[携帯モード] [URL送信]

作者でも分かるとまと同人誌情報コーナー
幕間リローデッド第20巻経過報告:03(サンプルあり)(2018/8/29)
[TOMATO] とまと幕間リローデッド 第20巻『連鎖するGuilty!』



恭文「というわけで、明日(2018/08/30)幕間リローデッド第20巻は販売開始。みなさん、何卒よろしくお願いします」


(よろしくお願いします……なんですけど……!)


恭文「今日アップした感想の方でお話しましたけど、完成した同人版のデータがまだ確認中……。
そのため今購入されても、商品が買えない現象が発生します」

古鉄≪なので商品購入は、明日のお昼頃まで待っていただけると……登録完了次第、HPにてご報告いたします≫


(ご迷惑おかけして、申し訳ありませんでした)


恭文「やっぱコミケの前後はこういうことがある……なのでまぁ、経過報告ものんびりした感じで」

古鉄≪今回は本編をご覧頂きたいと思います。どうぞー≫


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


車両の一部に変化が発生。荷物が粒子状に分解されたと思うと、それらが兵器に変化。

ガトリング、ミサイル……戦艦に積まれているような手法に、アンカーの姿も見える。


それらの砲門は、尽くがこちらを向いていて……更に一部は、追跡中のパトカーに向けられた。


『粒子変換……? 隊長!』

「各機散開!」


シミュレーション通りに編隊は分散。我々に向かって放たれた弾幕を回避しつつ、二機は警察車両の前へ。

同じように弾幕に晒された車両の前に出て、オートバリアよるガード。ヘックス型のエネルギーシールドで、弾丸を尽く受け止める。

その跳弾が周囲の道路やオフィスビルに次々まき散らされ、外壁は窓……その中に映る内装を砕くが、構っていられない。


私が先導するフォワード部隊は車両へと突撃。放たれたミサイルを超振動ブレード≪守覚≫にて切り裂き、爆炎を置き去りにして車両に肉薄。

こちらにも牽制のガトリングがまき散らされるが、それも絶対防御により大したダメージはなく、回避するだけで問題ない。


ソニックブームをまき散らし、その衝撃で周囲の建物に亀裂を走らせながらも、三方向から挟み込む。

射撃武器でもあれば問題ないが、ISは開発中の兵器……まだ頼れる武器は刀一本と来ている。

しかしそれでも、これは世界最高レベルの兵器だ。白騎士事件のような自体も単独で解決可能。


◆◆◆◆◆


バイクの上手くバランスを立て直しながら、なんとか安全に止まる。安堵で息を吐いていると、首筋に黒い戦斧が突きつけられた。


「……時空管理局の者です。そのまま動かないでください」


それを持っているのは、金髪ツインテールに、白いマント姿の子だった。


『キリエ!』

「……ビンゴよ」

「お友達ともども何か事情がおありだと思いますが、詳しくは局の方で」

「…………フェイト・テスタロッサちゃんと、高町なのはちゃん」


名前を出すと、金髪の子……フェイトちゃんが眉をぴくりと動かす。


「やっぱり、私達のことを」

「知っているわ。いろいろと」


わたしの操作で、停止した車両の一部を変形――三連装ガトリング、掃射。

フェイトちゃんの背後から放たれた弾丸は、そのまま地面を一直線に切り裂きながらなのはちゃんの方に。


「「な!」」


その衝撃と弾音に二人が驚いている間に、バイクから垂直跳びで退避! 咄嗟に戦斧が振り下ろされるけど、それじゃあ遅い。

刃をすれすれで交わし、両足からブースターを走らせて、そのまま街灯の上に着地する。


「……残念」


軽く背中を振り返ると、いい感じで服が切れていた。肌は傷ついてないけど、可愛いブラが丸見え。男の子だったセクハラよねー。


「この服、気に入ってたんだけど」


ヘルメットを左手でさっと外し、左手で≪ヴァリアントユニット≫を取り出し、きゅっと握ってスイッチオン。


「フォーミュラスーツ――セット!」


◆◆◆◆◆



頭がフラつく……重い。

何とか空中で停止して、構えても剣先がぶれる。


でも、諦めない……ここで止まったら、パパが……!

必死に、全力でザッパーを振る。馬鹿な姉なら、怪我をさせるくらいはなんてことないから……!


「永遠結晶を持って帰らなきゃ、パパが死んじゃうの!」


右薙に切り抜けてから、すぐに反転して袈裟・逆袈裟と連撃。でもアミタは平然と受け止め、流す。


「みんなを助けられないの!」

「そのために、罪もない人達を」

「だから迷惑をかけないようにって頑張ってる!」


キリエは刃を受け止めたかと思うと、容赦なく私の腹に蹴り。


「……どこがですか!」


その上でザッパーの刃を返し、峰で容赦なく鼻先を殴り飛ばす。鼻から血が出たところで、今度はハンドガードで右フック。


「壊れた建物があって、傷ついた人がいて、挙げ句あなたは……人を殺しても、裁かれることもなく帰ろうとしている!」


更に袈裟・右薙と斬りつけられるので、ザッパーでガード。でも鼻血で呼吸が上手くできず、どんどん胸が苦しくなる……!


