作者でも分かるとまと同人誌情報コーナー
とある魔導師と閃光の女神のえ〜すな日常/いんふぃにっと 第2巻経過報告:01(サンプルあり)(2015/12/22)
古鉄(A's・Remix)≪というわけで、やってきましたいんふぃにっと二巻。追加シーン多数のため、今回はシャルルさんも顔見せ……ラウラさんに至っては、学園に到達もできていない有様ですが≫
恭文(A's・Remix)「仕方ないね。こっちではアニメの方を採用しているし」
(説明しよう。原作ではシャルルとラウラは、同じタイミングで転校してきたのだ。ちなみに最近やっている漫画版でも同じだぞ)
恭文(A's・Remix)「それと今回は、全開のようなおまけはなしです。いや、もうルート統合状態なので。
範囲としては学年別トーナメントと、山田先生との模擬戦まで……なのですが」
古鉄(A's・Remix)≪やっぱりいろいろ追加はしていまして≫
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「じゃあ専用機持ちがえっと……『こういうふうに動きますよー』って手本を示せば」
「そうだ。私の指示通りに動け。というわけで、織斑、オルコット、八神」
『はい!』
僕達はみんなの輪から外れて、先生達に近づく。
「まずはそれぞれ専用機を装着」
「分かりましたわ」
セシリアは左手を耳元まで上げ、左耳の流線型イヤーカフスと神を揺らす。
すると青い光がカフスから生まれ、セシリアはその光の中でブルー・ティアーズを装着。
≪よーし! 恭文くん、いっくよー!≫
そして僕も……腰にベルトちゃん(アイゼンドライバー)を装備。右指でエンジンキーをひねり。
≪――Start your mind≫
「……おい、八神」
≪The music today is ”スタートドライブ”≫
右手で取り出したゲイルソウルを変形させ、ブレス後方に挿入。展開したレバーを手首側へと押し込んだ。
「変身!」
≪Type――Gale! Firstgear in!≫
ファーストギア・イン――そのまま交差させた腕を、ハンドルを切るように一回転。一気に広げると、蒼い炎とともに現れた装甲が次々と装着。
一瞬で変身完了……したにも関わらず、後方から出席簿が飛ぶ。なので左人差し指と中指でばしっとキャッチ。
「何するんですか」
「お前、よくもまぁこの状況でそんなことが言えるな……!」
「ほんとですよ! まず音楽を止めてくださいー! 戦闘サポートはいりませんから! あと瞬間装着をしてください!」
「その通りだぞ。熟練したIS操縦者は一秒足らずで展開」
「でも変身プロセスを踏まないと、装着できませんけど」
「「……は?」」
≪しょうがないなぁ。ほら、マニュアル≫
ベルトちゃんが忍さんお手製なマニュアルを展開し、二人にチェックしてもらう。すると先生達は頬を引きつらせ、僕をまじまじと見る。
まぁ情報開示はしないと言ったけど、これは説明しないと納得しないだろうからなぁ。しょうがないね。
「お、織斑先生……! 本当に、本当に注意書きがー! しかも製作者のサイン付きですよ!」
『えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!』
「安全装置のつもりか? それならまだ」
「あの、先生」
そこで相川清香が挙手。どうやら織斑先生が納得したのは、少々不思議らしい。
「安全装置と言うと」
「校則にもあるが、指定された場所以外でのIS展開を基本禁止としている。違反した場合、退学処分もあり得る極めて重いものだ。
ただこれはお前達一般生徒よりも、専用機持ちに対して課せられている側面が大きい」
「今も言ったように、熟練したIS操縦者は一秒以内の瞬間装着が可能です。もちろん部分的に展開することも……時折いたんです。
そういう機能を感情のままに使い、暴力沙汰を起こしてしまう生徒が。それではISの安全性にも関わるので、校則で定めているんですけど」
