作者でも分かるとまと同人誌情報コーナー
幕間第42巻経過報告:02(サンプルあり)(2016/4/23)
古鉄≪というわけで、こちらでは幕間収録のディケイドクロスをご紹介します。今回は三話収録≫
恭文「作者も大好きな555だから、気合いが入っているという……前の世界では派手に暴れた影響が、ここにきてタップリ登場ー」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
悪魔どもめ……! 次の世界では、必ず葬ってみせる。そして後悔を突きつけるのだ……今日まで生き延びた不幸を。
「鳴滝」
夜の町を歩いていると、後ろから声をかけられる。……振り向くとそこには、黒い制服姿の男がいた。
「何だ、貴様か……何の用だ、鬼」
「使いっ走りというやつだ。あの世界にはもう、手出しをするな……大首領からの命令だ」
「馬鹿な! あれは貴重な実験場だぞ!」
「らしいな。うちでは唯一にして無二の存在……確か失敗を重ねに重ねて、ようやく構築できた、【疑似】ミラーワールド」
「その通りだ!」
そう、あれは疑似だ。本来のミラーワールドはとある兄妹――神崎優衣とその兄が、そのイマジネーションから作り上げた虚構世界。
だが我らの技術でも、それを再現することは不可能だった。かといって他世界にもなかなか存在しない超レアケース。
存在していた世界なら数多くあるが、それらもとある時期を最後に消失……我らでは干渉することすらできなかった。
たとえ、時を遡ろうと。……その原因は今日、判明したが。
「神崎兄妹……! 奴らが偉大なる実験を阻止していた! この世界で保管していたライダーデッキも、サンプルモンスターも奴らの手に落ちた!」
そう、ライダーデッキだ。オリジナルの世界から散失した、デッキの一つ――そして、そのデッキと深く繋(つな)がっていた契約モンスター。
それを元に作り上げたのが、疑似ミラーワールドとモンスター。いずれ本物に近づけるため……数年だぞ。
数年かけ、貴重なデータを得られ、ついにタイムベントまで可能とした! それをあの悪魔が、一瞬で破壊した!
「いや、今ならば修復も可能かもしれん! なのに……何もするなと!」
さすがに納得できず鬼へ詰め寄る。
「おいおい、そう荒(あら)ぶるな」
「たとえ修復が無理でも、あの世界を破滅へと追い込むのだ!」
もちろん……『博士』にもより奴らへ干渉し、妨害するよう調整する。キバーラも動かそう。
そうだ、奴らは自らアキレス腱(けん)を抱え込んだ。そこをツツけば、悪魔も心がへし折れるだろう。
「無理だな。あの男は、それも読んだ上であえて壊した」
「なんだと……!」
「気づいていなかったのか」
恐ろしい事実を突きつけられた。やはり奴は悪魔、我々の崇高さを理解すらできない、原始人以下の生物……!
◆◆◆◆◆
二〇〇七年・十一月――本局転送ポートで、みんなと別れの挨拶……になってしまった。それも、僕からするとなし崩し的に。
「ヤスフミ……またね。アバンチュールはおしまいだけど、私達はこれからも繋(つな)がってるんだから」
「う、うん」
僕達は互いに手を伸ばして……そっと繋(つな)ぎ合う。強く握って、気持ちを伝え合う。
「シルビィ……大好きだよ」
「私も。私は、あなたのことが……好き」
そして手をゆっくりと離す。シルビィは後ずさるようにして下がって……みんなの輪に戻る。
それからみんなは、すぐ近くのポートの上に乗る。なので僕も、リインを置いて続く。
「じゃあリイン、あとは言った通りで」
「あれ、ヤスフミ!? 待って! あの、あなたはあっち! 私達はパーペチュアルで」
「はいですー。……恭文さん、死なないでください」
「……頑張る」
『え!?』
そして転送時間がやってきた。戸惑うみんなと一緒に、パーペチュアルの中央本部へ――一瞬の浮遊感を抜けて、僕達は初めての土地を踏み締める。
僕が一番乗りで駆け出し、転送ポートから下りた。そして両拳を握り締め。
「パーペチュアル」
グッと身を縮めてから、両腕を大きく伸ばす。
「キタァァァァァァァァァァァ!」
≪どうも、私です≫
『待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!』
あぁ、やっぱりきた! メルビナさんが……シルビィ達が、ずかずかと僕に詰め寄ってくる!
