[携帯モード] [URL送信]

作者でも分かるとまと同人誌情報コーナー
幕間第34巻経過報告:01(サンプルあり)(2015/6/28)



古鉄≪というわけで登録完了いたしました、幕間第34巻――ディケイドクロスプロローグもこれでラストです≫

恭文「原作リスペクトで頑張りました」

あむ「……なぜだろう、素直に聞けない感じが」

恭文「ではこちらをどうぞー」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


わけが分からなくなりながらも歩いていると、メイン舗装を歩く人影発見。

大きなボストンバッグを抱えるその人は、茶のウェーブロングがよく目立つ女性。

髪と同じ色のコートを羽織り、その下で白ロングスカートが揺らめく。季節外れだけど、赤いリボンの帽子もまたキュート。


そうかそうか、くるって言ってたなぁ。鬱屈した気分が晴れ、笑顔でその人に近づいていく。


「お手伝いしましょうか」

「あ、大丈夫ですよ。これくらいはいつも」


そこでその人は――ゆうひさんは僕に気づき、自分の十一時方向にいる僕へと振り向いた。


「あれま、恭文君! それにこてっちゃんやないか!」

≪どうも、私です。しかしお久しぶりですね≫

「うんうん! でもなんでここにいるん!」

「フィアッセさんにお呼ばれしまして。あとはマッケンジー卿という人に挨拶を」


とか言いつつボストンバッグを預かり、しっかり抱えてゆうひさんをエスコート。


「おぉ、軽々持っていくなー。またたくましくなってもうて……でもマッケンジー卿? 名家さんやけど」

「実はその人と、第二回世界大会準優勝者なイオリ・タケシさんに推薦されて。
ガンプラ塾に行くかもしれないんです。その前準備ですよ」

「しかも知らんうちにめっちゃ大きなチャンスを掴んでもうて。……でも大丈夫なん? 噂ではスクールとは正反対の虎の穴らしいけど」

「邪魔者はぶっ潰せばいいでしょ」

「なるほど、喧嘩上等と。でも……それはちょお困ったなぁ」


ゆうひさんは少し戸惑い気味に唸り、僕の前に出て振り返りつつ笑う。


「そうなるとお礼エッチがまた遠くなりそうやし」

「そ、その件はまだ継続ですか……!」

「当たり前よ。言ったやろ? これでも身持ちは固いんやから。というか……シルビィさんって人とアバンチュールで」

「その話もストップー!」

「もう恭文君、大人なんやなぁ。うちで大人になってくれたら嬉しいなーって思ってたけど……残念やなー」


た、確かにそれは……だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! でもハーレムって、ハーレムってー!