「あ、だから八神くんの『変身』も、そういう事故を防ぐための安全装置に……なるんですか、これ!」
≪あ、違うよ≫
ベルトちゃんがあっさり否定。それで全員が派手にズッコけた。
『違うの!?』
≪だってこれは変身だもの。心が燃え上がって、初めてギアは入れられる≫
「どういうことですか!? 八神くんー!」
「大丈夫です、カッコいいから!」
相川清香にはサムズアップして、全力で言い切る。するとなぜかまた閃(ひらめ)く出席簿アタック……理不尽なので防御します。
◆◆◆◆◆
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
頭で現実を否定しつつも、信じられずに机へと突っ伏す。
「また怒られる……シャマルさんとかに怒られるー! フォークがー!」
「八神、お前どうしたんだよ! てーか顔真っ青だぞ!」
「フォーク……もうしっかりしてください! あなたほどの男がそんなことでどうするのですか!」
「でもフォーク六刀流は強いのー! いや、僕なら対抗は……でも怒られるの! お互いヒートアップして怒られるの!」
「そっちですの!? 六刀流ではなく! というか、対抗したら怒られるって何をしますの!」
≪やり過ぎるからだよー。わたしも呆(あき)れたよ≫
「どうやら一組、随分情けないのがクラス代表みたいね」
その強気な声で、教室の中が一瞬静まり返る。そして僕も顔を上げて、教壇近くの入り口の方を見た。
その声の主が立っていて、少し釣り上がった瞳でクラスのみんなを見ながら、不敵な笑み。
「鈴……お前、鈴か!」
「リン!」
「そうよ! 中国(ちゅうごく)の代表候補生・凰鈴音(ファン リンイン)!」
栗(くり)色ロングヘアーを、黄色のリボンでツインテールにしている子――身長は僕と同じくらい。そしてあの子は八重歯を見せつけ、思いっきり僕に指差し。
「今日は宣戦布告に来たってわけ! それと八神教官、お久しぶりです!」
「……へぇ、そうなんだー。教官を情けない奴呼ばわりするのかー、おのれはー」
「ちょ、待ってー! 今のはほら、宣戦布告だから!」
「そう。じゃあ遠慮なくぶっ潰すね。それで全裸で丸坊主、校内引き回しだよ」
「嫌よ! 絶対やめてよね、それ! セクハラじゃない!」
「……よかった。リンは受けないんだね、受けた馬鹿がいるから不安でしょうがなかったけど」
「誰よ、そのアメーバ以下な思考能力!」
その子――リンは困り気味に頭をかき、また八重歯を見せつける。でも教官……しょうがないかぁ、修正は不可能だったし。
「がふ!」
そしてどこかの誰かが、自分のことを言われたように傷つく。でも僕は知らない。
◆◆◆◆◆
IS学園の第一アリーナはその日、満員御礼(おんれい)の大盛況。恭也を伴ってやってきたはいいけど、疲れたー。
ていうか疲れる……結果が分かっている試合ほど、退屈なものはないと言うか。だって今の恭文君に勝てる相手なんて、早々いないし。
「専務、もう少し背筋を張ってください」
「はーい」
恭也に窘(たしな)められ、淑女として恥ずかしくない程度に身構え。いろいろとお忙しい国裂国防長官も本日は出席。
でもよくメタボって言われるけど、そこまでじゃないような……上島竜兵さんくらいなら、大丈夫よね。
他にも各国から各研究機関、各企業から重役やら社長が出勤。全員横並びのソファーに座り、目を見張る。
やっぱり注目されるのは恭文君なわけで。恭文君、武装展開もしないで素手だけで制圧しているし。
ある試合では一本背負いで投げ飛ばし、首を踏みつけ終了。ある試合では刃断もどきでブレードをへし折り、相手の戦意もへし折る。
ある試合では斬撃を避けたかと思うと、きりもみ回転しながらのオーバーヘッドキックで粉砕。もう全く相手にならない。
「……噂(うわさ)には聞いていましたが、ヤスフミ・ヤガミ……凄(すさ)まじい技能ですね」