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


恭文「はい、劇場版前半の山場……フェイトとなのは、そしてキリエの戦闘です」

古鉄≪なお劇場版のキリエさんは、今まで本編で出てきたときと違った色づけになっています。
というか、劇場版第一作のフェイトさんや、二作目のヴォルケンリッターのような感じに≫


(アミタも熱血とか言わないしね)


恭文「しかもA's・Remixだと、あれなんだよね……ちょうど一九九九年七月の話だから、ノストラダムスの予言と被って」

古鉄≪更に言えば、太一さん達が最初の冒険に出る一月前です。世界は大荒れだったわけですね≫


(あれ、そう言えばその辺りの時期、八神の恭文は……いえ、なんでもありません)


恭文「夏は鬼門の話はするな……!?」

古鉄≪ルルハワで散々だったから、警戒していますねぇ。……まぁこの人はさて置き、次にいきましょう≫


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


≪The song today is ”RUNNING SHOT(SHOTGUN MIX) ”≫


走れ走れ走れ走れ……! 魔術回路を全開で稼働させろ! つま先で地面を掴んで、蹴って、身体を押し出し続けろ!


≪一般道へ逃げますよ≫

「分かってる!」


こちらもハイウェイの壁に乗り上げ。


「高!」


跳躍――そのまま数十メートル下の一般道に着地。

コンクリを砕きながらも地面を転がり、素早く起き上がって更に走り出す。

避難の関係で、車はいない。そのため最高速度でハイウェイの下を突き抜け、避難区域の外……皇居方面を目指していた。


ネオンが輝く街を、車にも負けない速度で走り続ける。人目を引くのも構わず必死に……ただ前を見て。

このまま行けば有楽町……そのまま道なりに行けば、皇居外周を抜けて新宿だ。さすがに新宿みたいな場所で、派手にドンパチされると困る。


……でも、このルートは僕達には救いでもあって。


◆◆◆◆◆


「はぁ!?」


慌てて人目を気にしつつ、適当な隅に入ってしゃがみ込む。


「いや、あの……なのはさん、正気ですかぁ!?」

『正気も正気』

『僕も正気。マリエルさんのことだから、もういろいろ解析しているでしょ。そこでぱぱーっと』

「いや、無理だよ! そもそも素材とか、メカニズムは!」

『『緊急事態ってことで、どうか!』』

「ハモらないでくれますかぁ!?」


あああああ! 駄目だ! この二人、無茶をするというベクトルでは全く同じだ! 組ませると手に負えない!

なぎ君がふだんなのはさんに冷たいのは、むしろ安全弁だったのかも! 今更ながら痛感してるよ!


『もちろんお礼はする! そうだ……シャーリーが好きなアニメ、映画化するよね! ノンカフェッリングの岬! チケットあげるから!』

「安すぎませんかぁ!?」

『双馬は駄目だねぇ……そういうのじゃないんだよ。シャーリーが求めているのは』

『え、何!? でもシャーリーと言えば、はやてちゃんと同じくらい漫画・アニメオタクで、管理局に入ったのもロボットを作りたいからっていう理由で』


冗談で言ったことを本気にされているぅ!? あ、ヤバい……訂正するのも怖い! なのはさんの純粋な気持ちを傷付けそうで!


『おのれ、エヴァの同人誌が欲しかったよね。R18の……アスカ×レイ』


そこでびくりと震えてしまう、私の本性……というか、なぎ君がなぜそのことを!?

……はやてさん!? はやてさんかな! でもさすがに引かれると思って、話してなかったけど!


◆◆◆◆◆


「……らーららららららー♪ らららららららー♪」


するとナギが、なぜか写真を持った上で隅っこから出てきた。しかもB'zの『ねがい』をうたいながら。

アタシ達のこともガン無視でその写真を、柱の一枚に貼り付ける。


「ららららららー♪ らーららららー♪」


そう……キリエ某の写真を。その上でアイツは、懐から小刀を取り出し、投てき。

出てきた方とは反対側の端っこで、一本……また一本と、薄暗い中陰湿かつ冷酷に、小刀で女の顔や身体を引き裂くように、投げつけ……!


「………………アリサちゃん」

「何よ」

「何も見なかった方向で、どうか……!」

「それは無理よ……!」


ヤバい、ヤバいヤバい……ナギがヤバい! これはあれよ、リンディさん辺りに甘えさせて、落ち着かせないと怖い!

間違いなく、どんな手段を用いてでも叩き伏せる覚悟よ! だって目が笑ってないもの!


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


恭文「そう、また走ります……心臓破りの坂を越え、足がへし折れそうな高いところから飛び降り」

古鉄≪なお、A's・RemixやOOO・Remixの世界に、鷹山さん達はいないそうです≫


(『え……! じゃああの、デジモンとかと会えないの?』
『俺はほら……G3-X? ああいうのが気になってたんだけど』)


恭文「……駄目です」

古鉄≪ところであなた、もうすぐダブルオースカイが発売開始ですけど≫

恭文「なんだよねー! 初登場から長かった……!」

古鉄≪その後も……というか、十月を越えてからもいろいろ新商品が出ますし、今後も楽しみですね≫


(そう、楽しみだ……なぜなら……!)


恭文「オーガの新機体がようやく出たしね……! ガンダムGP-羅刹」

古鉄≪ただHGUCだとGP02も十二年前のキットですしね。リメイク前提で新規造形になるか。
それともそちらのキットに新規パーツを追加するか……注目したいと思います≫


(というわけで、とまと同人版の方、何卒よろしくお願いします。
本日のED:ats-,清水武仁&渡辺徹Feat.貴水博之&AXL21『Burning My Soul』)




[*前へ][次へ#]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!