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作者でも分かるとまと同人誌情報コーナー
鮮烈な日常Fourth Season第5巻 経過報告:01(サンプルあり)(2018/8/22)
[TOMATO] とある魔導師と彼女の鮮烈な日常 Fourth Season05『約束』



古鉄≪というわけで、鮮烈な日常Fourth Season第五巻の完成報告です。登録は既に済ませたので、明後日(2018/08/24)に販売開始です。みなさん、何卒よろしくお願いします≫


(よろしくお願いします)


古鉄≪今回は最終決戦。HP版から変更点も多数あるため、いろいろ書き下ろしている部分があります≫

恭文「おかげで大分時間がかかったけどね……! 同人版の感想お返事も滞ったし」


(今日はまだ予定があるので、また明日以降お返事したいと思います)


恭文「というわけで、本日のサンプルは……やっぱり本編から。
今回は本編七話。
Tips五話。
特別書き下ろし一話。
という編成になっております」

古鉄≪そんな本編はどんな具合か……どうぞー≫


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



「いやー、五十を超えての手習い何とやらだけど」


……デカいジ・Oってのを蹴り飛ばそうとすると、フロントスカートが開いて……その下から小さな腕が出てくる。


「おっと!」


右切上に振るわれる腕……その腕が持っていたビームサーベルの閃光(せんこう)をすれすれで回避し、至近距離からフルメタルジャケットを連射。


「結構何とかなるもんだ」

『あぁ。じゃあそろそろ蒼凪と……一緒に遊んでいるらしい若人達に教えてやろうか』

「まだまだ俺達の時代ってね」

『さらばにはまだ遠いぜ……ベイビー』


胸元や腹に弾丸を食らったジ・Oが爆散するので、弾を入れ替えていると……後ろからビービーとアラームが響く。

タカのジムと顔を見合わせて、すぐに散開。近くの隕石(いんせき)に隠れると、白銀の閃光(せんこう)が俺達の間を突き抜け、隠れた俺達に振り返る。

慌てて別の隕石(いんせき)に隠れるように飛びのくと、急停止した……クロスボーンってのが、デカい槍からマシンガンを乱射。


その射撃もやたらと的確で、俺達がそれまでいた場所を最小限の弾丸で的確に撃ち抜く。


「やろ、やってくれるな!」

『どこの若人だ!』


◆◆◆◆◆


夜には…………キララさんと、私達CPのライブです。

まさかこんな形で、恭文さんの結晶を前にライブができるなんて……うぅ、正直ドキドキです。


「よし……杏も問題ないし、全員の体調管理もばっちり! 更に突然の天候変化もなし! 天気予報では明日も明後日も快晴だ!」

『はい!』

「でも油断せず、落ち着いて……楽しみつつ頑張っていこうねー」

「ライブは夕方からと言っても、快晴な分温度も高いからな。熱中症は気をつけていくぞ」

『はい!』

「…………あー、気合いが入ってるわねー」


すると、CPの控え室にキララさんが入ってきて。慌てて全員で振り返りお辞儀。


『えっと、本番前ということで挨拶に来ました。今日はよろしくお願いします』

『はい! よろしくお願いします!』


キララさんもお辞儀した上で、改めて私達をマジマジと見つめる。


「あの、何か……」

「いやね、なんか感慨深いなーって。立てこもりで甘ったれていたときとは大違いの顔だし」

「え……! あ、あの……それって」

「私もちょうど346プロに用事があって、事務所のマネージャーと一緒にいたのよ……あの現場に」


そうだったんですか……! だからその辺りで問題を起こしたみくちゃんや智絵里ちゃん達は、恐縮しきりという様子で。


◆◆◆◆◆


≪BATTLE START≫

「蒼凪恭文」

「朝比奈りん!」

「レオパルド・フェイタリーSD≪スーパーデンジャラス≫、目標を駆逐する!」


アームレイカーを捻り、カタパルトのフットペダルから離脱。そのまま後退し、背部のパネルを足場に……跳躍!

その勢いのまま最大加速し、カタパルトという決して短くない中で加速し、蒼を纏う。


そうしてフィールドへと突撃――すると、真上から殺気。更に強烈な違和感がフィールドに走る。

そんな中ですぐさまに身を翻して回避行動……いや、間に合わない!

仕方なく左腕で左跳び蹴りをガードした上で、身を翻しながら月面に着地。


地面を蹴り飛ばしながら下がり、大地を切り裂く巨大な斬撃波は回避する。その剣閃が爆発の帯を呼び起こす中、奴の機体を見上げた。


『その程度か……それでは、この≪ダークマター≫の敵ではない』

「ちょ、何これ!」

「予想通りってことだよ」


笑いながら後退・スラローム。GNソードのビームガン……いや、剣部分はないな。

腰の二刀、その一振りに換装されている? とにかくビームガンからの連射を避けながら、まずは機体観察。

りんも素早くコンソールを叩(たた)き、サーチを走らせていた。でも、結果は相当にぶっ飛んでいるらしい。


僕達の脇すれすれが撃ち抜かれ、ビームガンとは思えないほどの爆発が巻き起こる中、冷や汗が出まくりだもの。


「くぅ……! 性能じゃあ完全に上を行かれてる! カテドラルレベル!?」

「性能お化けはスタビルだけにしてほしかったんだけどなぁ」

「だがよ、今の……さすがにおかしくねぇか!? トランザムでもしたのかよ!」

「いや、多分出撃位置が調整されている」

「ッ……!」

「そこまで、しますか……」


シオンは怒りの形相で髪をかき上げ、天上人の如(ごと)きダークマターを見上げる。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