「武装を一切使わず、抵抗も許さずというのがまた」
「そうでしょうそうでしょう! 我が国のIS操縦者ですから!」
「というと、彼は代表候補生に」
「いいえ! ですが我が国の学生なのですから、当然我が国に所属も帰属します! 道理でしょう!? あははははははは!」
なお国裂国防長官の自慢は、全員ガン無視です。それを察し、国防長官は寂しげにしょんぼり。何て面倒くさい人だろう。
でもね、しょうがないよ。だって例の問題発言で、恭文君を見下しているのがバレバレだし、そこを抜いても駄目な人って思われているし。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
古鉄(A's・Remix)≪というわけでフラグ確立のため、忍さんもIS学園へ≫
恭文(A's・Remix)「何のフラグ!?」
(『もちろん……恭文君と仲良くなるフラグだよ! だって以前の拍手で』)
恭文(A's・Remix)「それは駄目ぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
古鉄(A's・Remix)≪まぁそれは冗談ですが、HP版だと削られていた国の関係者やらも描写していく予定だったので≫
恭文(A's・Remix)「学園長とかも出てなかったしね。そしてどんどん面倒になると」
古鉄(A's・Remix)≪いつものことですね≫
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「……リン!」
急停止した上で、跳ねるように後退。リンも僕の声で察したのか、慌てて後ろへと飛びのく。
すると黄色の奔流が突如頭上から降り注ぎ、僕達の激突予定地を撃ち抜く。そして地面を、土を派手に吹き飛ばす爆煙が生まれた。
”な……!”
”なにぃ!”
それから三十メートルほど離れ、回転しながら着地。……突如生まれた気配、それも二つ……自然と空を見上げていた。
「リン、聴こえる!? リン!」
『大丈夫、かすりもしてないわ! それより教官、上!』
「分かってる!」
するとアリーナの高度二百五十メートルほどに、青白いガラスらしきものが現れていた。
ただしそれはひび割れ、砕けようとしている。あれはアリーナを守る安全装置(バリア)だよ。
ふだんは不可視状態だけど、ISの能力が半端ないからね。そう、あれは外へ迷惑をかけないための『檻(おり)』とも言える。
だから強度だってそれなりなのに、そいつを外からぶち破った。つまり……そして穴から赤青の影が走る。
それは爆煙を払い、アリーナの中央に着地。より巨大な衝撃をもたらし、フィールド全体にひび割れを作る。
”主様、緊急事態なの! 外からの攻撃なの!”
”うん、見れば分かる。てーかあれは”
”というかあれ……そんな、どういうことですか”
そして奴らは、クレーターから静かに浮かび上がった。長く太い両腕、ゴリラやオランウータンを思わせる風貌。
パイプラインがところどころ走っており、全身装甲は共通。問題はその武装……青は長砲身なキャノンと円盤型ジェネレーターを背負う。
赤は右手に砲口付きのシールドを、左手にビームガンを持ち、背中には円盤型の防御ユニット【プラネットディフェンサー】。
あの顔を覆うマスク部分、薄紫と緑の長方形ゴーグル……見覚えがありすぎて、寒気がした。
”ヴァイエイトとメリクリウスじゃないのさ! 新機動戦記ガンダムW、中盤で登場したエース機体!”
”それだけじゃありません。今軽くサーチしたら、あれ……人の反応がないんです”
”無人なの! 主様、あれ完全な無人機なの!”
”はぁ!?”
◆◆◆◆◆
「……千冬姉、オレもヒメラモンと行かせてくれ!」
決意の表情で一歩前に出た。その凛々(りり)しさはまさしく勇者――私の希望そのものだった。
「お前が?」
「確かアリーナの防壁はエネルギー……だったら零落白夜で打ち消せるはずだ!