「蒼凪! 貴様、どういうことだ! なぜ一緒にきた! 許可は取って」
「取ってますって。しばらくこっちを旅行予定なので」
「なんだってぇ! いや、GPO入りは保留しただろ!」
「ジュンは何を言ってるの。……こっちには現地固有魔法があるでしょ! それを修得するのよ!」
ガッツポーズで鼻息も荒く力説すると、みんなが口をあんぐり。……そう、僕の目的はそれだ! まぁフェイト達にも言ってないけど!?
「超常的存在から力を借り受け発動する魔法! しかも相手の能力を下げるという、通常の魔法では見られない効果も存在!
まさしく僕が求めていた魔法だよ! それを修得せずして、旅は終わらない! そして目指すぞ、竜破斬(ドラグ・スレイブ)!」
そして右薙一閃――後頭部にナナのステッキを食らい、派手に倒れる。なお、僕が悪いので今回は避けませんでした。
「目指すぞー! ……じゃないわよ! この馬鹿ぁ! だったらなんで言わないのよ! お別れの挨拶したじゃない! というかさせたじゃない!」
「ご、ごめん。でも言おうとしたらみんな、どんどん盛り上がって……聞いてくれなくて」
「強引に押し込めばいいでしょ! アンタの得意技よね、それ!」
「恭文さん、お説教です!」
「そうですね……それでわたくしの、乳房が大きいなどとセクハラをするのですから。はい、説法が妥当かと」
サクヤさんがバラしたぁ! 違う、そんな言い方はしてない! スタイルがいいなー、ハグしたら柔らかそうだなーって思っただけぇ!
「……アンタ、殺すから。サクヤに……サクヤに何てことをぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
◆◆◆◆◆
「我々が魔法を使う際、力を借りる存在達だが、彼らの世界は【海】に例えられている」
そう解説するのは、シープクレストの保安局・第四捜査室<ブルーフェザー>の元隊長で、今でもブレーンとして活躍中のゼファーさん。
冷静ながら博識、探究心も旺盛な尊敬できる人だ。――ここは第四捜査室の書庫。
魔法鍛錬のため、日常業務をお手伝いしつつ、暇な時間は書物を読みあさっていた。
そんなときゼファーさんがフラッときて、面白い話をしてくれる。これもある意味日課だった。
「海?」
「恭文、時空平行理論については知っているか」
「もちろんです」
いわゆるパラレルワールドは、【こんなふうに存在している……はず】という説だね。
……今もなお僕達の時間は、いろんな人があらゆる場所で行う、様々な選択によって分岐し続けている。
それらは気づかないうちに枝分かれしていって、無数に広がる。そうしてIFの世界は存在していくのよ。
「パーペチュアルにも同じ論理を説いた人間は、過去に存在する。そして彼らは一つの疑問に行き当たった」
疑問……いや、超常的存在の件と絡めれば、答えは分かる。
「超常的存在が力を貸すのは、【この世界】に限定されるものなのか」
「その通りだ。……ここからは飽くまでも仮説だが、【彼ら】はこの世界以外も俯瞰(ふかん)できる、海……又は大地に立っている」
「そして世界もまた、それに根ざしている木の枝葉達!」
ゼファーさんはその通りと頷(うなず)く。そう、それはまさに……!
