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頂き物の小説
幕間1



『少年達の決意』


「...レイジ」

「何だよ、セイ」


俺は与えられた2人部屋のベッドに寝そべっていた。

その時、セイが不安そうな声で俺を呼んだ。


「どう...なるのかな。僕達...」

「どうもこうもないだろ。戦うしかない」


俺の答えにセイは立ち上がって訴えてきた。


「でも!ガンプラバトルとは違う。正真正銘の殺し合いなんだよ!?」


あー、そういう事か。

考えてみればこんな戦いをする環境じゃなかったよな、こいつは。


だから命のやり取りをするのを怖がっている。

当然か、と思いつつも俺の考えをぶつけてみる。


「俺は戦いたい。力があるのにただ震えて篭るなんて一族の面汚しだ」

「何だよ、一族って...」


少なくとも今の俺には戦う力はある。なのに他の奴らに任せて自分は籠るなんざ俺は御免だね。


だが俺の答えはセイの機嫌を損ねたらしい。

しゃーねぇなぁ。


「分かったよ。じゃあお前は戦うな」

「...え?」


セイは不思議そうにキョトンとした顔で返してくる。


「俺が戦う。セイはセイなりの戦いをしろ」

「レイジ...」


俺は自分の考えをただぶつけているだけだ。だがセイにため息をつかれた。

俺、変な事言ったか?


「どこの刹那さんだよ。分かった、僕は後席でサポートするよ。レイジ1人じゃビルドストライクの全性能は発揮出来ないからね」

「何だと!?言ってくれるじゃねぇか、セイ!」


俺が言い返して...お互い笑い合った。そして


「僕が作って」

「俺が戦う」


セイといつの日か言った言葉を喋って自然とハイタッチする。


「よろしくね、レイジ。命預けたよ」

「ハッ!預かられた!」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

『波動砲』


「...やっぱり無理か」

「無理だな。トランジッション波動砲の影響が想像以上にデカイ」


オウミ艦内の波動砲制御室で俺は誠哉さんと揃って溜息をつく。

最終決戦の相手である究極超兵器、フィンブルヴィンテルをロケットアンカーを突き刺してから宇宙に引き上げてからの6発分の波動砲のエネルギーを1回に集約したトランジッション波動砲の発射は表向きの損傷こそ大した事はなかったが、中のダメージが大きかった。

