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頂き物の小説
アスカSIDE:第一話『始まりはいつも突然』



「・・つー訳で、君には地球征服の第一歩になって貰います♪拒否権なんて最初からありません♪」


・・・・・え?


M A G I C A L G I R L L Y R I C A L N A N O H A

S t r I k e r S IF

Nobody Knows

伊豆見祥吾side

第一話『始まりはいつも突然』


何故か誰もいなくなった渋谷駅

角を曲がったらいつの間にか異次元世界で硬いベッドの上でした


・・・これなんてオリ主系小説の前フリ?

と言う訳で今まさに!

奥さん、ピンチです!主に地球が!


「全く・・・さっきの片割れのお陰で手捻っちゃったよ。」

「マジで?確かに凄く暴れていたからなぁ。これでもか!って位に。」


そんな会話を続ける愉快な宇宙人殿

因みに見事なグレイタイプです本当にありがとうございました


「さて・・と。君、一応聞いておくけどどんな風に改造されたい?」

「は?」

「いや、だからさ。例えばショッカー的な何かとか。」


本当に宇宙人か疑いたくなるような発言は謹んで欲しいです、はい


「え・・・強いて言うなら『ボルテッカッッ!!』的な・・・」

「ああ、テッカマンね。あれは作画崩れが酷かったけど名作だよね。スパロボでも鬼性能だし」

「じゃあその方向で行こうか。」


慎む気無いな、おい。スパロボとか言うな!


「では、を始めます。・・・・そぉいっ!」


ざっぱぁぁぁぁぁんっっ!!


「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁああああああっっ!!」


あっつう!何これマジ熱いんですけど!ドリフか?ドリフなのか!?それとも上島か!?

どんな手術が待っているのかと思いきやいきなり熱い液体を掛けられた

僕のドキドキを返せ!


「おい!何やってんだよ!何で改造の対象にお湯掛けてんだよ!

蓋開けて粉スープを麺の上にかけてしまった俺のカップラーメンを如何する積もりだ!」

「え?あ、麻酔と間違えてお湯かけちゃった。悪い悪いw」

「仮に麻酔だったとしても何で刺すんじゃなくてぶっ掛けるんだよ!ぶっ掛けるのはケフィアだけで十分だよ!」

「それは女性の顔にかける液体やないか〜い(クイッ)」

「ルネッサ〜ンス・・・って何やらせるかこの馬鹿!」

「馬鹿って言ったな!一日に15回も馬鹿って言われた事あるのに!」

「多いよ!普通のバカな人が一日に言われる回数の平均を大幅に超える数値だよ!

そして回数を数えていたお前もどうなんだよ!?」

「うるさい!25の平方根が計算出来なくても地球侵略はできるもん!数学なんてクソくらえ!」

「随分と斬新な言い訳だなオイ!」


何だろうね、この凄く残念な光景は・・・宇宙人とか好きな人が見たら絶句するよ・・・

・・・さっきも言ったけど本当にこの人(?)達は宇宙人なのか?

それとも宇宙でも日本のお笑い番組やアニメがやっているのだろうか?

気になる所だが今はそんな事を気にしている場合じゃない


「あの〜・・・」

「「あぁんっ!?」」

「スイマセン、ナンデモナイデス。」


怒られてしまった・・・僕は悪くないのに・・・・



数十分後



「はぁ・・・はぁ・・・・」

「・・・はぁ・・・・はぁ・・・・・・やっぱり巫女さんは萌えるよな!」

「「(ガシッ)」」←握手


なにがあったんだよ!何でさっきの喧嘩から巫女さん萌えの話になるんだよ!

途中から母国語話していたから(多分)途中経過が気になりすぎるよ!

ツッコミ所多すぎだよこの宇宙人!

「で、・・・話が月と地球の距離位離れたけど・・・・を始めます」


話が逸れた自覚あったんだ・・・

てゆーか改造手術始まっちゃう!?


「ところでお前なにやってんの?」

「え?」

「また?お前地球の農地に自分の絵貼り付けるの好きだね〜」

「あれが楽しいんだよ、貼り付けると人間が面白いくらいに騒ぐから。」

「へぇ・・・。」


ミステリーサークルってそんなに安っぽいもんだったのか・・・っ!てゆうかフォトショップで作ってたのかよ!

