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頂き物の小説
第17話「逆襲と限界点」

《随分とひどい姿だな》

「お前が言うな、お前が」


グランゾンを撃破したカタルシス、核攻撃部隊を迎撃したオウミ。どっちもボロボロだった。


オウミは対空火器のほぼ全てが沈黙し、大きな破口が出来てしまっている。それに電子機器の大半もやられていて表面は溶けている有様だ。


カタルシスは左腕と左のウイングバインダーが消し飛んでそこにサイコフレームを代用している状況で、その他の損傷部もそんな感じで腹なんて腹巻の様に巻いている。

それが再生の阻害をしている為、完全復活が出来ない状況におかれていた。エネルギーも大分減っている事が観測結果で分かる。


さて、これからの事はあらかた決まっている。



「それじゃあ、今言った通りだ。もう一仕事頼む」

《……言いたい事は分からんでもないが、いいのか?つーか俺に損な役割を押し付けやがって》


取りあえず現状を吹っ飛ばすための策を伝授したが、苦い顔をされた。

まあ、面倒なことを押し付けているのは分かる。後々解決は出来るが、それでも溝は出来るだろう。終夜が一時的な付き合いの奴らにそんな事を気にする奴ではないが。


「いいんだよ。それにいつもの事だろうが」

《よし、後でゆっくり話し合うか。だからいつでもいい、絶対に俺の前に顔を出せ》

「善処する。上手くやるさ」




彼らがやってきたのは霧に支配された世界。だが唯の霧の世界で済むとは限らない。

彼らはあれだこれだと知識を振り絞って己の力を引き出してこの難局を乗り越えられるか。


とある家族の異世界冒険期:コラボ編2

蒼き鋼のアルペジオ編

第17話「逆襲と限界点」




俺はカタルシスを操ってオウミから離脱し、大体目星がついている旭日艦隊の索敵に当たる。


流石に今すぐ逃げるわけじゃない。これともう2つ程終わったら作戦通りトンズラするがな。

そうしてステルス系のシステムをフル使用して探す事10分くらい。洋上に浮かんでいる目的の物が見えてきた。


「いた、あれか」


雲の切れ間から航行する艦隊が見えた。噂の五輪形陣ではないが中央に巨大なバルジを持ち、3連装砲3基の主砲を持つ戦艦が2隻、その前方に連装砲を2基備え、V字の飛行甲板を持つ航空戦艦、後方にはアングルドデッキを備えた現代的な空母も見える。