もう現状でそうなっていると言われても、正直否定はできない。で、でも……それでも躊躇いはある。

今の自分にそんな事ができるのか。経済的やら親権的な問題はどうなるのか。いろいろな事が押し寄せてきて、この話になると戸惑うしかない。


「それとも年が離れすぎてて、もう対象外とかかなぁ。おばさんは趣味やないとか」

「そ、そんな事は……ゆうひさん、変わらず奇麗ですし」

「ふふ、ありがとうなぁ。ほな、一緒にいられる時は決して無駄にせず、頑張ろうか」

「なにをですか!?」


◆◆◆◆◆


≪いいんですか≫

「相手にする意味がないでしょ。自分から顔を出す度胸もないなら、誠意なんて伝わらない……そう教えるのも年上の役目だ」

≪なるほど、納得です≫

「それに今は」


次に取り出すのは持ち込んでいた銃器関係。これも第二種忍者になったからこそだよ。

……まずは特殊形状がカッコいい『FN P90(ファブリックナショナル プロジェクトナインティー)』。

ベルギーの銃器メーカー、NFハースタルというところが開発。全長500mmで、弾丸は『5.7×28mm弾』。


有効射程二百メートル、五十発交換型弾倉により装弾。期間部がグリップと引き金より後方に位置する、ブルパップ方式を採用。

これね、格好だけじゃなくて中身もまた画期的なんだよ。だから好きなんだよねー。

丸みを帯びた形状は人間工学によるもので、ハンドルやレバー類は左右持ち替えも考慮。


弾倉の装填方式がやや特殊で、迅速にやるなら……試しに弾倉を外し、再接続。自然と、意識せずに行い狙いを定める。


≪……コンマ八.九秒。まだまだですね≫

「そっかー」


……その時間、一秒未満。鍛えている分、タイムに衰えはなしっと。とにかくP90の画期的なところは、使用弾丸にも及ぶ。

既存のサブマシンガン系はピストル弾を使うんだけど、これには新規開発の弾丸を使用してる。

小口径で弾体も軽量だから、破壊力そのものはライフル弾には劣るけど、それは一面にすぎない。


高い初速で運動エネルギーを狭い範囲に集中させる事で、剛体に関してはライフル弾並みの貫通力を発揮。

百五十メートル先のボディアーマーすら貫通でき、人体に着弾した場合内部で弾頭が乱回転。

運動エネルギーを対象内に放出し、周囲の体組織を大きく破壊できる。更にマンストッピングパワーに優れ……ここも説明が必要か。


ようは火器から放たれた銃弾が生物に命中した時、どれだけ行動不能に至らしめるかという指数的概念だよ。

この弾丸は貫通力に優れると言ったけど、命中後は対象内で停止する。

それにより跳弾や貫通により、人質や周囲の物品へ二次的被害を及ぼす事も防いでくれる。


……冷戦以後、国同士の大規模戦闘はめっきり見られなくなった。その代わり小規模な内戦やテロなどが起こるようになっている。

その場合室内戦や、人質がいる状況ってのも多くなったんだよ。P90はそんな近代戦に対応するため、知恵を絞られたマテリアル。

決してカッコいいだけじゃない……いや、カッコよさで選んだけどさ。


ちなみに威力の観点から一般販売はされてないけど、僕は第二種忍者ですから。


◆◆◆◆◆


夕飯を食べた後、やっぱり準備継続。今回は軽く魔法の練習です。……失踪中に出会った、シャンテ・アピニオンという子がいる。

今は堕落中なシスター・シャッハが、鉄拳制裁で更生させた子だよ。その子に『シスター・シオン』の正体を見抜かれて、諸説あって仲良くなってね。

そうして教わった魔法が……僕の隣に一人、また二人と分身が現れる。そう、質量のある幻影です。


なんかシャンテの家系に伝わる独自魔法で、秘密の共有を理由に教えてもらった。だから僕が使うとシャンテほど上手くはできない。

でもちょくちょく練習しておかないと、上達は無理だしねぇ。なにより分身は燃える……燃える!

……でもそんな中、そのシャンテ当人から通信がかかってきた。やや困った様子で、オレンジ髪を軽く揺らす。


「シャッハさん達が行方不明?」

『そうなの! 騎士カリム……それに義弟なヴェロッサさんも! 恭文、なにかしらないかな!』

「知ってたら局へ情報提供してるって。一応聞くけど、秘密のお仕事絡みとかは」

『そんな感じじゃないっぽい! 上も慌てふためいてるし、もう聖王教会内部から大騒ぎで! ……というわけで恭文、あたしから依頼が』

「だが断る……泣きそうな顔はやめてよ。先約優先が基本でしょうが、もう先約が入ってるんだから」

『ガンプラ塾、だったよね。やっぱり今戻るの、難しい感じ?』

「僕が将来を棒に振れば問題ないよ」

『それは無理って事じゃんー!』


まぁシャッハさんは現在アホだけど、シャンテにとっては更生の手助けをしてくれ、聖王教会という居場所を作ってくれた恩人。

その人が失踪状態で、不安に思うなってのが無理だよ。だから僕も個人的な事情は抜きで力になりたくはある……あるんだけど。


「なのでクリスマスを越えたらそっちに戻るよ」

『え』

「それまでに資料関係、用意しといて。さすがに手がかりなしで探すのは無理だし」

『恭文……! あの、ありがと! この恩は百倍……ううん、千倍にして返すから!』

「期待しないで待ってるよ。……っと、そうだ。聖王教会上層部は捜索活動って」

『表向きじゃないけど、まずは聖王教会の関係者に事情聴取中。あたしは見習いの見習いだから、参加させてもらえないけど。
……でも情報はなんとかする! だから恭文、お願い! この恩は百倍……千倍にして返すから! 大事な事だから二回目!』