なにその聞きたくなかった新事実・・・・・

嗚呼、悲しき哉。宇宙人に抱いていたがどんどん壊れてゆく・・・


「え〜と・・・えいっ(プスッ)」

「あっ・・・・・」


麻酔だろうか、体の感覚が無くなって・・・・いかない?


「さてと・・・(サクッ)ここをこうして・・・(グチャ)これは・・・・・いいか、イラネ(ポイッ」


いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!!

痛くない・・・痛くないけどさぁぁぁぁぁぁあああ!!!

感覚が!感覚がキモイよ!

あっ、ちょっまっ!だめ!それ取ったらいけない気がする!なんか途轍もなく重要な臓器な気がする!

視界がぼやけて良い感じにモザイクが掛って良く見えないけど薄っすら見える分余計に恐い!


「よし、スペースは空いたな。此処にコアを入れて・・・よいしょっと(ズプリ」


何か入れたー!

真っ黒な何かをズプッと!

その時、体―ちょうど腹部の辺りから変な感覚がした

どういえば良いのだろうか、何かこう・・・本当はエロゲとかに出てきてウネウネしてる物が体の中を這い回っているような・・・


「顔は・・・・うん、生きてればきっと良い事あるから、うん」


今まさに人を改造しているアンタが言うか

というかほっといて下さい


〜数分後〜


「よし・・・縫合終了!O☆WA☆TA!」

「おっ終わった?どう?」

「おう、良い感じ。コアの馴染みも良いし肉体能力の上昇とか以外に特に目立った変化もなし」

「成功だな。」

「成功だ。」


なんか勝手に話が進んでいる・・・!

こっ、これは何かアクションを起こさなければいけない気がする!


「取り敢えずアレかな?最初の命令を下そうぜ」

「そだね〜。よし!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・名前何にしよう」

「今から!?今考えるの!?」

「いや、テキトーにアブダクションしてテキトーに侵略させようと思ってたからつい・・・」

「忘れてたのかよ・・・・」


なんだか揉めているようだ

今の内になんとか逃げ出して・・・・・


そうやって脱出の手段を考えていると

自然と頭の中に様々なワードが浮かんできた

それは攻撃プログラムであったり防御障壁であったりしたのだが・・・


・・・・・あるんだ、ボルテッカ


「よし!決めた!こいつの名前はウンコ大好きウンコ丸『させるかー!ボルテッカッッ!!』」

「「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!」」


宇宙人A・Bは膨大な対消滅反応による暴力的なエネルギーの奔流に巻き込まれて消滅(?)してしまった。

あんな名前にさせられて堪るか!っと思って思わずボルテッカつかっちゃったけど・・・・

このボルテッカ指向性あるのね、これなんてスターライトブレイカ(ry


拘束もいまの衝撃で解けたし・・・さっさと逃げ『アラート。緊急事態発生、メインエンジンを損傷、空間航行機能を損失。現状を維持できません。及び空間内に巨大なエネルギー収束を感知、空間の消滅が予想されます。転移装置で早急に脱出してください』


・・・・・は?

良く判らないがとても危険らしい

まぁ兎に角逃げよう

なんて思って立ち上がったその時


ズンッ


「・・・・・・(汗」


天井から大きな鉄の棒が落っこちてきました


「これは・・・本格的に不味い・・・っ!」


取り敢えずその転移装置とやらに向かって走る

廊下の所々に標識があったので辿り着くのは楽だった


「・・・あった!」


そして転移装置を発見

これで逃げ出せて・・・・


しかし、目の前に並ぶ意味不明の言語とボタン


「でも・・・・・これ、どうやって起動を・・・」


逃げ出せませんでした(笑


「って、(笑)じゃない!どうすんのよコレ!・・・えぇ〜い!どうにでもなれー!」


バリン!


勢い良く、コンソールと思わしき物の中心にあったカバー付きのボタンをカバーごと押す


そして、僕はこの世界から消えた












第一話『始まりはいつも突然』END


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あきゅろす。
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