その周りを巡洋艦と駆逐艦2郭で固めている、典型的な輪形陣だ。つまり2つの輪の中に戦艦と空母がいるわけだ。


俺が得たこの情報は中継ポッド代わりのファンネルを通じてオウミに送信。作戦の第2段階に移行してもらう。




◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆




「カタルシスから敵艦隊の座標データ来ました!敵陣形は輪形陣!」

「よし、主砲砲狙撃戦用意!」


カタルシスから敵艦隊の座標データが届いたことで艦内が一気に騒がしくなる。


今回は本当になりふり構っている場合ではないので最後の切り札すら切らせてもらう。


「α型誘導砲弾発射準備完了。主砲右舷に旋回、仰角45度にて発射準備完了!」


オウミの61cm4連装主砲の砲身が天に掲げられ、旋回する事で横に向く。


装填されたのは対艦砲弾の中では最強を誇り、現時点では2斉射分48発しか搭載していない豪華仕様の砲弾だ。

超兵器の分厚い装甲と防御壁を纏めて撃ち抜く為に作られたなら、霧に対しても効果を発揮するだろう。


「カタルシスとのデータリンク、良好」

「周辺に敵影なし。艦長!」

「よし、撃て!」


発射準備が完了し、俺の発した命令で轟音と共に24発の61cm砲弾が放たれる。

砲弾はこのα型誘導砲弾の特徴である蒼い航跡を引いてあっという間に遠くに飛んでいって見えなくなった。


さて、上手く狙ってくれよ。終夜。この攻撃次第でこの艦の命運が決まるからな。


「ソナーに感あり。潜水艦です、数15!」

「対潜戦闘用意!副砲に三式弾を装填、面で叩き潰せ!主砲は再装填急げ!」



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆




我々旭日艦隊はあのお人の命令に従い、あの超巨大戦艦に攻撃をかけようとしているわけだが、どうにも胸騒ぎが止まらん。

先ほどの奴らの核攻撃で相当傷ついているだろうが、力尽きてはいないだろう。


だが艦載機が撤退したのは確認した。見捨てたのか、それとも逃がしたのか。見捨てたとなると少々面倒だが問題はない。


……待て、何だこれは?超高速で接近する物t

私の思考が追いつく前に目の前のV字型の飛行甲板が特徴的な虎狼型航空巡洋戦艦3隻が爆発した。

3隻とも艦内で大爆発を起こし、真っ二つになって沈んでいく。


砲弾だ。蒼い光跡を引いて垂直に近い姿勢で飛んできた砲弾が煙突に直撃した。そこから砲弾が内部に侵入して爆発したのだ。


幸いこちらには飛んで来なかった為、周りを見渡すとそこには地獄絵図が広がっていた。


我が艦隊に6隻配備されていた利根型対空巡洋艦や後方の装甲空母信長、信玄型航空戦艦も同じようにやられている。

オマケに空母郡は発艦準備をしている真っ最中だ。甲板や格納庫で爆発が連鎖して手の施しようが無くなっていた。

艦載機に積んでいた侵食兵器に自分達が食い破られ、自身に搭載されている弾薬に引火した空母達の被害は甚大だった。


《被弾した!艦載機や弾薬が誘爆している!再構築が間に合わない!》

《奇襲された!?こっちの位置が特定されているのか!》

「全艦回避運動を始めろ!可能な限りの防御も行え!形振り構うな!やられるぞ!やられた艦も無理をするな!」


この惨劇を前に私は急いで指示を出して生存を優先させる。

やられた。こんな超長距離での砲狙撃が可能だとは欠片も思っていなかった。そして一撃で撃破するなど考えもしなかった。


待て、なぜ駆逐艦は無傷だ?こちらが油断している間に大物を沈めたのか?

だとしたら何故私と八咫烏が狙われない?大和型をも凌ぐ超戦艦級と知っているからか?となるとまだ第2撃、第3撃があるのか!?


「全艦に告ぐ、対空監視を厳にせよ!まだこれだけでは終わらんぞ!」


警告を飛ばすと同時に上から1機のMSが雲海を切り裂いて突っ込んできた。


それは私の近くに配置されていた秋月型駆逐艦の玄月に突っ込み、巨大な水柱を立てた。

そして玄月を踏み台にして空に飛び上がる。玄月は魚雷発射菅の近くを踏み抜かれ、魚雷をビームで撃ち抜かれて轟沈した。


青い16枚の翼に緑の粒子……グランゾンを破ったガンダムか!まさかあの状態であれだけの力を残しているとは……!


降下してきたガンダムに対して私を含めた全艦が持てる全ての兵装で攻撃するも、機銃は奴の纏う虹色のバリアがそれを阻み、ミサイルは周囲を漂うファンネルやドラグーンが迎撃されてしまう。アクティブターレットは当たらない。

辛うじて上がった艦載機も発艦直後にビームに撃ち抜かれて爆散する。


間違いない。先ほどの攻撃はこいつの弾着観測射撃だな。

となると、まずはあのガンダムを仕留める事が先か!




◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



ビームとミサイルの雨嵐を切り抜けて駆逐艦の艦橋を出力を上げたビームサーベルでぶった切り、開いた大穴にマルチキャノンの高出力モードと頭部に搭載されている連装ビーム砲を叩き込む。

そして艦橋の残骸を盾にしつつ、別の駆逐艦に肉薄する。


こうして俺は弾着観測と共に駆逐艦の駆逐を継続する。

グランゾン戦で俺の超常エネルギーである天使の力をかなり使ったとはいえ、それは元々のエネルギー総量と比較したらの話。

攻撃のために乱射しなければ、濃密に凝縮した天使の力はサイコフィールドと同じように力場として機能する。おまけにエネルギーはほぼ100%回収出来る。

しかし、バリアとして長く持たせるためにファンネルやドラグーンを飛ばしてミサイルは落とすし、ビームビットやIフィールドなどでバリアの外に別の防御層を構築する。


ここまで鉄壁にする事で安心してある意味物量特化とも言える霧相手に多少の被弾を無視する強引な戦法を取る事が出来る。


日本武尊型2隻から放たれる51p3連装砲を模したアクティブターレットから放たれる荷電粒子砲を回避しながらビームサーベルで駆逐艦を葬り去る。


これが俺の仕事の2つ目だ。

オウミが殴り合う前に可能な限り敵戦力を減殺するという重要な仕事だ。


そして今頃オウミは……。





◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆




「波動爆雷連続投射!主砲、対潜砲弾に切り替えて射撃しろ!」


こっちでは敵潜水艦への攻撃を開始している。

終夜が敵の水上打撃戦力を潰している間にこっちがノコノコと接近してきた潜水艦を潰す。


大方潜水艦で消耗を強要しようとしたんだが、今回はそれが裏目に出たようだ。


迎撃方法はさっきと同じだが、文字通り出し惜しみ無しなので波動エネルギーを詰め込んだ対艦ミサイルやMDE兵器すら使用している。


その甲斐もあってか、波動エネルギーが思った以上に効果を発揮している事が分かった。ナノマテリアルが波動エネルギーに脆いのか、ナノマテリアルで構築した物質が偶然そうなっているのかは分からない。

でも効果が実証されているなら使わない理由はない。元々波動エネルギーを使用した兵装は通常弾よりも高い破壊力を有するからクラインフィールドに対しての破壊力も抜群だ。MDE兵器はマイクロブラックホールを生み出して空間を喰らう兵装だから言わずもがな。


さて、あいつらは何をやっているんだろうな。今頃は硫黄島についている筈だ。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



「まだ電磁パルスの影響で上手くあちらの状況は掴めないか……」

「はい、でも爆発音と思しき音源はまだ続いています。まだ戦闘は継続しているものと思われます」


あそこでの戦闘から離脱した俺達は妨害もなく無事に硫黄島に到着。そこで起きた原作ではある意味名シーンとなっているタカオとヒュウガの言い争いをスルーして俺達はソナールームにいる。