簡単に言えば最大の切り札、波動砲が使えない。航行できるだけマシとも言えるが。


「取り敢えず波動エネルギー伝導菅と波動砲制御装置の交換だな。当分波動砲は使えないと思っていい」

「どれくらいだ?」

「1ヶ月半。それだけの期間があれば直してみせる」


頼みますぜ、波動砲は文字通りこの艦の切り札だから。

今は各種特殊砲弾で対応出来るけどいつか絶対に使う必要が出てくる。そう、俺の勘が訴えている。


「これが波動砲か...。凄いな」

「全くだ。どれだけの威力があるんだい?」


その時、ダブルスカリエッティとコブラ、レオスにセシアが制御室後部の扉から入って来た。

そういえばレクリエーションも兼ねた艦内ツアーでもここは修理中だったから案内していなかったか。


「通常出力で地球サイズの惑星を撃ち砕く破壊力はある。出力増加、炉心の同時使用本数増加で威力はまだまだ上がる」

「そんな破壊力があるのか...。学ばせてもらった」


あの時、時空管理局本局を撃ち抜いたのも波動砲だったな。転送ポートで本局に逃げた連中や本局の職員や提督達を管理局艦隊の一角ごと纏めて葬り去ったのは記憶に新しい。

そして続けて放った拡散波動砲が混乱している敵艦隊を問答無用で粉砕した事も。


「随分過激じゃないか。そこまで許せなかったのか?」

「そうですよ。人が沢山死んだ...んですよね?」


当然疑問の声は出てくる。

でもそれであっさり捻じ曲げたりはしない。


「正直許せなかったですね。俺達の妨害だけならまだよかったんですけど...奴らは管理局の存在を知らない世界の侵略すら平然とやっていた。今でも腹が立ちます」


でも俺はそんな腹が立つ感情以上に俺の指示で数多の人達の命を奪い去った事への整理が未だについていない。

一応割り切ってはいるけど彼らにだって相応の幸せがあった筈。その幸せを奪ったのは紛れも無い俺だ。


これが戦争なんだ。お互いが自分の信じる物を信じて、それを脅かす同類を殺す。そうしないと自分達が殺されるから。

悲しい事に同族殺し以前に同類殺しをしている様な物だ。一部の例外はあるといえどそれは変わらない。オマケに戦争や政治の一部だしなぁ。

そして戦争の傷跡は決して完全に癒える事は決してない。


俺の世界はそんな戦争の嵐をを乗り越える事が出来た。

最後には国を越えて手を組んで全ての戦争を仕向けた元凶を取り除く事が出来た。


そんな世界にこれは必要ない。いや、存在してはいけないんだろうな。

この波動砲、願わくば永遠に封印される事を願ってやまない。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

『釣り』


合流3日目の朝10時半、ダッグアースラのカタパルトで私達は釣りをしていた。


メンバーは私達ダーグ一家、八神家とリーエ、そしてダッグアースラ整備スタッフ一同。釣り竿は龍也さんの謎コートの中にあった物とオウミ、ダッグアースラに格納されていた物を引っ張り出した。


釣り自体は順調で景気良くバンバン釣れる。

そして釣った魚の大半が地球にあった食べられる魚だった事にダーグが歓喜していた。今日は魚パーティだ!、と。

そんな中、今までひょいひょい釣り上げていたリーエが釣り竿を握りしめて耐えていた。


「龍也様、助けて下さい!凄く...引っ張られて...!」

「半ネクロのお前を引っ張るだと?よし、手伝おう」


龍也さんがリーエの後ろに立ってリーエを支える。当然、手を添える形になり...リーエの顔が赤くなっていた。

龍也さんはそれに気づかない。デリカシーがないというか何と言うか...。


「リーエ、案外油断ならんなぁ」


それにこれもあるんだよねぇ...。兄に対してヤンデレ化する妹が。

他の騎士達も表向きは平気そうだけど雰囲気隠せてない...。


そして二人掛かりになった事でアッサリと釣り上げられた大きな魚、マグロは放物線を空に描いて甲板に叩きつけられた。


「随分でかいマグロだな。ざっと地球の物の10倍はあるぞ?」

「でも白いですよ。大丈夫でしょうか?」


もしかしてアルビノ体質?それともこの星の性質?星が覆われているから紫外線とか降るのか怪しいしなぁ...。


その後も釣りは続き...


「キングサーモンだ!でけぇぞ!」

「体長推定480cmですか。かなりの大物ですね」


ダーグが巨大なキングサーモンを釣ったり


「だなぁ!?」

「ダァァァァ!!??」

「オイラを巻き込むなァァァァ!!」


チータスとダイノボットは引っかかった超巨大な鯨と思わしき生物に引っ張られて引きずり込まれる 。

ラットルもダイノボットの足が引っかかり巻き添え。


「海老ィィィィィ!!??」

「連なって釣れるもんだったか?」


一夏さんが何故か糸に沢山張り付いた海老の大群が釣ったり。


「鮫釣るんじゃねぇよ!危ねぇ!」

「フカヒレ来たぁぁぁぁぁ!!!」

「んな事言ってる場合か!跳ねてこっち来たぞ!?」


龍也さんが勢いで釣ったいかにも人食い鮫みたいな見た目の鮫を見てダーグが目を輝かせたりとこれでもかと言わんばかりのカオスだった。鮫は言葉さんが近くにあった包丁で首を切って殺した事でどうにかなった。

