作者でも分かるとまと同人誌情報コーナー
ドキたま/だっしゅ同人版第八巻&幕間第十五巻経過報告(サンプルその1 2013/8/30)
古鉄≪はい、というわけでドキたま/だっしゅの最終巻です。まぁなんとか締められたので≫
恭文「今回も大荒れだよ。どうしてこうなった」
古鉄≪HP版より確実に運悪くなってますよね、いろんな意味で≫
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「あむ、一旦離れてっ!」
「でも……いや、分かったっ! アンタも気をつけてっ!」
「もちろんっ!」
あむが離れたのを見計らって、そのまま走り出す。奴とにらみ合いながら壁際へ。
でも奴は地面を踏み砕きながら、僕の進行方向へ回り込む。すかさず跳躍し、迫る刺突を飛び越えながらきりもみ回転。
ソードガンを逆風に振るい、着地際を狙った右薙一閃を払う。そうして着地してから、奴に背を向けダッシュ。
黒い僕はこちらへ迫りながら左手をかざし、黒い針を連射……これはスティンガーか。
それをスラロームで避け、壁際へ来たところで閃光が迫る。そのまま壁に足をかけ、駆け上がるようにしてバク転。
黒い僕が打ち込んだ右薙の斬撃を飛び越え、そのまま奴の背を取る。そこで黒いエネルギースフィアが背に構築される。
地面を蹴って左に動くと、それは散弾となって発射。一部が地面に無数の穴を開ける。
≪ク、クレイモアなのっ!≫
さすがに驚いていると、今度はしゃがみながらの左足払い。左足を下げて回避すると、そのまま黒い僕は回転。
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恭文「まぁこんな感じで、例の奴が出現。派手に暴れてくれます」
古鉄≪以前出して、結局この巻へ持ち越しになったものですね。
バトルシーンはやっぱり全編書き下ろしで力入れてますので、お楽しみに。
……とは言え最終巻ですから、ネタバレ避けなくちゃいけないんですよね≫
恭文「無印の時ほどじゃないけどね。じゃあこんなとこからいこうか」
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翌朝――またフェイトとフィアッセさんを相手に、いっぱい頑張ってしまった。
それで朝食を頂こうと、ロビーで待っていたところ……あむが僕を見つけるなり、いきなり引っ張ってきた。
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ! 自由研究やるの忘ぶばぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
結果とんでもない爆弾を投下してくれました。……この馬鹿はっ!
各自自由にやっていくと決めていた自由研究を、その自由さ故に忘れてしまっていたらしい。
夏休みが終わるまでまだ余裕はあるけど、ここまで手つかずっていうのが衝撃らしい。
まぁ半分以上の時間を消費してるからなぁ。それで焦ってるんだよ。
なお、途中で叫びが変になったのは、あむが両手で僕の口を塞いだせいです。
だからこそ僕は、心を鬼にして踵を返すわけですよ。いざさらばー。
「僕、今日は春香達とやる事あるから……それじゃ」
「待ってー!」
いきなり右腕にしがみついてくるので、振り払おうとすると……CMのちわわみたいな目をしてきた。
「あたしを見捨てないでー!」
「やかましいっ! てーか自由研究は各自がテーマを自由に決めて、自由なスタイルでやってく自由な宿題よっ!?
それで僕にどうしろって言うのよっ! あむ、それはあむがテーマを自由に決めて、自由なスタイルでやってくしかないでしょっ!」
「恭文、自由多いから。いや、それであながち間違ってないのがアレだけどさ」
「それが無理だから相談してるんじゃんっ! ね、お願いだから手伝ってっ!」
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古鉄≪……こっちでも忘れるって≫
恭文「あの馬鹿はほんとに」
(言わないでー! て、ていうかあれから毎年ちゃんとやってるしっ!)
恭文「そして特別書き下ろしも全開。まぁ某ニオ話は、分量の問題で決着次巻移行なんですけど」
古鉄≪エピローグが長くなりそうなんですよねぇ。下手したら一話分≫
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頭を抱えて叫びそうになっていると、辺りにパリンという音が響く。同時に辺りへ黒いプレッシャーが吹き抜ける。
それは夜よりも暗く、闇と表現するのも甘い色。抵抗する間もなくプレッシャーに吹き飛ばされ、俺達は地面を転がる。
今にもっつーか……すぐ壊れたじゃねぇかっ! くそ、さすがに半端ないってわけかっ!