出来るならば最後まで見ていきたかったが、それどころではなく原作と同じようなタイミングで離脱してここにいる訳だ。


「あのぉ……助ける事は出来ないんですかぁ?」

「でもここから出来る事なんてほぼないやん。あっちにいったってあの馬鹿火力を叩きつけられてアウトの可能性が高過ぎる。どうするっちゅうねん」

「精々なのはのサテライトキャノンでの砲撃くらいでしょ。直ったんでしょ?」

「うん。やっと直ったけど巻き込むと思うよ?」

「Jud.横では巻き込む危険が高過ぎます。責めて艦隊の位置の完全把握が必要かと」


スゥの提案ははやてに却下されてボツ。やすっちが取りあえずの提案をするが当の本人に却下された。

やるなら飛燕が言った様な補助が必須だ。


「でもこればっかりは今からやっても遅いだろう。それよりも次の事を考えよう」


マダマの片割れであるジェイスの言う通り、こればっかりを話していても仕方ないので、こっちのこれからについて話すことになった。

今、ここには一通りの面子が集まっている。一部は機体の修理や放射能の除染にあたっているがこればっかりはしょうがない。

グリードである俺は兎も角、人間組が放射能で倒れましたなんざシャレにならない。


「言っとくけど今すぐ出航は無理よ?今は補給とイオナ姉様の修復作業で動けない」

「だから本来なら休息をとるのが正しい選択肢だろうな。幸いここにはビーチがあるし、釣りも出来そうだ。だが……」


いつの間にかこっちにいたヒュウガと龍也の言葉に全員が黙る。流石に味方が熾烈な戦闘を行っている最中に遊ぶのは無理ってところだろう。

無理して遊んでもそれは休んだことにはならんしなぁ。難しいところだ。


「となると補給と修理完了までは休息扱いだな。何をするかは自由だがとにかく休ませよう。
そこからは状況次第だ。無事に切り抜けられたらそれが一番だし、もし駄目だったらそこを考慮してこれからを決めるだけだ」


後はあいつらが帰ってくるかがキーポイントか。


上手く切り抜けて来いよ、お前らが生きて帰るか帰らないかは相当大きな問題なんだからな?



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



「やっぱ、無理か」

《それじゃあ無理だろ。そんなズタボロで超戦艦級2隻を相手に取るのは無理だ》


本艦の超長距離砲撃で空母や航空戦艦、巡洋艦を沈め、その混乱に乗じて終夜が駆逐艦を殆ど沈めたおかげで敵の残存戦力は実質2隻まで追い込んだ。

だがここまでだ。α誘導砲弾は弾切れ。ここから超戦艦2隻を沈める手は殆ど残されていない。硫黄島に到達する事も考えると尚更だ。


「波動砲で仕留めるって手もあるが……」

《後が絶対に続かないだろ。下手したら硫黄島どころか地球が崩壊しかねん》


そうなんだよなぁ。波動砲は火力が高過ぎる。

となると、超近接戦闘に持ち込んでの至近距離砲撃が最もマシな手段と言える。至近距離からの61cm砲弾なら凄まじい破壊力は発揮するだろうが……それしかないか。


《となると、脱出するか?そして自爆戦艦にでもして特攻するか、自沈させるか?》

「いや、そうはしない」

《じゃあお前が乗ったままで俺の援護込みでの撃破か?》


3つの未来を終夜が提示するが、俺の考えはどれでもない。

強いて言うならこいつの原型であるヤマトに敬意を示した作戦で行こうと思う。


「いや、お前は硫黄島に行ってろ。しばらくはお別れだ」

《その言い方だと死ぬ気はないようで。伝言は?》

「戦闘データと今までにおけるこの世界の仮説だな。大体同じ結論にたどり着いていると思うがな」

《了解。……死ぬなよ》


そう言い残してカタルシスはGN粒子を放出して雲の上に去っていく。

ああ言ったって事は俺の考えている事を読まなかったな、あいつ。アホか。


さて、これまで俺が打ち立ててきた仮説の最後の部分を暴かせてもらうか。今からな。


「残った全推力を用いろ、これより本艦は敵艦隊への突撃を敢行する!」



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆




「残ったのは私と八咫烏、そして銅月と太刀風か」

「お姉ちゃん、どうするの?あっちはまだまだやる気だよ?」


我が旭日艦隊は残念なことに壊滅してしまった。ガンダムに気を取られてしまい、第2撃の観測が遅れてしまったのだ。それにより、我々を除く重巡以上は全て轟沈。駆逐艦はその殆どがガンダムに沈められてしまった。


残存艦は私、日本武尊の他、同型艦の八咫烏に秋月型対空駆逐艦の銅月に神風型対潜駆逐艦の太刀風の4隻のみである。

現在、銅月と太刀風は撃沈された船のコアの回収に向かっている。幸いコアは全員無事だったのだ。コアさえあれば船体の復元は可能だからな。


そしてそんな我々の状況に対して奴が突っ込んでくるのがこちらのレーダーで確認出来た。ならば……!


