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作者でも分かるとまと同人誌情報コーナー
とまと幕間第2巻同人版、もうすぐ発売ですっ! サンプルもありますっ!(11/10/30現在)



恭文「はい、タイトル通りです。とまと同人版幕間の第二巻が発売開始します」

古鉄≪今回のお話はHPだと幕間のきゅうからじゅういちからの流れになります。あのお話ですね。
大幅な嘘大げさ紛らわしいを詰め込んだ同人版になります≫

恭文「そこ加筆修正って言ってっ!? なに悪い事みたいに言ってるのさっ!
話数はHP版の三話から五話に増加して、あの話がRemixされます」

古鉄≪そしてキャスターが暴走しています≫

恭文「出てないよっ!? ……それで書き下ろしが三話。ただこっちは電王クロス終了後の話ばっかなので、気をつけてくださいね」

古鉄≪ネタが思いつかなくてそっち方向に走ったんですよ。
話に主に出てくるヒロインは、やっぱりフィアッセさんなんですよね≫

恭文「そうだね。もちろんフェイトも出てるけど。それでフェイトは可愛いのー♪」

古鉄≪あなた、溺愛し過ぎでしょ。あれですか、アホな子ほど可愛いってやつですか≫



(アホじゃないよっ!)



古鉄≪というわけで、そんな同人版のサンプルをちょっとだけお見せしたいと思います≫

恭文「まぁ作者がサンプルデータ作って画像にするのが面倒だから、こっちでやってくだけだけど」

古鉄≪ぶっちゃけますね。というわけで、まずはこのシーンから≫





◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆




それはある日、唐突に襲ってきた事。まぁまぁそういう流れになりそうな時もかなりあったけど、なんとか踏みとどまった。

でもその日、僕達はもしかしたら少しおかしかったんだと思う。なんかもう、現状がありえないくらいにバカだったしさ。

だから僕は中央本部が襲撃されたその日、はやての誘いに乗る形ではやてとその……エッチしてしまった。



こういうのはダメだって思ってたのに、今隣で荒く息を吐きながら僕に身体を寄せるはやての頭を撫で続ける。



はやては当然初めてで、そういうのもあってかなり責任というのを感じていたりもする。





「アンタ、初めてやなかったんやな」

「どうしてそう思うの?」

「慣れてるもん。前にした事、あるやろ」

「……うん」



なんかもう隠し切れない感じなので、正直に頷いた。思えばあれも……アバンチュールだったけど、同じような感じだったなぁ。



「誰とこないな事したかぜひ聞きたいなぁ。もちろんフェイトちゃんやないんやろうけど」

「それは内緒。相手の子に迷惑かけたくないし。まぁあれだよ、一夏の恋ってやつ?」

「そっかぁ。ならな、うちもそれでえぇで」



はやては喉を鳴らしながらそう言って、僕に頬をすりつける。その表情が……どこか寂しげだった。



「うちらはちょおめんどくさい現状が辛くて……お互いに身体使って甘え合っただけ。
アンタもうちの瑞々しい身体で楽しんだし、うちもアンタで初体験済ませて楽しんだ。うん、それだけで」

「出来るわけないでしょ」



僕はそんなはやての言葉を止めるように口づけを交わし、一気に体勢移行。またはやてを押し倒した。

それからゆっくりと唇を離す。でも距離は決して離さず、鼻先で囁くように言葉を続ける。



「ちゃんと責任取るよ。僕だって、軽い気持ちでこういう事したわけじゃないんだから」





◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



古鉄≪というわけで、早速書き下ろしにはやてさんとのIFが≫

恭文「ちょっと待てやボケがっ!」

古鉄≪なにか問題でも≫

恭文「大有りでしょうがっ! てゆうかこれ、途中まで書いたけど結局ボツネタにしたのじゃないのさっ! 同人版にこんな話乗ってないしっ!」

古鉄≪あなた、分かってませんね。信じれば奇跡は起きるんですよ?≫

恭文「起きないからっ! もう既にデータアップしてるのにどうしろとっ!?
……とにかく、これ違うから。これ同人版に出てないシーンだから」

古鉄≪全く、理不尽な人ですね≫

恭文「どっち理不尽っ!? そこで僕そういう風に責められる要素ないでしょうがっ!」

古鉄≪というわけで、今度こそ収録されている話のサンプルです≫





◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆




ただそれでも、結界の中で『アタシが勝ったらもう時代遅れな治療はやめろ』とか言ってきた駄犬の拳を避けてるとその意味も分かる。



僕は魔法関係一切使ってないのに、アルフさんはフルパワーで突撃してくる。そんな突撃を右へ左へスウェーしつつ回避。





「この……ちょこまかとっ!」





そう言いながらアルフさんは左手をかざしてくるので、右に走ってその手の先から逃げる。

次の瞬間、その手の上に生まれた魔法陣からチェーンバインドが放たれた。でもバインドは僕の横を通り過ぎるだけ。

その間に魔法なしで一気に加速。5メートルほど先のアルフさんの横に回り込み……バク転して下がる。



打ち込まれた足払いをそれで避け、また突撃しながら打ち込まれてくる右拳を左に動いてかわす。

アルフさんは僕と交差した瞬間に足を止め、こちらへ振り返りながら左フックを頭部目がけて打ち込んで来た。

それを後ろに避け、追撃で来た右フックもアルフさんのサイドを取りつつ回避。



僕の動きに余りにも遅く反応したその拳は、跳ね返るようにして裏拳へと変化してこちらへ打ち込まれる。

それは身を伏せ、続けて後ろに跳んで避ける。アルフさんの拳は、僕に触れる事すら出来ない。

アルフさんは苛立ち気味に僕を睨みつけ歯ぎしりをし、銀色のガントレットに包まれた両の拳を強く握り締める。





「この……逃げるなっ! 正々堂々勝負しろっ!」

「勝負?」



僕はその言葉がおかしくて、つい鼻で笑ってしまう。



「バカじゃないのかな。僕が本気出したらお前が勝てるわけないだろ」



あれ、最近のアニメでこういうセリフ言ってたのが居たような。よし、ちょっと自重しておこうっと。

でも挑発としては充分で、すっごい怒った顔しちゃってる。……やっぱ時たま使おうかな。



「うるさいっ! アタシ直々にお前が間違ってるって教えてやってんだからそれでいいんだっ!
どうしてアタシ達に逆らうんだっ! フェイトやお母さんが傷つくじゃないかっ!」