あのヴァイエイトもどきの砲撃も、メリクリウスもどきのプラネットディフェンサーも!」
そこで一夏が前に踏み出し、自分なら突入できる。自分なら戦えると志願してきた。そうだ、それでいい……一夏。
「そうか……どちらもエネルギーを利用した機能! それならいけます! 織斑先生!」
お前は私の思い人。確かに状況へ困惑し、情けない姿も晒(さら)した。それに一夏がいれば、もう猛獣の力も必要ない。
「……一応言っておくが」
「オレがどんだけ駄目な奴かは、この数週間でよく分かってる。だから八神や鈴の足手まといにはならない。そのためにヒメラモンも連れていく」
「まて一夏! お前がいるなら、猛獣などに頼る必要はないだろう! 白式の力ならば」
「……オレが弱いからな。一人じゃ勝てると思えない……現に八神が、鈴が苦戦している」
なぜだ……なぜそう卑下になる。お前は強い……私は、お前の強さを知っているんだ。大丈夫だ、お前一人でも状況の打開は。
「でしたら、もう一人必要ですわね」
「セシリア」
そこでまた余計な奴が出てくる。やめろ……なぜだ、なぜ一夏の強さを信じられない。なぜ私の願いを安々と踏みにじる……違う。
分かっているのに。これが正しいと分かっているのに、止まれない。実際白式は欠陥機寸前。
単独で無双する機体ではない。恐らくは攻撃チャンスを僚機が作り、アタッカーに専念する『チーム戦専用機体』。
だから一夏の判断も、オルコットの判断も正しい。間違っているのは私だ。なのに私は、醜い強さを振りかざし続ける。
苦しい、心が苦しい。何度悲鳴を上げても止まらない。ヒメラモン達だって悪意があるわけじゃない。
パートナーが危険なんだ。それだけでなく、閉じ込められたみんなも助けようとしている。
なのに私は……! 分かっているのに止まれない。私は醜い私をひたすらに続け、後悔し続ける。
「プラネットディフェンサーは相手に射撃型は無力ですけど、援護くらいはできますわ。ただし、動けなくなっても助けませんから」
「自己責任だろ、分かってる」
「だから待て! 猛獣の力も、デジモンパートナーの力も必要ない! 織斑先生、私の話を聞いてください! 全て一夏に任せれば」
「お前に指揮権限はない。二度も言わせるな」
『駄目、来ないで!』
そこで大きく響くのは八神の声。そうか、お前は一夏に手柄を取られることが怖い……だから。
『零落白夜は通用しない!』
「は……八神、どういうことだ!」
『山田先生、コイツらのエネルギーを解析して! すぐに……早く!』
「は、はい……何これ!」
だが山田先生の表情はより困惑する。なぜだ、なぜ受け入れる。一体何があった……!
「山田先生」
「解析不能……! 砲撃、防御、シールド……それらに使われている全てが、通常のエネルギーじゃありません!」
「……零落白夜による、対消滅シミュレーションを」
「もうやっています!」
「先生、無駄なことはやめてください! 一夏、今すぐに出るんだ! そして奴らを黙らせろ!」
だがそこで、とんでもないシミュレーション結果が出る。その数字は、心を凍らせるのに必要な威力を備えていた。
「対消滅確率……〇.八パーセント」
何、だと。馬鹿な……なぜだ! なぜ、一夏というヒーローの出陣を邪魔する! 一夏は強い……一夏は強いのだぞ!
◆◆◆◆◆
「できる……一夏ならできる! 一夏は強い! 一夏、お前は強い……強いんだ!
一夏、今すぐいけ! 試すんだ……お前の強さを奴らにぶつけろ!」
「あ、あぁ! 取りあえずヒメラモン達を送り込むだけでも」
『駄目、それもやめて!』
今度は鳳の声が響く。そうだ、それでいい……お前はセカンド幼なじみだから、分かるのだな。一夏一人がいればいいと。
「はぁ!? 何でだよ!」
『コイツら相手じゃ、教官も完全体以上に進化させなきゃいけない! でも……ここじゃあ!』
「完全体、ですって! ヒメラモン、みんな!」
「オレ達は完全体以上に進化できる。だが……そうだな、あの場でそんな火力を振り回せば」
「我々がバリアを突き破り、死傷者を出す。加減できるかどうかも分からない以上……くそ!」
『コイツら、遠慮なく人質を取ってやがる』
「……はは」
その悔しげな様子を笑ってしまう。そうだ、お前達猛獣など……どうせその程度。だが一夏は違う……一夏は、私の信じた一夏なら!
