO)「出来るかぁぁぁぁぁぁぁぁ」

悟史「無理だよ、それぇっ!」

詩音「ア、アグレッシブですね」

加蓮「何で?どこかの国のお姫様がクーデターのせいで国を追われて、
逃亡中に恭文に抱いてもらったって聞いたことあるよ。確か当時(ピー)歳」

恭文(OOO)「そ、それはいつ死ぬか分からないからどうしてもって言われて」

加蓮「そっかぁ。ところで私、恭文と出会ってから何回くらい死にかけたかな?」

悟史・詩音(重っ!)


加蓮「条件はそのお姫様と同じなのに、私は抱いてもらえないんだよね。これってもう、私が嫌われてるとしか」

悟史「そ、そんなことはないんじゃないかな?」

詩音「そうですよ、だってやっちゃんですよ!」

加蓮「じゃあ、どうして抱いてもらえないんだろ。悟史はどう思う?」

悟史「えぇっ!?」

恭文(OOO)「あの、加蓮」

加蓮「恭文は黙ってて!私は今、悟史に聞いてるの!」




悟史「そ、それは……やっぱり、相手のことを大事に思っているから……で」

恭文(OOO)(悟史のアイサインには、その通りと返しておく)

加蓮「大事に? でも」

悟史「だって、決して軽い行為じゃなくて……子作りなわけだし。やっぱりさ、年齢って大事だと……思うんだ。
責任だって伴うから。確かに恭文君は忍者として活躍していて、高い生活力もあるけど……それでもまだ成人もしていないでしょ?
少しずつ大人になっていく中で、相手も同じくらいの年齢なのに、子どもを作る行為……普通は躊躇うよ。
それに相手の人生にも、それなりに重いものを背負わせるから」

加蓮「あたしは大丈夫って、言ってるのに」

悟史「それでも……臆病と言えば臆病かもしれないけど、覚悟は必要だよ。そういう気持ち……僕も、分かる」

恭文(OOO)(大事に思うが故に、相応の責任もあるが故に躊躇う。ふだんの悟史なら吐き出さない言葉だ。
悟史はどちらかと言うとため込んで、クッション役になろうとするから。実際その重圧からの、四年目の事件なわけで。
それは過去の罪も込みかもしれない。だけど……そこで詩音は小首を傾げる)

詩音「でもそれって、避妊すれば解決するんじゃ」

恭文(OOO)(とか言うのでげんこつを一発。……空気を読めぇぇぇぇぇぇぇ!)

恭文(OOO)「詩音、完璧な避妊方法はないの。器具も、お薬も、万が一があるの。いいね?」

詩音「は、はい」

加蓮「大事に、かぁ」

悟史「う、うん。あとは恭文君に聞くのが一番だと……思うけど」

加蓮「そうだね。じゃあ悟史の大事な人には、そういうお話……してあげた?」

悟史「……え」

恭文(OOO)(……僕達、お邪魔じゃなかろうか。そう思いながらも、動くことはできない。
でもそうだよね、そこを話すだけでも大分違うし……よし、これなら詩音と変なことにはならないぞ! 第三部完!)






※ >詩音「でもそれって、避妊すれば解決するんじゃ」

>恭文(OOO)(とか言うのでげんこつを一発。……空気を読めぇぇぇぇぇぇぇ!)

>恭文(OOO)「詩音、完璧な避妊方法はないの。器具も、お薬も、万が一があるの。いいね?」

>詩音「は、はい」

>加蓮「大事に、かぁ」

>悟史「う、うん。あとは恭文君に聞くのが一番だと……思うけど」

>加蓮「そうだね。じゃあ悟史の大事な人には、そういうお話……してあげた?」

>悟史「……え」

>恭文(OOO)(……僕達、お邪魔じゃなかろうか。そう思いながらも、動くことはできない。
>でもそうだよね、そこを話すだけでも大分違うし……よし、これなら詩音と変なことにはならないぞ! 第三部完!)


詩音「でもそれってお尻や胸でする分には問題ないですよね」

恭文(OOO)「空気読めぇぇぇぇ」

詩音「それにやっちゃんだって小さいころからメイドさんたちと添い寝とかしてたんですよね。それさえ駄目っておかしいような」

恭文(OOO)(泣きながら詩音にげんこつ。どうすりゃいいの、こいつ!本当に僕と変なことする気か!?)


加蓮「………そんなに悟史の力になりたい?」

恭文・悟志「「え?」」

加蓮「大丈夫だよ、恭文。【園崎詩音の場合】はこの話から分岐する形でまた別に投稿するらしいから」

恭文・悟志「「なにそれ!?」」

加蓮「いやぁ最初に部活したときノリで詩音を参戦させたらまさか勝っちゃうとは思わなくて内心びっくりしてたらしいんだよね。
そのまま話を進めるべきか悩んだけど、それをしちゃうと正史には採用されないだろうからって自重することにしたみたい」

恭文(OOO)「何の話!?てか誰の話!?」

加蓮「まぁまぁ。今は詩音の話だよ、どうしてそんなに悟史とHしたいのかってこと」




詩音「お……女の本能です!」

恭文(OOO)「詩音、もうちょっと具体的に! ……というか今思ったんだけど」

詩音「なんでしょう」

恭文(OOO)「おのれ、ちゃんと告白してるよね? 好きとか……お付き合いしてください、みたいな」

詩音「嫌だなぁやっちゃん、悟史くんへの愛ならいつも全力で」

恭文(OOO)「もっと真面目に」

詩音「し、してます……よ?」(赤面)

悟史「む、むぅ」

恭文(OOO)(……これは)

加蓮(滅茶苦茶大事な前提、ちょっとおざなりとか? なら詩音、改めてだ。いっちゃえー!)