「フェイトっ!」
≪Sonic Move≫
わーお、声かけする前に逃げてくれたよ。だがそうしてくれると助かる。俺は持ったままのファングを、メモリモードへ変形。
≪Fang≫
「変身っ!」
スイッチを押した上でドライバーへ挿入・変形させる。ドライバーから走る電撃のような白い光によって、俺の姿が変わる。
牙を思わせる鋭角的な白いアーマーと仮面は、俺が調達したファングメモリ――牙の記憶ゆえ。
この姿では、一応こう名乗ってんだよ。仮面ライダーファングってな。
「さぁ」
両手を胸元でパンと合わせ、景気よく声を張り上げる。
「モーニングセットだっ!」
しかしまずった。これならあっちのやすっちを呼べば……まぁそこは後でいいか。
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恭文「はい、ビースト枠で有名なあれも頑張ります」
古鉄≪すっかり板につきましたよね、ビースト枠≫
(『びーすとばーいとー♪』)
恭文「そしておなじみ企画な食の軍師も頑張ります」
古鉄≪こっちも何気に本編へ絡む話がありますので、要注意ですね≫
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「ボンカレーゴールドですね」
……貴音、やっぱりレトルトカレーにも一家言持ってるんだ。すごい胸張って言ってきたし。
こうして僕達は再び、軍師との楽しいめしばなに巻き込まれていく運びとなった。
「正解だ。世界初のレトルトと言われる、ボンカレーの後継者。
三十年以上に生まれた大傑作だ。今なお不動の人気を誇っている。
もう一つはハウス食品のククレカレー。……みんなはまぁ、知らないと思う。
でも昔、『おせちもいいけどカレーもね』ってキャッチフレーズのCMがあったんだよ」
「あぁ、ありましたねー。私、あのCM大好きでしたー。確かあれで、ククレカレーが大ヒット……ですよねぇ」
「あずさちゃんの世代だとギリ直撃って感じか。確かにあの戦略は上手かった。
おせちと絡める事でレトルトカレーに、常備しておくものという認識を植えつけたとまで言われている。
ちなみにククレカレーの『ククレ』には語源があってな……クックレス。ようは調理いらずなんだよ」
「あ、私それは知らなかったかも。……へぇへぇへぇー」
春香がトリビアのまね事を……こういう事がすぐできる辺り、やっぱりバラドルとしての資質があると思う。
「まぁこの辺りを食べた事がないって奴は、あんまりいないだろ」
「あ、あの……私はそもそもレトルトカレーっていうのを食べた事がなくて」
「そうなのかっ!?」
「あー、雪歩は家がちょっと厳しいとこですから。食にも気を使ってるんですよ」
まぁ厳しいっていうか、修羅の国なんだけどさ。そこをこの場で話すのもあれだし、苦笑いを添えるだけにする。
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恭文「というわけで、今回はレトルトカレーのお話です。これのために……結構食べたり」
古鉄≪基本作者は、レトルトカレー食べないんですけどね。まぁ勉強も必要という事で。
……まぁネタバレを避けた同人版のサンプルは以上なんですが≫
恭文「ここからは今書いている幕間のサンプルになります、製作途中ですけど」
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さてさて、同人版でガンプラビルダーズなどをやったのだけど……ご存知な読者様はいるかな。
ようするにあれだね。いつものカオスなメンバーで、ガンプラ作ってバトルしようってあれだよ。
ガンプラ作ってバトルしていった結果、全国ガンプラビルダー選手権が開催決定。
当然プロデューサーさん達もチームを組み出場……が、そこは予想以上のカオス空間だった。
宇宙空間を舞台に、様々なガンプラが戦って戦って戦い抜く。しかも知り合いもかなりの数参戦。
そんな激闘の様子は、幕間第八巻・九巻・十巻に掲載されているので、是非チェックしてください。
それで今回は……私こと天海春香と如月千早が、どのようにして大会に参加したかを、ダイジェストですが振り返りたいと思います。
そう、あれは765プロ事務所で、いつものようにいろいろ話していた時の事。
突然赤羽根プロデューサーさんと律子さんに呼ばれ、応接室へ。
「どうしたんですか、二人とも改まって」
「改まりもするわよっ! 大ニュースよ、大ニュースッ!