「向かってくるのなら迎え撃つしかあるまい。今回の任務は超巨大戦艦撃沈という任務だ。むしろ好都合と考えよう。
銅月と太刀風はコアの回収後、撤退せよ。奴は我々で叩く!」

「ッ!お姉ちゃん、それって……!」


八咫烏は気づいたか。私が艦隊旗の不動明王旗と別にZ旗を掲揚している事に。

この旗はこれからの作戦に私がかける覚悟だ。その意味は


「皇国の興廃この一戦にあり!各員一層奮励努力せよ!」




後書き

終夜:「というわけで艦隊決戦再び、な状況です。大変お待たせいたしました、神崎終夜です」

遊梨:「本当に遅れに遅れてすんません、神崎遊梨です」

終夜:「状況は......末期ですかね。これは勝てない」

遊梨:「今回使用されたα誘導砲弾、正式名称α型誘導砲弾は一言で言えば波動カートリッジ弾に誘導機能と波動エネルギーとテスラ・ドライブによる推進能力を付加した砲弾です。
まさに砲弾の中では切り札な破壊力を誇っているわけです。イメージは完結編の冥王星近海での超長距離砲撃だね」

終夜:「テスラ・ドライブはアルトアイゼン・リーゼと同じくバランサー目的だけどな。でもそれも弾切れ、波動砲は星ごと吹き飛ばしかねない、波動防壁も使用不可能でメインの推進機構は全滅と半分詰んでいるわけです」

遊梨:「勝って硫黄島に向かうには、致命的な被弾をせずに超戦艦2隻を撃破。さらに道中でもやられないと難しい条件が揃っています。オウミって全長490mだからデカイし」

終夜:「後は硫黄島組みに託そう。何、補給が何気に悲鳴を上げているが大丈夫だろ。何機かは補給要らずだし」

遊梨:「でも殆ど補給は必要だし、補給のメインは物質の等価交換を行えるオウミだしねぇ。ダッグ・アースラにも小型版があるとはいえねぇ」

終夜:「このちゃっかり絶望的な状態、どうするかねぇ。書いてたら予想以上に絶望過ぎたってさ」

遊梨:「予定では次は硫黄島に悲鳴が満ち溢れるんでしょ?どうするのさ」

終夜:「知らね。どうにかなるんじゃないか?幸い殆どの物資は移送済みだし、ある程度予見はしていたから寝耳に水ではないからな」

遊梨:「そうだね。規格もへったくれもない部品的な統一性のないこの部隊はいつまで持つやらか。では今回はこの辺りで失礼します。神崎遊梨と」

終夜:「神崎終夜でした」


(オウミはそろそろ退場ですね。寂しくなりますよ、ロマンに溢れたヤマトの発展型たる超巨大戦艦の終焉は。次回は......自然の脅威?
今日のED:『旭日の艦隊 EDテーマ』)


終夜:「......なあ、この世界のデータ、どう思うよ」

遊梨:「何々?......うん、何これ」

終夜:「日本を樺太を領有状態で領土や資源を10倍、さらにハワイやミクロネシアすら領有した日本大陸って......誰得だよ。何だこのチート」

遊梨:「これか、作者が煮詰まっていたのはこれのせいか。一々軍備や政治体制、歴史、その他諸々を自分なりに作ってるよ......」

終夜:「それに超兵器が大量産だと?VFやPTすら導入する気だぞ」

遊梨:「さらに人員も色んな作品から掻き集める気満々。プリキュアやシンフォギア、ウルトラマンすら混ぜてやがるよ」

終夜:「作者的にはオーストラリアも緑化した上で領有しようか考えているらしい。そこさえあれば不足している資源がないし飯にも困らない。世界中が敵だろうと叩き潰せる」

遊梨:「......何を想定しているんだろうね、その世界」

終夜:「日本VS世界連合じゃね?このパターンを3回はやるらしいし」


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