恭文(OOO)(おぉそうだそうだ! それで僕達がこっそりおいとますれば……こんどこそ第三部完!)





※詩音「嫌だなぁやっちゃん、悟史くんへの愛ならいつも全力で」

恭文(OOO)「もっと真面目に」

詩音「し、してます……よ?」(赤面)

悟史「む、むぅ」

恭文(OOO)(……これは)

加蓮(滅茶苦茶大事な前提、ちょっとおざなりとか? なら詩音、改めてだ。いっちゃえー!)

恭文(OOO)(おぉそうだそうだ! それで僕達がこっそりおいとますれば……こんどこそ第三部完!)



◆◆◆◆◆


加蓮「あの二人、大丈夫かなぁ」

恭文「まぁ、あとは二人の問題だから。でさぁ」

恭文(こっそり抜け出た僕らは加蓮の部屋に移動。そこで……なぜか布団に押し倒されてます」

恭文「なぜこんな状況に――!」

加蓮「何故も何も恭文部活で負けたじゃない」

恭文「それはそうだけど……でもやっぱり駄目ぇぇぇ!!こういう事は罰ゲームとかでするものじゃ」

加蓮「まぁまぁ。あのさ、私が最初にエッチしようって誘ったときのこと覚えてる?」

恭文「……忘れるわけないでしょうが」

加蓮「ほんとにぃ?あの時私はなんて言ったっけ?」

恭文「………『私が死ぬ前に、赤ちゃん産ませて』」

加蓮「そうそう。いやぁ、あのときは急に血がいっぱい出てびっくりしちゃってさぁ。ずっと入院続きで知識もなかったから
   とうとう私も死んじゃうのかなって思っちゃって。大人になった証だって言われても、信じきれなくて……それで、このまま
   何も残せずに死んじゃうんじゃないかって思ったら怖くて、何かしたくてさ。恭文には馬鹿なことを言うなって、叩かれたよね」

恭文「当然でしょうが」

加蓮「でも私は本気だったよ。私が死んじゃうのもだけど、恭文だっていついなくなっちゃうか分からなかったし。だって恭文と
   病院で会うときって、お見舞いに来てくれる時より怪我して血まみれで担ぎ込まれるときのほうがずっと多かったもの」

恭文「昔の話でしょうが」

加蓮「でも私にとってはそっちのほうが恭文らしいんだ。みんなが知ってる、理不尽で滅茶苦茶で強くて誰にも負けない恭文より、
   自分より強い相手にだって決して引かずにボロボロになって、それでもオッパイ触ろうとする恭文のほうがらしいんだ」

恭文「最後がなんかおかしい!」

加蓮「おかしくないよ。それに昔の話でもない。だって恭文、頑張りすぎて本当にいなくなっちゃったじゃない」

恭文「……ごめん」

加蓮「いいよ、こうして帰ってきてくれたんだから。でもね、一つ約束してほしいんだ。次にいなくなるときは私も連れて行って」

恭文「それは」

加蓮「私、強くなったんだよ?病気も治ったし、こうして部活で恭文にも勝っちゃうくらいに。恭文が色々我慢ができなく
   なった時に受け止めるくらいできるよ。それで死んじゃったりもしない。それを今から罰ゲームで証明するから」

恭文「……やっぱり嫌だ」

加蓮「部活メンバーにとって罰ゲームは絶対だよ?」

恭文「そうじゃないよ。やっぱり加蓮との初めてを罰ゲームでするのは嫌だ。そういうの抜きで、今、加蓮のことが欲しい」




加蓮「ん……なら、いいよね。このまま」

恭文(OOO)「……うん」







※ 恭文「そうじゃないよ。やっぱり加蓮との初めてを罰ゲームでするのは嫌だ。そういうの抜きで、今、加蓮のことが欲しい」

加蓮「ん……なら、いいよね。このまま」

恭文(OOO)「……うん」


◆◆◆◆

恭文(OOO)(どちらからともなく互いの両手を相手の頬に伸ばす。そのまま顔を引き寄せ合って…初めてのキスをした)




加蓮「ん……恭文」

恭文(OOO)「加蓮、ありがとう」

加蓮「あたしの方こそ……ありがと。ずっと、待ってたんだ」

恭文(OOO)「なら、もっと……いい?」

加蓮「うん……」





※加蓮「ん……恭文」

恭文(OOO)「加蓮、ありがとう」

加蓮「あたしの方こそ……ありがと。ずっと、待ってたんだ」

恭文(OOO)「なら、もっと……いい?」

加蓮「うん……」

◆◆◆◆

加蓮(そのまま触れるだけのキスを繰り返しながら、恭文の手が胸に伸びる。
反射的にほんの少しだけ体が固まるけど、すぐに自分から押し付ける
ここで引いたら、恭文は絶対にやめようとするから。それは絶対に嫌だから)




加蓮「どう……結構、ある方だと思うんだけど」

恭文(OOO)「……とっても柔らかくて、心地いいよ。ずーっと触っていたくなる」

加蓮「ん……じゃあ、TPOを弁えた上でなら……いつでも、いいよ?」






※加蓮「どう……結構、ある方だと思うんだけど」

恭文(OOO)「……とっても柔らかくて、心地いいよ。ずーっと触っていたくなる」

加蓮「ん……じゃあ、TPOを弁えた上でなら……いつでも、いいよ?」

◆◆◆◆

加蓮「触ってるだけでいいの?」

恭文「…もっとお願いしてもいい?」




加蓮「もちろん」

恭文(OOO)(加蓮はゆっくりと服の裾に手をかけ、より多く素肌を晒してくれる。
陶磁器みたいに滑らかな肌が、服の上からでも分かる豊かな膨らみが、美しい稜線を描きながら出てくる)








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