「様々な世界で行使される魔法に対し、彼らはその力の一部を与えることで、発動を可能としている。
それほどに強大な存在が、我々の身近に……まぁそういう話だ。おとぎ話の類いと捉えられてもおかしくない」
「いや、それは……それなら、重破斬(ギガ・スレイブ)が使える!」
≪あなた、まずそこですか。というか魔力容量が≫
「タリスマンを見つける!」
その解釈はスレイヤーズにおける、金色の魔王と同じだ! そうかそうか、魔王がたくさんか! あれ、ということは待って。
「ゼファーさん」
「なんだ。あいにくシャブラニグドゥについては知らないが……いや、類似する存在なら覚えが」
「そうじゃないです。管理世界入りしたことで、その理論って」
「……一応は証明された形になるだろうか。管理世界がここで言う、【IFの世界】に属するのなら……だが」
「パーペチュアルの魔法は、ミッドや他の世界でも使えますしね」
でも何かが違う。そう感じてしまって……いや、ゼファーさんも同じ意見か。どうも困った様子だもの。
「そもそもパラレルワールドというものが立証されていないからな。まずそこから……もちろん元の世界へ帰還することも必要だ」
「真実は、未(いま)だ闇の中かぁ」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
あむ「ちょっと待ったー! これディケイドクロスじゃん! なんでメルとまのラストやら、パーペチュアルの様子!?」
恭文「回想です」
あむ「なんで! ……あと恭文、セクハラした件については説教だから」
恭文「僕じゃないよ!ダブトの僕だよ!」
あむ「嘘じゃん! スタイルについては言及してるじゃん!」
(『……やはり蒼凪さんは、胸の大きな女性が好きなのですね。
シルビィやフェイトさん、クリステラさんを前にしたとき、オーラがとても弾んでいますもの』)
あむ「ほら、サクヤさんにはバレバレだよ!」
恭文「なんでだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
(実はサクヤ・ランサイワ、とまと劇中ではちゃんと明らかにしていませんが、人の心を読むことができます。
その能力を捜査関係に生かしたり、とまとではダイヤとお話していました)
恭文「でもサクヤさんは素敵だよー。サクヤさんを前にすると、大体の人が穏やかになるし」
あむ「ま、まぁ……それは分かる。でもアンタは別のところ見てるじゃん! オパーイ見てるじゃん!」
恭文「見てないよ! ……では、本編はどうなるのか」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「……なんじゃこれ!? 朝から頑張り過ぎだろ!」
「いや、でも美味(おい)しそうだよ?」
中心にはおみそ汁。あとはおひたしに焼き魚、卵焼き……また豪勢な。品自体は特別だけど、出ているオーラが違う。
まるで一流料亭のような……驚いていると、後ろから気配。しかも知らない気配なので警戒しつつ振り向くと。
「やぁ」
黒髪を首元まで伸ばして、二つに分けている男がいた。目は優しげに僕ともやしを見ていた。
服装は緑色のシャツに、無地ピンクのエプロン。下はロングのジーンズ。
「君の好きなものばかりを作っておいた。……というか」
「おのれ、誰?」
しかも僕をじーっと見ているし。聞いても笑顔で答えないって、どういうことか……そこで撮影室のドアが開く。
栄次郎さんと夏みかん、ユウスケ、ギンガが入ってくる。当然のように、この知らない侵入者に驚くわけで。
『どちら様!?』
そんな驚きの声を無視して、男は僕とギンガさんを交互に見やる。そうして納得した表情で頷(うなず)いた。
「やっぱり君は、自分のお宝に向き合えていないのか。いや、出会う前なのかな」
「……えっと、はい?」
「初めまして、士がお世話になっています」
そう言いながら、その人は優しくほほ笑みつつもお辞儀。
「海東大樹です」
「お世話……あなた、士くんのお知り合いですか?」
「そうなの、もやし」
一応聞いてみたところ、もやしな寝癖で逆立った髪を治しつつ、小首を傾(かし)げていた。
◆◆◆◆◆
「なぁ、蒼チビ」
「何よ」
「まさか学校に通って、卒業式に告白されろとか……じゃないよな」
「最近は転校直前のひと月程度で、運命の恋人ができるよ。ストーリー重視だから」
「それでも長(なが)過ぎだろ」
僕達はウンザリしながら、学生として歩いていた。本日のコスプレ――学生服だよ!
まぁ生徒手帳も完備していたおかげで、遅刻は免れるけどさ! でも……せっかく揃(そろ)えたスーツがー!