アンタ達二人でラジオをやってほしいって、オファーがきたのっ!」
「しかもスポンサーはあのバンダイ――ガンダム関係のラジオだっ!」
「「ガンダムッ!?」」
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恭文「はい、いずれお出しできればと言っていたガンプラビルダーズのディレクターズカット版です。
構成にかなり迷っていましたけど、とある要素を付け加える事でスピンオフ的になりました」
古鉄≪まだ書いてる途中なんですけどね。この人や空海さんはサブに回して、春香さん達や≫
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「頼むっ! この事は千冬姉やクラスのみんなには黙っておいてくれっ!」
「馬鹿者っ! 男が簡単に土下座などするなっ! というかお前、そこまで嫌かっ!」
「篠ノ之さん、しょうがないよ。ていうか言う権利ある? ぼくと一夏が学年別トーナメントに出た時も」
「その話はしないでくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
シャルロットの言葉で箒は頭を抱え、謝りながら蹲った。……そういやお前、相当荒ぶってたよなぁ。
「まぁ安心しろ、一夏。これで騒ぎになっても面倒だし、私は黙っておく。篠ノ之、デュノアも」
「問題ないぞ」
「ぼくも」
「三人とも、ありがとっ!」
「だが一夏、誰と出るんだ。八神や五反田とか?」
あー、そこツツいちゃうか。……実はそこが大きな問題で、つい左側の勉強机を見る。
そこには作っている最中のプラモが置いてあってさ。いい感じにでき上がってる分、辛い気持ちがこみ上げるわけで。
「……八神の奴は興味津々だったんだが、セシリア達と別の予定が入っちゃったらしくてさ。弾も同じなんだよ」
「それで作ってどうするんだっ!? 出場できないだろっ!」
「言わないでくれー! なんとか探そう探そうってしてるとこなんだよっ! 銀さん達にも声かけたしさっ! 駄目だったけどっ!」
「ふむ……では篠ノ之、デュノアが出ればいいだろ」
『えぇっ!』
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古鉄≪はい、もうお分かりですね。ユニコーンガンダムネタがやりたいんです≫
恭文「当然Gジェネみたいな、叫びまくりな戦いもやるはず」
(あれですね)
恭文「でもそうなると、池田秀一さんボイスが欲しいね」
古鉄≪いるじゃないですか、メルとまに出てきて、すぐ瞬殺されたあの人が≫
恭文「あぁ、マクシミリアン・クロエだね」
(メルとまのあとがきでも言っていますが、マクシミリアン・クロエはCV:池田秀一さんです)
恭文「じゃあダーちゃん(ダンケルク)とキューちゃん(キュベレイ)の三人で出てきてもらおうか」
古鉄≪そういえばあなた、あの二人とは仲よかったですよね。作品外のとこですけど≫
恭文「うん。今でも集まって一緒にゲームしてるよー。最近もうちにきて、ぱんにゃ達と遊んでたし」
(『うりゅりゅー♪』
『おー、よしよしっ!』
『あははは、可愛いねー』)
恭文「そして書き下ろしはやっぱり」
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「高木のアイドルにしては、礼儀作法はちゃんとしているようだな。そうそう貴音、お前に一つ質問がしたかった」
「なんでしょうか」
「……やきそば弁当はポピュラーだよなっ!」
いきなりだなぁ、おいっ! だがやきそば弁当? ……あれだよな、多分。
「やきそば弁当……北海道ろぉかるで販売されている、かっぷ焼きそばですね」
「その通りだっ! 実は一泊二日で北海道に出張していてなっ!
その土産を先ほど渡したら、アイツら……合点がいかないという顔をしおってっ!」
やっぱ荒ぶっているらしい。黒井社長は怒りをにじませながら、机をどんと叩く。
ていうか、なんでこの状況で土産にやきそば弁当? あれか、ライブ祝いとかか。
しかしやきそば弁当に合点がいかない……なるほど、そういう事か。
「黒井社長、もしかしてあれかしら。茹で汁をスープにするという辺りで」
「それだっ! ほしな歌唄、お前はちゃんと分かっているようだなっ! だが奴らは違ったっ!
茹で汁を飲むなどありえないと……ふざけおってぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
「ちょ、ちょっと待ってくださいっ! カップ焼きそばの茹で汁をスープッ!? そんなの私、聞いた事ないんですけどっ!」
「……美希は食べた事あるの」
おぉ、美希ちゃんは知ってるのか。黒井社長も驚いたらしく、ほうと唸った。
「北海道でお仕事した時、スタッフさんから勧められて買ってきたの。
えっと、社長や歌唄達が言ってるのって、スープの素がついてるのだよね。
カップ焼きそばは普通に作って、スープの素は茹で汁で溶かして」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
恭文「……これか」
古鉄≪これですね。ちなみに作者、やきそば弁当はめしばな刑事タチバナのドラマで知りました≫
恭文「あれは驚きだよねぇ。まぁ作者が九州出身だったせいなんだけど」
(日本は広いです)
恭文「まぁこんな感じで進めていきますので、みなさん同人版の方よろしくお願いします」
(とりあえず、あれです。ちょっと危ないとまと……マジで考えています。
現在官能小説とエッチなビデオで勉強中。……ごめん、もうお腹いっぱい。
本日のED:クレイジー・ケン・バンド『SOUL FOOD』)
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