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作者でも分かるとまと同人誌情報コーナー
豪快な奴ら第8巻経過報告:02(サンプルあり)(2018/12/23)
[TOMATO] とある魔導師と古き鉄と豪快な奴ら 第8巻『世界を壊す覚悟』



恭文「というわけで、本編のサンプル続きです。
とりあえずネタバレは避ける形で……」

古鉄≪大きな物にはなりますけどね。
そう……あなたがレティさんとリンディさんにフラグを立てるのとか≫

恭文「そんなシーンはなかったよね!」

古鉄≪何度も言っているじゃないですか。そうすれば安泰だと≫

恭文「おのれの願望だよね!
はいはい、そんなシーンはないから……さくっといくよー!」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


簡単に言えば、その歴史そのものが大きく変わるってことだ。

そうなったら時の運行的には……やっぱり見過ごせないわけで。


……特に電王絡みに影響があるのはな。


「で、問題は……その一角≪電王≫の歴史も変わる可能性」

「そうなったら蒼凪さんの世界でイマジンが出た件とか、スーパー大ショッカーの件とか……ペインメーカー一味の件も変更点多数……!」

「なのでターミナルとしても宇宙最大のお宝については、本格的に調べたいってのが本音でな……。
ただ今の状況だと良太郎やモモタロス達は動かしにくいから……ダブトのやすっちとかに頼みたかったんだよぉ」

「…………なんかごめんー!」

「いや、俺達も事態の察知が遅れた……」


やすっち達が悪いわけじゃあない。

……俺達の認識が甘かったんだ。特にアカレッドの動きが……!


「特にアカレッドが怪しすぎる。
今の状況だと宇宙海賊達も、お宝の”鍵”同然だぞ……!」


……結果的にかもしれないが、こっちの動きを封殺しにかかっているしな。

もう疑うなってのが無理な状況だ。


◆◆◆◆◆


「アイム!」

「悪いな……その連携は予習済みだ」

≪さっきもやりましたしね。仕方ありませんよ。
……しかし、カチドキですか≫

「だよねぇ……」


さすがにあり得なくて、つい笑っちゃう。

だから……すっと立ち上がって、シンケンアイゼンのキーを取り出す。


「そういうのなら、こっちにもありますよ?」


……一筆奏上……と行きたいけど!


「Gravity!」


重力の魔法を発動――これも地球の記憶として、そこらかしこにあるものだ。

こちらのゴーカイチェンジを止めようとした奴は、突如襲いかかった重力に苛まれ、身を震わせる。

その隙に、デバイレーツにシンケンアイゼンのキーをセット。


「一筆奏上!」

≪シィィィィィィンケン! アイゼェェェェェェェェェェン!≫


シンケンアイゼンになりながら、左手でショドウフォンを取り出し、素早く文字を虚空に書く。

もうGravityの効果は切れる。

奴の行動パターンを考えれば、次は……これが効果的と見た!


――反――

「させるか……」


展開された反の文字。

それが、奴んの改めて放たれた射撃を……単発砲弾を受け止め、跳ね返す。


◆◆◆◆◆


奴は刃の切っ先をこちらに向ける。

それだけで周囲に次々と……いろんな武器が展開していく。


とげとげの二刀。

赤で彩られた弓。

メロン柄の盾。

イチゴ色の短剣。

ドングリっぽいハンマー。


これはもしや、もしかしなくても……いわゆるフルバーストか!


「だったらこっちも!」


左手を振りかぶり、コンテナから次々と武装展開――。

奴と同じタイミングで射出され、お互いの武装が正面衝突し、火花を散らし……強大な衝撃の爆発を連鎖させる。

その衝撃に耐えながらも、左手をもう一度振りかぶり。


「ウォーターアロー!」


ウォーターアローを取り出し、弦を弾きながら真上にスナイプ。

お互いのフルバーストが拮抗する中、水の矢や放物線を描いて分裂。

奴の頭上を狙うも、奴は左に回転し、マントを翻しながら回避した。


更にあの赤い弓を取り出し、こちらに一射。

左に転がり応戦し……フルバーストが弾け飛び、お互いの武装が散弾として次々周囲に衝突する中をかいくぐり、一気に肉薄。


ウォーターアローの弓部分で逆袈裟一閃。

奴の弓も刃になっているらしく、そのまま火花を散らし、衝撃とともに交差。

振り返り至近距離での一射を、地面に倒れ込みながら回避し、お返しに胴体部へ一撃放つ。


奴の胸元にそれが命中した瞬間、起き上がって弓の下部分で左薙一閃。

払うように突き出される弓を伏せて避け、ウォーターアローを奴の肘にかけながら一本背負い。

関節を極めた上で地面に叩きつけるも、奴は構わずに反撃……その前に右足で蹴り上げ!