「しかし学校なら、ユウスケのアホに行かせるべきなのに」
「いやぁ、ありゃあ学校(がっこう)でも修正不可能だろ。むしろカウンセリングの領域だ」
「本当ならね」
「……すみません、本人がいるんですけど」
「……なぁ、なんで俺だけ、服装が変わらないんだ」
そう、夏みかんとギンガさんもブレザー(女性用)だけど、ユウスケだけはいつものジャケット姿だった。
「年齢的にはバッチリでしょ」
「学校に入れないだろ、おい!」
「そう言えば【1人ぼっちの歌】ってのがあってね……教えてあげるからうたいなよ」
「やめろぉ! 俺が悪かった……俺が悪かったから、その押しつけはやめてくれぇ!」
「一人で焼き肉、一人でカラオケ、一人で温泉……さぁ、いってらっしゃい」
「許してくれぇ!」
残念ながら許されない。僕は恨みを一生忘れないのが心情……さぁ、復讐(ふくしゅう)を始めよう。
「とにかくこれで折り返し……一つの世界につき、一日のペースだから」
「最低でもあと四日の付き合いか。別れが楽しみで笑えてくるぞ」
「そして最長なら三年。ゴール地点は伝説の木」
「それは何としてでも阻止するぞ……!」
「OK」
こうなったら一日で転校コースだ。もうそれしかない。
「士くん達は、何を言ってるんですか」
「さ、さぁ。でも学校の制服なんて」
「ギンガさんは局の士官学校でしたよね。私は久々ですよー。でもこれ、灰色っていうのが」
気合いを入れつつ校門へ近づき、改めて手帳を確認。
――SMART BRAIN High School――
「まぁ、すぐに動きはあるかな」
「スマートブレイン……仮面ライダー555の敵組織だったな」
「一般的には一流企業だ。この学校も、こっちのスマートブレインが出資しているらしい」
◆◆◆◆◆
「テニスの経験は? 特にそっちの可愛(かわい)いおチビちゃんとかは」
アホなことを言うので、ラケットを左手に持ち替え。ボールは右手でキャッチし、高く放り投げ……その上でサーブ!
鋭く放たれた弾丸は相手右陣地の眼鏡に飛ぶ。
「あははははは! そりゃ確かにな!」
「むしろラケットの振り方から、幼稚園で教わ……!?」
とか言っている間にボールはコートに叩(たた)きつけられ、鋭く回転。……そのまま跳ね返り、女の腹へ直撃する。
「ぎゃあ!」
女が痛みに呻(うめ)きながら蹲(うずくま)り、ボールは力なく数度バウンド。すると白眼鏡と赤茶髪は、僕を驚きの表情で見やる。
「お、おい……!」
「今の、直角に飛んだぞ!」
「危ないねぇ、プレイ中は」
もう一個ボールを取り出し……再びサーブ。それは眼鏡の顔面に直撃し、眼鏡を元眼鏡にしながら戻ってくる。
「流れ弾に御注意ってね」
それを左手でキャッチして、三度サーブ。赤茶髪が拾おうとするも、追いつかずコートに着弾。
……そしてボールは急回転から跳ね、赤茶髪の喉元を直撃。赤茶髪は情けない悲鳴を響かせながら、コートを転がった。
「げほ……げほげほげほ、げほぉ!」
「ご心配なく。爆弾をボールに、テニスもしたからね」
「……それ、テニスじゃないだろ」
「何だって! それは本当かい!?」
「自覚がなかったのかよ!」
「さー、始めようか。さすがに今ので得点したとは言わないからさぁ」
「馬鹿、な。スピンサーブ……だと」
説明しよう、これはテニスにおけるサーブの一種。サーブの際に回転をかけることで、ボールの軌道をコントロールするのよ。
まぁそんなお話は置いておくとして、スポーツマンシップに則(のっと)り、楽しさ全開で笑いかけてあげる。
「ほら、立ち上がれよ。お前ら、テニスをやるなら『エースをねらえ!』くらいは読んでるよね。岡ひろみなら立ち上がるよ?」
「喉と顔面を潰されておいて、立ち上がれるそいつは何者だよ。あれか、死人が出るスポーツ漫画か」
「あぁ死ぬね、コーチが」
