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作者でも分かるとまと同人誌情報コーナー
幕間第二十七巻経過報告:01(サンプルあり)(2014/10/30)



作者「というわけでドキたま/すたんぷ第四巻が販売開始となりました。ご購入いただいたみなさん、本当にありがとうございます」(ペコリ)

恭文「そんな当日ですが、早速幕間第二十七巻の制作開始。
とりあえず書き下ろしの一話、半分までできたのでサンプルですよ、サンプル!」

春香「私の真似ですか! しかも似てないし!」

恭文「似せようとしてないんだからしょうがないでしょ」

春香「しゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


戦場は荒野――そして非情。そんな戦場へ私達アイドルもちょっとずつ飛び込むようになった。

その名はガンプラバトル、世界的に流行っているスポーツホビー。先日行われた大きなオーディションから生まれた、一つの流れがある。

それはアイドルが【ライブ】として、戦場へ飛び込み自慢のガンプラとバトルする。今はまだ小さな流れ。


でも先見の明ある人達が、小川の如きそれを大河だと察した。うちの尾崎さんや石川社長もそんな一人。

だからこそ……F91パピヨンを修復し、ガンプラ初心者な……まぁ私も初心者だけど、涼さんと愛ちゃんのHGCEエールストライクを相手取る。

二人のストライクは盾とアンテナ基部の赤パーツだけを軽く塗装し、色違いとなっているから分かりやすい。


涼さんが緑で、愛ちゃんが赤……ごめん、涼さんだけ塗装した感じだ。なおこのチョイスは私の進言?

最新型のストライク、初心者でも作りやすくて可動もバッチリって評判だったから。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


春香「おぉ! 876プロメンバー、久々登場ですね!」

恭文「絵理は876プロメンバーじゃないのか、そうですか」

春香「違いますよ! 涼君とか愛ちゃんは久しぶりじゃないですか!」

恭文「さすがは世界のハルカ=アマミ! きっと劇場版のめっちゃいいところでも言うんだよね!」

春香「話を聞いてってばー!」


(そんな事言うと、砲撃を撃つようになりますよ)


春香「じゃあどうしろと!」

恭文「なお今回のお話、頂いたガンプラアイディア拍手が元となっております。アイディア、ありがとうございました」


(ありがとうございました)


恭文「でも楽しみだなー。本編でもガンプラバトルやったら、春香は春閣下になるし」

春香「なりませんよ! というか、元からなってないじゃないですか!」

恭文「……え?」

春閣下「きょとんとするなー! あと名前を春閣下にするなー! と、とにかく次ですよ、次!」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


≪――Plaese set your GP-Base≫


ベースから音声が流れたので、手前のスロットにGPベースを設置。ベースにPPSEのロゴが入り、更に僕の名前が表示される。


≪Beginning【Plavesky particle】dispersal. Fiard――Space≫


ベースと僕達の足元から粒子が立ち上り、フィールドとコクピットを形成。今回は……月ステージか。


≪Please set your GANPLA≫


指示通りガンプラを置くと、プラフスキー粒子がガンプラに浸透――スキャンされているが如く、下から上へと光が走る。

カメラアイが光り、首が僅かに上がった。粒子が僕の前に収束。メインコンソールと操縦用のスフィアとなる。

モニターやコンソール、計器類は淡く青色に輝き、アームレイカー型操縦スフィアは月のような黄色。


コンソールにはガンプラ内部の粒子量も逐一表示され、両側に配置された円系ゲージが忙しなく動く。

両手でスフィアを掴むと、ベース周囲で粒子が物質化。機械的なカタパルトへと変化。

同時に前・左右のメインモニターにカタパルト内の様子が映し出される。


≪BATTLE START≫

『日奈森あむ! ベアッガイでやるよ!』

『結木やや! ベアッガイちゃんで可愛く決めちゃうんだからー!』


カタパルトを走り、ベアッガイ二体はフィールドへと飛び出す。はい、今回は練習試合です。

僕と絵理が加わると、ガチな死闘になりかねないからなぁ。それも楽しいけど、主軸は初心者な二人。

僕もまず脇から二人のバトルを見て、アドバイスが送れれば……という感じである。


そしてストライク二機も飛び出し……あれ? 愛のストライク、挙動が落ち着いてないな。過敏に反応しているというか。


◆◆◆◆◆


『ライフルを直撃!? でも』


ライフルは捨て置き、ストライクが右手でサーベルを取り出す。そうして更に撃ち込まれる縦笛ビームを、サーベルの乱撃で尽く斬り払った。


「ビーム斬り!? 蒼凪君、あれかなり高難易度の技じゃ!」

「発射速度もかなり速いし、たやすくはできないよ。涼、やるじゃないのさ」

「私がやったの、盗まれた?」

「君が練習で見せた技能を、見よう見まねでやっているというのか。初めて日は浅いはずなのに、なんという」


ひかるだけじゃなく、僕もかなり驚いてる。涼は楽しげにストライクを飛び込ませ、放物線を描きながらベアッガイを強襲。

あむベアッガイの頭部メガ粒子砲を左へのローリングで避け、そのままあむベアッガイの脇を抜け……ややベアッガイへ右飛び蹴り。


『ふぎゃー!?』

「まずはややちゃんを場から排除!? となると次は」


そのまま跳ねるようにあむベアッガイの七時方向・下四十五度から強襲。袈裟の斬撃を放つ。

あむベアッガイも振り向き、左アームの砲口からサーベルを展開。そのまま二体はつばぜり合いとなる。

はい、本来左アームにはメガ粒子砲が搭載されてないんだけど、あむは改造で左腕にもくっつけました。


もちろんサーベルパーツが砲口にもくっつけられるよう、調整……その結果がアレだよ。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


春香「おぉ、涼君強そう!」

恭文「大変だった時期を越えた上に、麗華との事もあるからねぇ。一皮むけたんだよ」

春香「でもHGCEストライク、ちょくちょく出てますね。AGE-1は」

恭文「この段階だとテレビのAGEがやってないから。今やってるVivid編だと放映中だけどね」

春香「そこは時系列守ってるんですね」


(何回か言っているけど、作りやすさ・可動性・価格と初心者にも安心しておすすめできる良キットです。Amazonなら千円前後で買えますし)


恭文「そこはAGE-1も同じだよね。だから……ストライクノワールやインパルスも出そう!」

春香「インパルス押しますね!」


(最近熱が高まっているらしい。というか……HGストライクノワールが高すぎて、改造もできない。
本日のED:「T.M.Revolution『ignited』」)





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あきゅろす。
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