「だからアンタは雑魚なんだよ」





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恭文「あぁ、同人版だとリンディさんに引っ張られてバカになってるアルフさんがまたバカを晒してる」

古鉄≪いつもの事だからここはいいですね。次いきましょ次≫





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「彼女やクロノの方が問題と」

「クロノ君はまだえぇんですよ。ちょお失言する事もありますけど、ちゃんと自分は省みれますから。
それで自分やったらって考えてもいる。あ、それで実はクロノ君とも通信とかでちょくちょく話しとるんです」



グレアムさんは予想外だったのか、少し驚いたような顔をした。



「でもここもちょおおかしくて……うちは恭文辺りとやればえぇやろって言うたら、渋い顔するんですよ。
しかも続けて『それをやると恭文に迷惑をかけかねない』とか言うてきて」

「確かにそれはおかしいな。この手の問題は他者との意見交換も答えを出す上での糧になるはずだが」

「ですよねぇ。なので問題はやっぱり、リンディさんとアルフさんの方ですよ」



やっぱりあの二人――うちは少し迷ったけど、この事グレアムおじさんに話す事にした。



「まずクロノ君がディスカッションとかを家の中でしないのは、二人がこの件に関して相当強硬的に反対してるから」

「ディスカッションする環境そのものがハラオウン家にはないという事か。
もしそんな事をすれば、また恭文君が悪いという空気が出来てしまう。
だからクロノも家の中でその手の対話をしていく機会を作っていけない」

「みたいです。あとはリンディさん……恭文に自分から触ろうとしないんですよ。
ここはアルフさんもやけど、二人は必ず恭文から一定の距離を取る」



グレアムさんは目を細めながら、右手でまた顎を撫で始める。



「原因は……彼の能力か」

「……グレアムさん、やっぱりそこ行き着きますか」

「行き着くな。君に不愉快なのを承知で言わせてもらうが、彼の能力は一般魔導師からすると脅威以外のなにものでもない」



うわ、はっきり言うてきたし。ただグレアムさんは申し訳なさそうにしてるので、そこまで悪い感情を持っていないのは分かった。



「バインドも通じず、防御魔法も本来時間のかかるバリアブレイクなどを一瞬で行使する事によってほぼ無効化出来る。
攻撃に関しても魔力資質さえ整っていれば、強力な砲撃や範囲攻撃も瞬間的に連発可能。まぁ彼は無理だそうだが。
その上物質変換・分解という物理攻撃に対して絶対的なアドバンテージを持つ魔法まであの年で構築した」





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恭文「序盤の序盤だね。というか、書き下ろし部分ちょこちょこ出してる感じか」

古鉄≪まぁ『こういう感じで同人版やってますよ』というアピールのためでもありますし。さ、次いきましょ≫





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家に戻ってなのはとヴィヴィオと夕飯を食べて、ヤスフミと一緒にお風呂に入って……今日は偶数日。

その、一緒の部屋で寝起きしている私達が恋人としていっぱいラブラブする日なんだ。パジャマを第二ボタンまで外しながらドキドキしてくる。

い、一応慣れては来てるよ? 痛みはもうとっくに吹き飛んでるし、今はいっぱい幸せになれるし。



でもそれは身体の問題であって、心の問題じゃない。心はまだ、慣れてない。キスもエッチも……いっぱいドキドキする。



そういう気持ちは私達二人とも同じで、私はその……まず私と一緒にベッドの上で膝を崩しているヤスフミと、触れるようなキス。





「ん……ヤスフミ」

「なにかな」

「やっぱり、慣れないね」



もう一度キスして、慣れないのを再確認。今度は軽く舌を絡ませあってから、身体を離す。



「キスもコミュニケーションもドキドキで、そういうの全然薄れない」

「僕も。でも、いいよね。こういうの普通だろうし」

「もちろんだよ。いっぱいドキドキしていこうね。あ、それと」





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古鉄≪相変わらずあなた達はエロ甘いですね≫

恭文「いや、普通だから。本当に普通だよ? だいたいの人は恋人出来たらこんな感じでしょ」

古鉄≪絶対違いますよ。それで今回はこんなシーンもあります≫




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「あとは忍者になれるのは楽しそうだから」

「やっぱりそこっ!?」

「それで語尾には『ニンニン』ってつけるんだニンニン」

「ヤスフミ、それなんか違うっ! 私知ってるよっ!? 忍者って昔の諜報員だよねっ! 諜報員そんな事言わないよねっ!」





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恭文「……これなにニンニンっ!」

古鉄≪その言葉に説得力はありませんよ。とにかくこんな感じで自由にやっている幕間第2巻、ぜひお手にとっていただければと思います≫

恭文「みなさん、よろしくお願いしますー」





(というわけで、とまと同人版よろしくお願いします。
本日のED:KOTOKO『Light My Fire』)






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