「潰された方じゃないのかよ! ……まさか潰し返したのか! そういう漫画なのか、おい! だからお前はそんなにねじ曲がるんだよ!」
◆◆◆◆◆
蒼チビ共々公園へ走る……入り口が見え、そこに入った途端、空間が歪(ゆが)む。
目の前にあのカーテンが現れ、俺達の行く手を塞いだ。いや、正確には俺だけだ。
「もやし!」
蒼チビが転送魔法を使おうとするが、もう遅い。そのまま歪(ゆが)みへ突入し、真っ暗闇の世界と御対面。
ディケイダーのブレーキをかけつつ、安全に停車。……ハーフヘルメットのゴーグルを外し、警戒しつつ降車する。
まぁいい、蒼チビは性格がねじ曲がっている分、無駄にしぶといからな。魔法が使えなくても何とかするだろ。
「鳴滝、出てこいよ。お前の顔も見飽きたから、ここで終わらせて」
――今回は違います――
後ろに気配……慌てて振り返ると、茶髪の優男が登場。紅渡……奴は呆(あき)れたような表情で、俺を睨(にら)んでいた。
「お前か」
「門矢士、僕は言ったはずです。八つの世界を巡り、世界を救えと。なのになぜ」
「破壊して、救っているだろ」
「アレでは駄目です。彼が独自の行動を取るのなら、絶対に止めてください」
なるほど、お気に召さないのは蒼チビか。狙い通りに出てきたってところだな。
「現に前の世界でも……彼は社会的影響も鑑みず、派手に暴れてしまった。今、龍騎の世界は混乱している」
「そういうのは本人に言え。それとも言う度胸がないのか?」
「世界を破壊し、再生する。それがあなたの使命です、ディケイド。彼の行動はその邪魔をしている……それが僕達の結論です」
「なら、お前達の言う破壊ってのはなんだ。今それを成していないなら、一体どうすればいい」
紅渡の姿が闇夜(やみよ)に溶け込んでいく。俺の質問には何一つ答えず、俺だけを夜闇に残す。
――あなたの旅はまだ終わっていない。写真館を出ては継続しないんです。……だから止めなければならない、彼の暴走を――
「蒼チビはお前達にとっても、都合の悪い存在か。ならこのままで行くとしよう」
――……しばらくの間、ここで待っていてください。あなたが正さないなら、僕達が破壊します……彼という悪魔を――
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
恭文「というわけで、HP版と変わらずファイズ学園に入学……でも学園要素なんて、朝だけなんや」
あむ「それは、言わない方向で……! というか何! 一方的じゃん、あのキバの人!」
恭文「原作リスペクトです」
(原作でも大概だったしね)
恭文「でも無謀だよねー。相性最悪なのは既に判明しているのに」
あむ「あー、そっか。ライダーについて詳しいし、転送魔法もあるなら先手をとり続けられるんだよね」
恭文「更に言えば昨今のライダーって、フォームチェンジにもアイテムを使うことが多いでしょ。
キバならフエッスル、電王ならパスやケータロス、デンカメンソード」
あむ「……そういや前巻でちょうど、良太郎さん達がパスを取られてたっけ」
(アイテム使用の関係からワンタイミング置く場合、能力発動速度で勝る蒼い古き鉄がどうしても有利になります)
恭文(とま旅)「それに今の僕には、竜破斬(ドラグ・スレイブ)もある! 重破斬(ギガ・スレイブ)も!」
あむ「ないから! というか突然出てくるなー!」
恭文「え、じゃあ神滅斬(ラグナ・ブレード)も」
恭文(とま旅)「もちろん!」
恭文「なんて羨ましい! で、でも本編軸な僕だって……僕だってー!」
あむ「アンタも対抗するなぁぁぁぁぁぁ!」
(果たしてキバ達は、個人戦チートな蒼い古き鉄に勝てるのか! こうご期待!
本日のED:『覚醒、ゼオライマー』)
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