「ん」


シャンテには分身という夢を叶えてもくれたし、これくらいはしてもいいでしょ。ホクホク顔なシャンテと通信を終える。

でも局にも内緒、かぁ。クロノさんに相談とも考えたけど、また別口の方がいいかなぁ。

この状況で『機動六課後見人と関係者』が、だし。クロノさんも容疑者候補とか思われて、満足に動けないかもだし。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


あむ「アンタがこういう銃器を使うのって、やっぱ珍しいよね。飛針とかもあるし」

恭文「飛針でもカバーできない状況はあるしね。備えは必要なんだよ。あとメカは男の子だし」

あむ「そんな理由!?」


(蒼い古き鉄、資質が許すならフリーダムガンダムみたいな戦い方がしたかったそうです)


あむ「あぁ、だからガンプラバトルではアレなんだ」

古鉄≪アレですね≫

恭文「そして同人版ではシャンテ初登場。とまとでも話に出てきたのはVivid編――ヴィヴィオとの野試合が初めてだしね」

あむ「あぁそっか。名前はちょろちょろ出てたから、ちょっと驚きかも。でも分身って」

恭文「ティアナも弟子入りして頑張っています」

あむ「……シャンテ、最初はかなり困惑したらしいけど」


(それでも今はノリノリです)


恭文「ちなみにFSで分身を見せつけ、ティアナの心をへし折るという展開も」

あむ「こらー!」

恭文「やらないって。だって秘密の共有だもの。滅多な事では使わないってお互いに成約を」

あむ「それなかったら使うって事じゃん! そんなんだから海賊が天職とか言われるんだよ!」

恭文「あむ……人を信じられなくなったら終わりだよ?」

あむ「ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


「先日、シスター・シャッハがじか談判をしましたよね」

『えぇ』

「あの直後から三名の行方が分かっていないんです。シスター・シャッハ連行に付き添った、アコース査察官の部下も気を失っていて知らないと」

『なによ、それ。大事件じゃない……どうしてニュースになっていないの』

「分かりません。ただいなくなったメンバーがやはり、機動六課に絡んでいるので」

『余計にあなた達への疑いが強まっていくのね』


その通りなので頷くしかない。……だがニュースになっていない原因なら一つ分かる。騎士カリムのレアスキルだ。

ヴェートルでの一件、そして今年の『失態』によって、その有用性はより実証されている。

それ絡みで騎士カリムとも親しい二人が、巻き添えでさらわれた……そういう見方もできる。


その場合疑わしいのは僕達だ。現に逆恨み同然で、恭文に対しても威圧や脅迫を繰り返している。

本来なら動くべきではないが、だからこそ『内密に』とレティ提督にもお願いしている。そこは伝わったようだ。


『じゃあ一つ質問、この状況であなたが動くと、間違いなく疑いが強まるわよ。それでどうして』

「……友人達を助けたいというのが一つ。ただそれ以上に……自業自得なのは承知で言わせてください。この流れには違和感があるんです」

『違和感?』

「先日、なのは達が査察部に一定期間ですが勾留され……ただなのはとエリオ、キャロの三人はすぐに解放されました。
既に隊舎にも戻っていますが、三人はデバイスを没収。魔力リミッターも完全封印という形でかけられています。それにフェイトも」

『フェイトちゃんも魔力リミッターをかけるの? でも』

「もちろんアルフの生命維持にも関わりますので、完全封印ではありません。
しかしそれに支障がないレベル……もっと言えば、戦闘などは難しい形で。
それはナカジマ二士、そしてシグナムにも言える事です。二人の場合は反省なしなのでアレですが。つまるところ」

『あなた達六課を中心に攻撃……戦う力や、信頼関係などを奪う形で事が動いている。それが気になるのね』

「……はい」


もちろん自業自得だ。それは、きっとしょうがない。……心内先生という方の言葉を聞いて、僕も腹が括れてきている。

現状を、自らの過ちをも受け入れた先に希望はある。だから、しょうがない事とも思うんだ。

だが同時に処置決定が早すぎるようにも感じている。例えば魔力リミッターなどは、査察部の権限でほいほいできるものじゃない。


ちゃんとした処置ができる魔導師、監督役……公式的な手続きとその処理も含め、初めてできる事だ。

もしかしたら僕はまだ、現実を受け入れていないのかもしれない。だが、感じているんだ。

もしかしたら僕達が知らないところでなにか、また別の事件が起きているのではと。


『分かったわ。クロノ、私を頼ってくれた事……本当に嬉しい』

「いえ、ご迷惑をおかけしますし、引き受けるかどうかは提督のご判断に任せます」

『だって……これで見張っている心配がなくなったんだもの』

「……は?」


……そこで背後に強烈な殺気を感じる。振り返りデバイスをセットアップする前に、『それ』は僕の胸を貫いた。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


あむ「ちょ、恭文−!」

恭文「そろそろみんなヤバイ事になっていきます。なおクロノさんの安否については、なにも言わないー」

古鉄≪ネタバレ回避です≫


(続きはWebで!)