恭文「はい。HP版からあっちこっち追加シーンを多数用意しています。主にダイジェスト的だった部分を中心に」

古鉄≪あなたもアイムさんとあんなことやこんなことを楽しんで……鬼畜な≫

恭文「そんなシーンはなかったよね!」


(頑張ったけどない)


恭文「じゃあどんなシーンを追加したか、見てみようか!」

古鉄≪そうしてアイムさんを恥辱に染めて……本当に鬼畜≫

恭文「だから違う!」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


「うっしゃ……! 行くぞ、お前ら!」

「はい!」

「あんまり派手なのは駄目だよー!? というか、ジョーとマーベラスはやること分かってるよね!」

「もちろんだ。避難が落ち着いたら、俺達は地下に潜る」

「お願い!」


――そう言いながら、わたくし達は混乱する会場へ突入……!


既に有志の方々による避難誘導は始まっていて、悲鳴を響かせながらたくさんの人達がロビーへと押し寄せる。

しかし、そんな行く手を阻むように粒子結晶体が展開。


慌てて右腰のホルスターから銃型のアイテムを取り出す。


「ファイブレイザー!」


取り外し型グリップ≪レイザーグリップを上に九十度回転。

いわゆる警棒≪スティックモード≫にしてから、皆さんを取り囲む結晶のツタに打ち込む。


右薙、左薙とツタを払い、道を開いた上で戸惑うお母さん達をカバー。


「さぁ、こちらです! 早く!」

「あ……は、はい!」

「みなさんも、そのまま走ってください!」


すぐにレイザーグリップを元の状態に戻し、ガンモードとした上で二時方向・上四十五度に連射。

そこから走る結晶のツタを粉々に打ち砕きながら、退路を確保していく。


◆◆◆◆◆


「ブイランサー!」


ゴーグリーン……だっけ。緑の人に変身しているドッゴイヤーさんは、バックルから長刀状の武器を取り出し、避難している人達に迫るツタを切り払う。

右薙・左薙・袈裟――刃が閃光となって空間を突き抜けるたび、悪意に満ちた結晶はその原子から粉砕される。


「唯世君!」

「はい! みなさん、こっちに!」

「……おい、唯世……あれを見ろ!」


みんなを避難させようとしたら、キセキが天井を指差す。すると高いドーム状の天井が……柱が結晶体に締め上げられ、ひび割れ……崩落。

僕とキセキ、避難する人達目がけて落下してくる。


「――あぁあ!」

「ホーリークラウン!」


慌ててキャラチェンジして、ロッドを突き上げながら障壁発生。金色のドームは金属のフレームや破片を尽く受け止め、脇へと跳ね返していく。

それに観客のみなさんがギョッとするけど……大丈夫!


「……さすがはヒーローだ! こんなことまでできるなんて!」

「うぇぇぇい!?」


慌ててドッゴイヤーさんに話を振ると、ビクッとしながらも……ブイランサー片手に胸を張る。


「ど、どんなもんだーい!」

『おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!』


◆◆◆◆◆



「びぇぇぇぇぇぇぇぇぇ! ママ、どこぉ! どこなのぉ!」

「いや、だから……貴様の母親の特徴は」

「左聞きぃ!」


迷子の男の子相手に、四苦八苦しているのが現状だった……!


「…………もっと、具体的に……名前とか!」

「おっぱいがお姉ちゃんみたいに大きいー!」

「名前と言っただろうがぁ!」

「大人なのに、ピーマンが食べられないー!」

「答える気がないのか、貴様ぁ!」

「ディアーチェ、駄目ですよ! 混乱しているんですから!」


ユーリに慌てて押さえられるも、振り上げた拳を下ろせない……! というか、男というものは誰も彼も胸か!

あの小僧も我の胸を………………その………………うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!


「……全く、何をしているんですか」


すると手の空いたらしいフィオレ・フォルヴェッジが、呆れ気味に近づいてくる。


「あ、フィオレさん!」

「こういうのはコツがあるんです。……さて」

「びぇぇぇぇぇぇぇ!」


彼女はすっとしゃがみ込み、坊主の両肩を掴んで強引に振り向かせ。


「――――――――あなたのお名前は?」


満面の笑みで……なぜか殺気を滲ませながら問いかけてきた。しかも有無を言わさぬほどに圧が強い……!


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


古鉄≪あ、ごめんなさい。ディアーチェさんでしたね≫

恭文「違う!」


(違います)


恭文「というか、ディアーチェとはそういうのじゃないし……あくまでも顔見知りというだけで」

古鉄≪……そうやってみんなの期待を裏切っていくんですね≫

恭文「人聞きの悪いことを言うなぁ!」

ジガン≪なお、今回出てくる機体や一部シーンは読者様の拍手アイディアが元になっているの。
みなさん、アイディアと応援、ありがとうなのー≫


(というわけで、とまと同人版の方、何卒よろしくお願いします。。
本日のED:BACK-ON『Mirrors』)





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