でも...楽しかった。また釣り出来たらいいな。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

『閃光の女神』


そして夜。龍也さん達が釣った魚でパーティみたいな物が開かれていた。

大食い競争が始まっている中、新鮮な魚や海老による海鮮丼を食べながら俺達はある話題である意味盛り上がっていた。


「そういえばそっちの世界にもフェイトさんいるんでしょ?何やってるの?」

「あー...俺の世界のフェイトはな、銀さんと付き合ってるんだよ」


あむの疑問に答えるのを悩んだが結局答えた。理由はすぐに分かる。


「何だって!?僕のフェイトを奪ったのか!」


これだ。

恭文は恭文の世界のフェイトの夫。しかも子供が2人いるという。そして本人は否定しているが実情はハーレム。羨ま...けしからん。


だからこそのこの反応。これが予想出来ていたからなぁ。


「俺じゃねぇよ!別の世界の俺に決まってんだろうが!」

「黙れ!アルト!」

《まあ面白そうですしよしとしましょう》

「止めろよ、パートナーデバイス!というか理不尽過ぎるだろ!」


アルトアイゼンをセットアップした恭文に新八が即座に突っ込む。流石ツッコミ代表だ。キレが違う。


《えっと...やめてあげませんか...?》

「新八の言葉は間違っていないだろうが」

「そうですよ。あくまでも別世界ですし...」

「よかった!ちゃんと良心がいた!」


さらにヴァイスリッターのろうさなヴァイスリッターとショウタロス、ルビーがおずおずと意見した。

これなら...大丈夫か?


《黙りなさい》

《何でですかー!?》


だがアルトアイゼンはストフリのろうさになってビームライフルをヴァイスリッターに向ける。

何でだよ!?間違ってないだろ!


「銃向けるんじゃないわよ!間違った事言ってないでしょ!?」

「これがデフォです」

「デフォですね」

「凄いデフォだね...」


シオンとリインフォースUの言葉にキラが諦めの表情を浮かべていた。なお、ヒナギクのツッコミは無視された。

まあ...慣れるしかないよな。慣れって怖い...。


「...何で銀魂の映画あるの...?」

『...気にしたら負け!空気読め魔王!』

「気になるよ!それに魔王じゃないもん!」

「というか俺はショウタロウだ!ショウタロスじゃないからな!?」



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

『信頼』


俺はオウミ艦橋後部の観測室にいた。早いが話、パーティからちゃっかり離脱した。

俺はああいう空間は嫌いじゃないがのんびりしたい時に居たいとは思わなかった。


そして俺は3人の存在と会話をしていた。


「成る程。お前の力も難儀だな」

「分かってくれて幸いですよ、刹那さん」

「でもこっちとは少し違うんだな。資格と来たか」


刹那、ティエリア、リトだ。つまりニュータイプとイノベイターの会話という事になる。

ここにアムロやカミーユがいたらファン必見なんだろうけどその機会はいずれ訪れるだろう。


「終夜さんと刹那さんにティエリアさんとリトさん?」

「リーエか」

「キュイ!」


そこに入って来たのはリーエとスザクだった。

リーエはスザクを肩に乗せて俺の隣に座る。


「どうしたんだ?何か用でもあるのか?」

「終夜さんは...散り散りになった家族の事、心配じゃないんですか?」


リトの言葉にそして少し言いにくそうに俺に名指しで質問してきた。


そういえばリーエは確か自身がいない別の世界の龍也と別れて旅をしているんだっけか。

だからこっちの龍也達と一悶着あったが、他の連中の仲裁もありお互い納得している状況だ。


話を戻してその問いに対する俺の答えはこれしかなかった。


「別に」


俺のあっけらかんと言った言葉にリーエは驚いて立ち上がり反論...いや、罵倒を浴びせてきた。


「そんな言葉...本当に家族なんですか!?家族なr」

《違うな。だがそこまで信頼しているのか?》


ティエリアさんのその言葉にリーエの動きが止まる。


「その通りです。あいつらがこの程度の事で死ぬ筈が無い。強くなっていても死ぬのはあり得ない」


終夜さんの言葉を聞いて思い出した。それは昔聞いた龍也様とはやてさんの信頼関係にそっくりな事を...ねぇ。

全く、人の頭の中が読めてしまうのも考えものだよな。解除とか出来ないし...。


因みにこっちにいない連中は今のような化け物じみた力が手に入る前の俺より強い。

今ここにいないあいつの力を借りてようやくスペック的に互角に持ち込めるくらいだった。


そんな奴らが力尽きて死ぬ?寝言も大概にしろ。絶対あり得ない。


「信頼...しているんですね」

「家族だからな」


リーエの納得がいった顔で放たれた言葉に俺は少々照れくさかったが即答する。

念の為に言うが死ぬなよ。遊梨、理恵、美鳥、舞、リルス、良太郎、セイバー姉妹、リインフォース...進。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

『眠り姫』


私がアサルト隊に入隊したのは合流した次の日だった。

そしてその日の17時にオウミから発艦、上空で合流して周辺空域を訓練も兼ねて哨戒任務をしていた。


今の時刻は19時。哨戒任務と訓練は終了。もうクタクタ...。


《初任務完了だな、アサルト4》

《デルタ1よりアサルト隊。カタルシス、センチュリオ、ウルティメイトデスティニー、メシアと交代して帰還して下さい》


労いの言葉の後に来たオウミからの通信。

電子音声だけどそこの辺りもしっかりしていた。戦争続きの世界だと全てこうなのか?