あむ「Webじゃないじゃん! PDFじゃん!」

古鉄≪そしてそれに絡むか絡まないか、本編世界でも大騒ぎです≫


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


二〇一二年二月――春の足音も見えてきた末頃。我が家は変わらず平和、とはいかない。

学期末という事もあり、大学で考古学の教授をやっている両親も、そして高校教員である私もせわしない日々。

しかし弟の一夏が高校受験……というか、結果発表間近という事で、仕事ばかりにもかまけていられない。


合格すれば私が務める高校の新入生だ。当然私がその結果に触れる事もできず、やきもきしていると。


「千冬姉、俺は絶望を知った! だから俺は神になる! あ、今日のアジ、うまく焼けたぞ」

「一夏ぁ!?」


朝食の場で一夏がとんでもない事を言い出した。早朝出勤となった両親がいたら、恐らくはとんでもない大騒ぎになっていただろう。

とりあえず奴から箸を奪い、箸置きに置いた上で……出席簿を取り出し唐竹一閃。頭頂部を叩いておく。


「ふごぉ! な、なにをす……!」

「目が覚めたか、阿呆が」

「俺は正気だぞ!」

「お前の発言を聞いて、正気と思える奴がいたらそいつもアホだな。というか一体なにがあった、神になるなら原因くらいあるだろう」


アジの開きをつまみつつ、軽く聞き出してみる。……ふむ、焼き加減が絶妙だな。一夏の奴、また腕を上げた。


◆◆◆◆◆


今日も今日とて、765プロは平和……なので俺はターミナルに戻り、火野のやすっちと一緒に書類整理中。

いや、実は今回処理しなきゃいけないとこ、火野のやすっちにも関係があるところでな。きてもらわなきゃならなかった。

副駅長室で二人、へーこらへーこらしつつ書類を確認……はんこのコンボを続けているわけで。


「でもさぁダーグ、今更スーパー大ショッカー絡みの書類って、おかしくない?」

「すまんなぁ。俺も同感なんだが、残党が……アイツら、台所の油汚れよりしつこいな!」


そんな腹立たしさをはんこに吹きかけ、何度目かのなつ印。……よし、奇麗にできたー。

繰り返しはちょっとうんざりだが、こういうところで喜びが得られるってのはいい事だ。


「ほんとだよ。まぁそれはゲルやらスーパーやら出てきてる時点で」


やすっちも同じようにし、奇麗になつ印。それで隣のガブリエレンが嬉しそうに拍手。


「確定だけどさぁ。というかこの書類関係って」

「Jud.奴らが作っていた『アレ』絡みの書類だ」

「……そっか、あれからもう二年とか経つんだね」

「悪手打ちまくりだったよなぁ、俺達」

「二人で宇宙をさ迷った事もあったねぇ。振り返れば全てが懐かし」


そこで着信音……携帯端末を取り出し、相手を確認。ふむ、これは蒼凪のやすっちか。


「おっとすまん」

「席、外してようか?」

「いや、メールだから大丈夫だ。えっと……んん!?」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


恭文「えー、こちらは以前頂いたガンプラ絡みの読者アイディアを元としております。アイディア、ありがとうございました」


(ありがとうございました)


恭文「それでこちらがそのアイディアとなります」


(※なんとなく思いついたガンプラ案:可能性、のけもの?編 その1

本編世界の織斑家、いつも通りの朝を迎えたはずだったが、一夏の様子がおかしい。

「どうした、一夏?朝から何か難しい顔をして」

朝食のアジの開きをつつきながら出した一夏の答えは、織斑家に激震を呼ぶものだった。

「千冬姉、俺は絶望を知った!だから俺は、神になる!あ、今日のアジ、うまく焼けた」
「一夏!?」

何やら怪しい宗教にでも引っかかったのかと色々聞き出した結果、一夏の言い分は以下。

・世界の裏では、「組織」が暗躍している
・「組織」のせいで、不幸になった人がたくさんいる
・自分は、それを覆すために、神にならなきゃいけない
・千冬姉がだらしないのも、きっと組織のせい