奴の身体が大きく吹き飛ぶ中、それでも怯まずこちらに矢を連射。

ウォーターアローで全てたたき落とし、こちらもお返しに矢を乱れ撃ち。

……すると奴は、メロン柄のシールドを取り出し防御。


かと思うと転がりながら膝立ちになり、もう片方の手でブドウ柄の銃を取り出した。

……反射的に後ろに飛び、連射される弾丸を掠めながらもアローを放ち続ける。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


恭文「というわけで、書き下ろしバトルでほぼほぼ一話とか二話とか使い切った……疲れたー」


(これが一番時間がかかった……)


古鉄≪なお、相手などについては軽くぼかす感じに……じゃないとネタバレですしね≫

恭文「それでこの人とマーベラスさん達も頑張ります」


◆◆◆◆◆◆


アイツのエンジンかかったのは、こっちにとっても都合がよかった。

なにせ例の宇宙海賊がどんなものか……全員揃って確かめたかったからな。


「どうした……こんなものか」

「何……!」


赤いのを軽く弾き、すぐさま大きく跳躍。

こっちに踏み込もうとしていた二人をやり過ごしつつ、俺は三人に増えて奴らに反転。


「分身だと……」

「構うか! 纏めてやっちまえ!」


分身達を突撃させて、青と黄色に組み付かせる。

それで赤が脇を抜けて迫ってきたところで……次の能力を発動。

「こんなこともできるぞ」


青達と斬り合っていた分身が……足止めしていた分身が消失。

というか、俺もこの場から透明となって消え去る。

赤の斬撃は俺の残像を掠めるだけで、実体を捉えることはできなかった。


……そのまますっと駆けだし、奴らの背後を取った上で……姿を現し、銃を構える。


「今度は消えましたぁ!」

「どこですか!」

「ここだ」


そのままトリガーを引くと、俺の手元と銃に合計五つのシルエットが展開。

それがガトリングの如く銃弾を次々放ち、色とりどりの海賊達に襲いかかる。


『あああああああ!』


◆◆◆◆◆



「ゴーカイチェンジ!」

「――着装!」


みんなのキー装填・アンロックに合わせ、変身開始。


≪ゴォゴォォォォォォォ! ファァァァァァァァァァァイブ!≫


腕を引き戻し、パッションブレスのエンブレムパーツを九十度上に展開。

設置されている四つのボタン。その左上をプッシュすると、軽快なSEが響き渡る。


生まれた光を両手で束ね、それを肩から羽織るようにアクション。

その瞬間、マーベラス達ともども足下からスーツが装着されていく。


両手両足は白のブーツとグローブ。

胴体部はそれぞれのメインカラーと白で彩られた、アンビュランスマーク。

頭部はゴーグル部分がエンブレムのように大きく、僕の口元には複合マスクが装備。


なお、僕はオレンジのスーツだった。これで変身完了……かと思ったら、僕だけは変身モーション継続。

スーツの上から両肩・胸部・両肘・両膝にワイヤーフレームの光が走る。

白いアーマーがそこに装備され、スーツ表面に光が走る。その眩さにより、バスコたちも一瞬目を細めた。


≪……アンチハザードスーツType=Pからデータリンク申請。
申請を受諾し、スーツの全データを確認……ゴーグルモニターに表示します≫


アルトのサポートにより、ゴーグル越しに情報が次々と表示される。


使用できる武器や、その性能……特に大事なのは、アンチハザードスーツが持つ機能だ。

元々アンチハザードスーツは誰でも使えるものではなく、マツリさん達五人の得意技能に合わせたカスタムメイド。


ピンクであるマツリさんであれば、手を握るだけで瞬時に体調診察ができる装備が施されている。

更に応急処置の方法がゴーグルモニターに表示されるよう設計もされている。


では、この新型はどんな機能があるか――。


◆◆◆◆◆


『メ、メラメラ……メラァァァァァァ!』

「うっし……とどめだ!」

「ヤスフミ、合わせて!」


――というところで、走る影が二つ。

それはから逃げようとするメランの足を引っかけ、前のめりに倒してしまう。


『メラ!?』

「おい、今のはなんだ……」

「……待って。光学センサーで捉えて……見えたよ!」


それはえっと……あたし達も乗り込むメカサイズなんだけど、黄色いSUVと緑のミニバンで……って、車ぁ!?


『ああああ! あれは、グリーンビークルとイエロービークルじゃないですかぁ!』

「ビークル……鎧さん」

『カーレンジャーが使っていた巨大メカです!』

「ということは、まさか……!」

「てめぇか、ヤスフミ!」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


恭文「えー、というわけで新しいゴーゴーファイブです。
こちらは読者アイディアからとなっております。アイディア、ありがとうございました」


(ありがとうございました)


フェイト「……これのために、ゴーゴーファイブもある程度見直してたんだよね」

恭文「だから時間がかかった……!
でも休んでいる暇はない! クリスマスが待っているのだから!」

フェイト「うん、そうだよ。今年もジャックフロストが頑張ってくれたし……素敵なクリスマスにしようね」

恭文「それはいいけど、どうしてモジモジしているの?」

フェイト「だってクリスマスだもの。うん、いっぱいラブラブするんだから」

恭文「そっか……うん、そうだね」


(というわけで、とまと同人版の方何卒よろしくお願いします。
本日のED:KNOCK OUT MONKEY『Do it』)




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