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ドキたま/だっしゅ同人版第七巻経過報告(サンプルその2 2013/7/20)
古鉄≪はい、というわけで同人版の経過報告です。と言っても大体の流れは、先月のあれで出してるんですが≫
恭文「……そこでひとつお詫びが」
古鉄≪なんですか、いきなり≫
恭文「実は」
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黒い斬撃を右薙に払い、すり足で右に動く。そのまま走りだし、奴と睨み合いながら壁際へ。
でも奴は地面を踏み砕きながら、僕の進行方向へ回り込む。すかさず跳躍し、刺突を飛び越えながら身体を回転。
ソードガンを逆風に振るい、着地際を狙った右薙一閃を払う。そうして着地してから奴に背を向けダッシュ。
奴はこちらへ迫りながら左手をかざし、黒い針を連射……これはスティンガーか。
それをスラロームで避け、壁際へ来たところで閃光が迫る。そのまま壁に足をかけ、駆け上がるようにしてバク転。
打ち込まれ右薙の斬撃を飛び越え、そのまま奴の背を取る。そこで黒いエネルギースフィアが背に構築される。
すかさず左に動くと、それは散弾となって発射。一部が地面に無数の穴を開ける。
≪ク、クレイモアなのっ!≫
さすがに驚いていると、今度はしゃがみながらの左足払い。左足を下げて回避すると、そのまま奴は回転。
刀を逆手に持ち替えた上で左切上。ソードガンを盾にして受け止めると、僅かに地面を滑る。
くそ……このガタイでなんて力だ。多分僕以上にある。すぐさま下がり、左ボディブローを避ける。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
恭文「このシーンですが、カットになりました」
古鉄≪……分量が超過したんですね≫
恭文「うん。なので七巻には収録されません」
(ごめんなさい)
恭文「それはそれとして、前回出してない分もちょこっとですが見せちゃいます」
古鉄≪作品登録はしているので、明日(平成二十五年七月二十一日)以降に販売開始されるかと。
登録完了しましたら、トップページでご報告します。ではまずこちら≫
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
僕達は街に出てきました。世界は慌ただしいけど、それでもみんな通常運行です。
僕はフィアッセさんとあむ、空海&ダイチ、ヴィヴィオと唯世&キセキを連れてお出かけ。
今回やってきたのは、クラナガン首都近くにある市民ホール。
白く大きな近代建築物に、あむとしゅごキャラーズ達は目をキラキラさせながら見上げる。
「うわぁ、広いね」
「……Excellent」
中に入ってもあむとフィアッセさんは、フローリングの床や高い天井を見て驚きの声をあげる。
ここはストライク・アーツの公共の練習場。市民が自由に使っていい公共施設なの。
あっちこっちで半そでな運動着姿の人達が、ミット打ちや型の練習に勤しんでいる。
ただ修行みたいな、張り詰めた空気は全くない。どちらかというと和気あいあいとしていて、その空気がまた心地いい。
「てゆうか、あっちでもこっちでもバシバシバシバシやってんな」
「ホントだね。それで……みんな楽しそう」
「てか、ちゃんとしたトレーニング機材まで置いてあるのかよ。また本格的だな」
空海が目をやるのは、ウェイトトレーニング用の機材。あとはランニングマシンなども置いてある。
ただこの手の機材は、他の事でも使えるんだよね。なので長期的に見ると得な事が多いんだよ。
「空海、楽しそうだね」
「そりゃそうだろ。いや、恭文サンキューな。マジで連れてきてくれて嬉しいわ」
「いいっていいって」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
恭文「はい、夏休みと言えばあの話です。みんなで楽しく遊んでいきましょー」
古鉄≪この話も後々の事がありますから、きっちりやっていきたかったんですよね。
そうそう、きっちりと言えば……こんな話もありましたね≫
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――私達765プロメンバーは、なんだかんだでみんなといる時間が増えつつあります。
まぁ夏休みに入ったって言うのもあるんだけど、ライブ練習も含めてややゆったり。
それで今日は雪歩、真、千早ちゃんの四人でカラオケに。場所は……パセラー♪
ここのハニトーが食べたくなって、誘っちゃいましたー。みんなで持ち歌や他の子の歌をうたい、ご飯を食べてのんびり。
でもカラオケって……感動するなぁ。自分の歌が幾つか入っているのを見ると、ね? ちなみに千早ちゃんは。
「カラオケのご飯って、こんなに美味しいのね」
「パセラはご飯も売りだからね。その分少し割高なんだけど」
「それもみんなで割り勘なら、そんなにって感じだよね」
「すごいわね……採点機能とかもあるし、カラオケって侮りがたいかも」
カラオケ初体験のため、ハニトーを食べながら感激した様子。
……じゃあそろそろと思い、真と顔を見合わせにやにや。
「春香、どうしたの」
「真ちゃんも……な、なんでだろう。妙に怖い」
「いや、せっかくだし二人に聞きたいなーと」
「プロデューサーさんへの誕生日プレゼント、用意してるんだよねー。ていうか、進展は?」
試しに揃ってマイクを向けると、二人は顔を真っ赤にする。
おぉ、雪歩はともかく、千早ちゃんのこういう反応は新鮮だ。
「し、進展って……そんなのないよ。ほら、プロデューサーはお付き合いしてる人達がいるし」
「雪歩、ぼくが思うに……『達』だから、続けるんじゃないかな。あおとかもアレだし」
「はうっ!」
「とにかくそこはノーコメントよ。そうだ、実は私……春香と真にうたってほしい歌があるの」
「私に?」
「ぼくにもってなにかな」
千早ちゃんは無駄な笑顔を浮かべながら、素早く端末を操作。
そうして流れてくる曲は……こ、これはまさかっ!
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
古鉄≪あなたもきっちりしましょうね。ほんとに≫
恭文「……はい」
(蒼い古き鉄、さすがに反省気味)
恭文「でもこれは」
古鉄≪今回、アニマス第二十六話中心の話もあったりします。こちらもお楽しみに。それで続いては≫
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
フェイトとはやて達も合流した上で、OHARUに向かう。
ただ……昨日のメンバーに加えて、もう一人待つ。
「恭文、OHARU向かわないんか?」
「その前に増援と合流。もうそろそろくるはずなんだけど」
「あお?」
「そう、とっても頼りになる増援」
「――恭文君っ!」
……きたか。駅の乗り場から、身長百九十前後の男性が近づいてくる。
それを見て、フェイトとはやて――魔導師組のみんながハッと息を飲む。
「え、槙原さんっ?!」
「増援ってこの人かいっ!」
「耕介さん、突然すみませんっ!」
「いや、大丈夫だっ! というかありがとうっ! こんな面白そうな事に誘ってくれてっ!」
「そう言ってくれると助かりますっ!」
耕介さんと握手し、感謝の気持ちをしっかり伝える。それから置いてけぼりなあむ達へ向かい、紹介。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
恭文「はい、例の書き下ろしも、こんな感じで続きます。そしてついに決着編」
古鉄≪果たして今回も軍師は軍死するか……楽しみですねぇ≫
(そんなわけでドキたま/だっしゅ第七巻、よろしくお願いします。
……そうそう。八月にバンダイチャンネルで、ゲキレンジャーやギンガマンが見放題になりましたー。
本日のED:765ALLSTARS『my song』)
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