《了解。アサルト隊、RTB。...やっぱり分かってはいても電子音声は慣れないな》

《あいつが眠ったままだからしょうがないがやっぱりな...》


あいつ?一体誰の事?紹介は全員もう終わったんじゃ...。


《そういえば説明してなかったか...。着艦後、ロッカー前で待ち合わせだ。教えてやるよ、俺達のオペレーターを》


オウミに帰る途中でカタルシス、センチュリオ・トライア、ウルティメイトデスティニー、そして腕部分がAGE-1ゴリアテ、下半身がレギルス、肩がAGE-2アルティメス、背中に大型ソナーとスナイパーライフルをマウントした姿でカラーリングは緑色のメシアガンダムサーチウェアとすれ違いながら、私はその出会いに少し心を弾ませていた。



◆◆◆◆◆◆


ダッグアースラからエールストライク、AGE-FX、フルアーマー騎士ガンダムの発艦、そしてオウミで生産された消耗品をピストン輸送するサイコガンダムとアクエリオンEVOLを見ながらオウミに着艦。

作ってもらったEXギア対応型のパイロットスーツから着替えて更衣室前で2人と合流した。


そして来たのはオウミの医務室の一角にあるベット。そこには金髪のイギリス系の女性が眠っていた。その横にはタケシさんがいた。


「やっぱり目は覚まさないか...」

「ああ。身体には異常がない。多分精神的な物だと思う」

「やっぱりか...。ありがとな」


タケシさんはダッグアースラに運ばれる医療物資の確認やらで長居するわけにもいかないと言って別の場所にいたシゲルさんや小松さんと合流してダッグアースラに戻っていった。

そして眠っている女性に目を向ける。


「エマ・グレンジャー...」

「知っているのか?」

「うん。PS2のマクロスのゲームに出たオリキャラ。正直いるとは思わなかった」


私が知っているエマ・グレンジャーはPS2の超時空要塞マクロスにオペレーターとして出ていたオリキャラ。

まさか彼らの家族とが思いにも寄らなかった。


「成る程な。ある意味うちのオペレーターなのも納得する」

「VFは今の所俺達しか運用していない。学園都市もある事にはあるが独自改良したVF-11が関の山な連中だ。オマケに主力じゃない」


後で学園都市のVF-11のスペックを見せてもらった。

ISCの代わりにパイロットの脳以外を凍らせて、有線ビットを搭載したりと学園都市らしい仕様だったけど、性能はVF-25レベルじゃなかったとだけは言っておく。


「まあ目が覚めて動けるようになったら管制官として働いてもらうさ。まあ勝手にやり出すだろうけど」

「エマさんはどこで管制官してたの?」


私は何となく浮かんだ疑問を口にする。

元から家族で彼らのサポートのために始めた線もあるけどガルム1、メビウス1、ガルーダ1というエースパイロット達だから案外そのツテかもしれないと思ったからこその疑問だった。


「エメリアだ。空中管制機ゴーストアイの管制官だったんだがいつの間にか恋仲になっていた進について来た」

「え?」


サイファーの答えに思わず惚けてしまう。

ちょっと待った。恋人の為に群を抜けたって事!?その一途な所はちょっと羨ましいけどいいの、それ!?


「エメリア軍ってどうだったの?」

「それを聞くか...。まあ世界一はっちゃけた軍隊だった」

「アイドル来るから痛戦闘機をそれぞれの性格に合わせて作る。航空祭でやった劇は滅茶苦茶。景気付けに音楽流すとんでもない国だったな」


それはまた...。

まあエメリアは現実でいうイタリアがモチーフの国と言われている。だからはっちゃけるのは分からなくはない。

そしてアイドルの痛戦闘機は心当たりがある。...まさかアイドルマスターもあるの!?あの性格を機体特性に反映した無茶苦茶!