「ははは……ははははははは! はははははははははは!」
「……篠ノ之さん、何がおかしいんですの」
「そうだ、猛獣(お前達)はこの世界に必要ない! 一夏……お前だけがいればいい! それだけでいいんだ!」
「落ち着けよ! それで本当に駄目だったらどうするんだ! とにかく、火力についてはこっちもサポートして、それで」
「そんなはずはない! なぜだ、なぜ私のことが信じられない! 私は」
一夏が私の話を聞いてくれない。私はこんなに怖いのに……一夏の両肩を掴(つか)んでがしがしと揺らす。
「私は、お前を信じているんだぞ! お前の強さを……お前という男を!」
ずっと信じ続けてきた、一夏というヒーローの存在を。私を救ってくれる、救世主の輝きを。
それならば当然だ、八神などには負けん。そうだ、なぜだ……なぜお前は戦える。
お前は私と同じはずだ。ISを、この場所を憎んでいるはずだ。なのになぜ、人を守ろうとあがく。
奴らはお前をモルモット同然に見ている奴らだぞ。男がISを動かせるというだけで、すり寄ってくるよう軽薄な奴らだ。なのに。
「……やられればいいのに」
爆発の余波はSEを削り、モニターに表示されている疾風古鉄のSEは四割を切った。
「そうだ、そのままやられてしまえ――! 観客もろとも死んでしまえ!」
そうして一夏が活躍する。一夏が奴らを颯爽(さっそう)と倒し、ヒーローとなる。
◆◆◆◆◆
織斑の補習絡みで、八神とオルコットに相談を持ちかけたとき……あるものを見せた。
そのときは襲撃などが起こるなどと、夢にも思わなかった。だが確かに、全てのピースは集まり始めていた。
「そこで見てほしいのが、これだ」
それは八神の知り合いでもある、第一種忍者『御剣いづみ』から受け取った手紙。更識にも見せたものだ。
そして八神は中身を確認……三秒も経(た)たずに、表情を怒りで染める。それは当然だった、明日は我が身だからな。
「……これは」
「御剣いづみ、知っているな」
「忍者資格を取得するときも、お世話になった昔なじみさんですから」
向こうもそう言っていたな。年が離れた弟のようなものだと……八神は知らない様子だったが、彼女は箒の保護責任者だ。
手紙に書かれている『諸問題』を偶然知り、第一種忍者の力で篠ノ之を保護していた。こちらもやっぱり、年の離れた妹扱いだが。
≪何コレ……ひどい≫
「先生、わたくしも見ても」
「あぁ。次は山田先生だから、手早くな」
そしてオルコットが八神に寄り添い、手紙を確認。その距離感に驚く間もなく、オルコットの表情が怒りに染まった。
「何と破廉恥な……! 山田先生、あなたは本当に何も知らないのですね!」
「どういう、ことですか」
「ごらんになれば分かります!」
頷(うなず)き、『読ませて構わない』とサイン。八神が山田先生に手紙を渡すと、憤慨気味な先生は受け取り、丁寧に読み始める。
だが読み進めるごとに、恐怖と混乱で表情が歪(ゆが)む。そこには、『一人になってから』受けた仕打ちが書かれていた。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
恭文(A's・Remix)「そして箒がまた馬鹿を……ISだけならともかく、異能が絡むとやっぱりこれか」
古鉄(A's・Remix)≪襲撃する敵も、戦闘内容も大きく変わっています。
パイロット版からまた追加シーンを入れていますので、お楽しみに≫
(または今出したシーンのように、台詞の追加で流れを変えたりもしています)
恭文(A's・Remix)「……やっぱり戦闘シーンは、HP版から書き直しになったよ。いや、サンプル版でもそうだったけど」
古鉄(A's・Remix)≪いつものことですって。まぁ本編はこんな感じで……ひーろーずの中身もプラスして、ちょっとしたサプライズも込めています。お楽しみに≫
(そう、早速あんな要素やこんな要素が登場です。
本日のED:SSPD Steel Sound Police Dept.『Don't lose your mind』)
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