思わず出席簿アタックしてしまった千冬であったが、結局絶望や組織のことはよくわからないまま。

「これは、噂の中二病という奴か?そもそも、どうやって神になるつもりだ?」
「千冬姉、決まってるじゃないか!ガンプラバトルだ!あと中二病じゃないし!」
「まったく、意味がわからんぞ!」

結局その日はそのまま学校に行ったが、一夏は学校でもやらかしてしまい、絶好調だったとか。

・何か身の回りで理不尽なことがあると、「く!これも組織の陰謀か!」と呟く
・「スーパー」とか「ショック」という単語に反応し、ビクっとする
・前から有頂天になると左手を閉じたり開いたりする癖があるが、何故か本人も自覚しており、
 この癖が出ていたことに気づくと、「く、鎮まれ!俺の左腕!」とかやりはじめる
・これ以上「組織」のせいで不幸になる人が増えてはいけない、という理由からボランティア部に入部
等々 by しお


※なんとなく思いついたガンプラ案:可能性、のけもの?編 その2

痛い言動も多く、周りからはハブられるかと思いきや、ボランティア部での活動は真剣であり、
またどうにも以前からの天然ぶりもかわらず、意外と受け入れられ始めている。
最近では、中二病が治った後に、あの頃の君はこうだったと見せてあげようと、記録されたり
している。また左腕の癖を封じるため、クラスメイトの(面白半分の)意見に従い、
包帯で左腕に封印を施している。

そんな一夏が、神になるために作ったガンプラは……。

機体:Stairway to Heaven
作成、操縦:織斑一夏(本編世界)

ユニコーンガンダムをベースにした機体。
神になる自分の駆る機体はブレード一本が基本という理由で、武器はビームサーベル一本のみ。
またブースターを追加しており、直線移動時の加速を向上した機動を可能にしている。
デストロイモードを使用時は、「このサイコフレームの輝きが、俺を神に導いてくれる!」
とか叫びだす。どうやら、神化を目的として、機体に選んだらしい。

なお機体名は、お気に入りの洋楽(レッド・ツェッペリン 「天国への階段)から。
自機を呼ぶ場合には、決してユニコーンと呼ばず、Stairway to Heavenと呼ぼうとする。
ただし、言いづらいため3回に1回くらい噛む。

ちなみにお気に入りになったのは最近から。洋楽最高!とか言っているが、実はあまり詳しくない。
天国への階段のCDを買いに行った時も、Rのコーナーを探して発見できず、3件目にもなかったとき、
思わず叫んでしまった。

「く、ZepのCDがここにもないだと!?これも組織の陰謀か!」
「お客さん、ZepならRじゃなくてLのコーナーですよ〜」
「あ、ありがとうございます」

たまたまこの光景を目撃していたクラスメートにより、この一幕は織斑君語録に加えられる
ことになる。

結局のところ、ただの中二病なのか、ジ・エーデル(スパロボZ)のように、平行世界の
自分の絶望が伝播してきたのかどうか、そのあたりは謎のままである。 by しお)


あむ「……恭文」

恭文「まぁやるのは触りだよ。うん、触りで上手くさっとまとめるから。語録はそののち増えていき」

あむ「黒歴史って、こうして作られるのかぁ……!」


(作者もあります。思い出すだけで死にたくなるようなものが)


恭文「そうそう、これ絡みでISクロスの方、書き下ろしが少々増えました。ざっと言えば30KBほど」

あむ「つまり」

恭文「一話からの構成がまた変わっていたりします。まぁサンプル版ではもう関係ないけど」


(そこプラスした本仕様に切り替えちゃうと、前回と話がかぶってくるしねー)


恭文「とにかくこんな感じで幕間第34巻、2015年6月29日に販売開始です。みなさん、なにとぞよろしくお願いします」


(よろしくお願いします。……次回は書き下ろしを中心にやってみよう。
本日のED:水樹奈々『週末のラブソング』)





[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!