「あー...簡単に言えば765プロのメンバーがエメリア首都グレースメリアでライブをする事になった」

「当時エメリアでは日本のアイドルが大流行でな。空軍の連中も例外じゃなくて志願と抽選でパイロットを選出、同時にアイドル達の痛戦闘機を作り始めた」

「765プロがグレースメリアに来訪する日までの2ヶ月で訓練込みで突貫作業だった痛戦闘機プロジェクトは終了。だが迎える当日にエストバキアがグレースメリアを奇襲、戦争になった」

「そして西のケセド島まで退却したエメリア軍の中にそいつらもいた。そして塗り替える暇などなく結局痛戦闘機のままエメリア・エストバキア戦争を駆け抜けた。音楽を垂れ流すオマケ付きで」


事の経緯を呆れ混じりで話す2人。

うっわぁ...。それは酷い。というか風評被害がヤバそう...。


「だから一説ではエストバキアはエメリアが羨ましくて妨害したんじゃないかという噂まで立ってんだよ」

「そして妙に律儀だったのか、戦争終了後に765プロにはエメリアから多額の著作権料やら謝罪料が流れ込んだらしい。それを資金として後を受け継ぐアイドルの育成が始まったとか」


聞きたくなかったなぁ...そんな事。

想像以上にくだらない戦争だったのかもしれない。ニコニコ動画じゃないんだから...。


「後にも先にもこんな馬鹿げた戦争は御免だ」

「全くだ。理由がくだらな過ぎる...」


サイファーとメビウスが吐き捨てる様に口にするその言葉は戦争を経験しているが故の重さがあった。

やっぱり私達の世界は戦争になってないだけ遥かにマシなんだ...。JS事件もテロレベルだし。


「さ、流石にそれが原因って訳じゃ...」

「ならいいんだが...案外ネジが数本すっ飛んでいる世界だからなぁ」


その言葉で2人はまた頭を抱え始める。

もー!この空気どうすればいいのー!?


後書き
終夜:「どうも、幕間1如何だったでしょうか。神崎終夜です」

遊梨:「毎回CMあると思うなよ!幕間はないからね!というわけで神崎遊梨です」

終夜:「いきなりぶっ飛ばすな。まあぶっちゃけ補完編です。セイ達の戦う理由付けや波動砲を使わなかった理由、そしてやりたかった事をぶち込んだと」

遊梨:「信頼だとまだ見ぬメンバーの名前が公開。一応彼女らとこっちの面子で全員。皆ご多分にもれずチート」

終夜:「そして『眠り姫』は俺達の世界のミリオン勢出現の経緯にもなっています。にしてもひっでぇ理由だな」

遊梨:「アイマス痛戦闘機出すにはこうするしかなかったって。アイドルを戦わせるわけにもいかんでしょ?エストバキアは完全に推測レベルだけどこの世界だと案外いそうだから書いてみたって」

終夜:「戦争に関しては実際に体験した人の話や憶測を繋ぎ合わせて一つの結論として書いたんだと。これが全てじゃないという事は頭に入れておいてくれ」

遊梨:「この小説が史実クロスした暁には半島国家や宗教国家を徹底的に叩き潰す可能性あるしねぇ...」

終夜:「それだけ関心がある事にしておこう。見たいって人がいるかもしれんがこの異世界編、全員合流編過去編をやってからになるからかなり遅くなると思う」

遊梨:「...出来るの?」

終夜:「...知らん」


(俺だってちゃんと書きたいよ!書けるように努力するよ!
今日のED:小林啓樹『A BRAND NEW DAY』)




「んなアホな!?」

「ったくそう来るか...」


世界から放り出された彼らが辿り着くは『Mist Fleet』が存在する世界


「こんなものを見せられたら信じるしかない...か」

「私達でもこれ程の技術力はない」


そこで彼らは『Bule Steel』と出会う


「に、逃げろ!巻き込まれるぞ!」

「全くふざけた世界だ」


彼らはその世界で一つの真実を知る


《あの野郎...化け物か!》

《化け物なんてレベルじゃない!》

《あんなのどうすればいいのよ!》


彼らはその世界で生き抜くべく奔放する


「まあやってみるか。倒せないわけじゃないんだ」

《ここは私に任せてもらう!》


とある家族の異世界冒険記コラボ2編Second Stage-蒼き鋼のアルペジオ編、近日公開


《馬鹿!脱出しろ!》

「俺に構うな!とっとと行けぇ!!」




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