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頂き物の小説
『第1話 餌に釣れられて巻き込まれ』




















―これから語る物語は、とある部隊と1人の魔導師の物語に巻き込まれたある女性にゾッコンLOVE(死語)な男の物語―



―まぁ、そんな男が交わりどう変わっていくのか……―



―まぁ、対して変わらず、好きな女を落とす方法を模索していくだけなんですが………部隊にゃ興味は殆ど無いし―



―そんなわけではじまりはじまり〜―




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新暦75年 9月。つい最近までここ、次元世界の中心だとかぬかしているミッドチルダでドでかい『事件』が起きていた。


公的には『J・S事件』、『レリック事件』等と呼ばれているそうで……


まぁ、その辺の話はDVD全9巻の『魔法少女リリカルなのはStrikerS』なり某動画サイトなりで見ちゃった方が早いとおもうぞ。ほら、地球の諺にもあるだろ?『百聞は一見にしかず』って



まぁ、そんな事件があったわけだけど、俺はんなもん知らずに楽しく旅行に出ていて久しぶりに友人にお土産渡すつもりで遊びに行ったんだけど…………なんでこうなった!!













とある魔導師と古き鉄と愚者のお話


『第1話 餌に釣れられて巻き込まれ』











「なぁ、恭文さんよぉ……」


「何さ?こっちは大変なんだからちゃっちゃっとやってよ、スルギ」


《そうですよ。さっさとしてくださいよ。使えませんね》


「よし、お前ら表出ろ!な、いいから一辺外出ろこのスカポンタンどもっ!!」


えー、はじめまして?スルギ・デリンクスだ。いきなり怒鳴ってるシーンから始まってるが……まぁ、許せ。いや、聞きゃ納得する筈だから


「俺はお土産渡しに来ただけだよな?なのになんで仲良くお前の書類処理を手伝わされなならんのだっ!!」


「そんなもん巻き込まなきゃ間に合わんからに決まってるでしょうがっ!それと僕が大変な時に旅行なんぞに行ってたことに対しての嫌がらせですけど何かっ!?」


「何をぶっちゃけとりますか、お前は!?」


こんなアホな理由を声高に言ってるのは本編主人公、青凪恭文。特徴はちっさい「誰が池乃めだかも見下げる位のチビだ!!」


「誰も言ってねぇだろうが!?」


なお被害妄想はでかい。


《まぁ、事実手伝ってもらわないと真面目に間に合わないんですよ。次の出向前に『あの二人』とさらば電王見に行く予定ですから》


「……なん、だと?あの二人ってヒロさんとサリさんの二人とかっ!?」


《えぇ、そうです。なおヒロさんもかなり楽しみにしていますよ》


………………よし


「恭文!ちゃっちゃっと終わらせるぞ!そんでさらば電王だ!」


「またいきなりだねっ!?」


《貴方、そこまでですか?そこまでヒロさん好きですか?》


《殿のビョーキを狙って言った古鉄姉様が言える立場じゃないと思いますが?》


《甘いですね、ルクス。バカな男を操ってこそ女は輝くのですよ?貴女も覚えておきなさい》


《わかりました古鉄姉様。ためになります》


「って、まてまて!何をウチのデバイスにアホな事を教えてますかっ?!」


《いえ、私は可愛い妹分の面倒を見ているだけですよ?》


《そうです、殿。私は古鉄姉様に女としてのたしなみを……》


「んなもん習わなくていいわっ!」


「っていうか早く作業しろぉぉぉおっ!」











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んで、恭文の書類処理に巻き込まれていた、少し前まではそうだった。なのに、なのに!


「なんで俺は恭文と一緒に機動六課に出向しとんのじゃぁぁあっ!?ヒロさんにも会えなんだしっ!」


《殿、それはヒロリス女子のプロマイドに釣られてしまった殿の台詞ではありません》


「そうだなっ!餌に釣られた俺が悪いわなっ!」


そうです。そんな理由で巻き込まれました。いや、実際話聞いたらココ無茶苦茶過ぎてコイツ1人だと変なフラグを踏みそうだったから……


「けどさ、スルギ、その陸士の制服でいいの?はっきり言って地味なんだし嘱託の僕らは好きな制服でもいい筈なのにあのバカのせいで僕まで……」


「うっせ。管理局のコレと海のしか持ってねぇんだよ。あと、基本的に部隊入るならそこの隊服だろうが」


《あぁ、つまり貧乏なんですね》


《そうなんです、古鉄姉様。殿は貧乏な上にドケチで……》


《いいんですよ、ルクス。泣きたいときは泣きなさい》


《古鉄姉様ぁ……》


よし、無視だ無視


「はよ、行くぞ、恭文」


「スルギ、キツいんなら少し位なら貸すよ?」


「って、おのれもノルなぁっ!!」











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「……………やっと帰ってきました」


ここは時空管理局所属・機動六課のロビー


部隊員は前線、ロングアーチもバックヤードも、皆整列しとる


うちはそれを見て泣きそうになる。けどもそれは今はまだ我慢や


「あの襲撃事件から早二ヶ月経ちました」


隊舎は丸焼け、怪我人多数。そして拐われてもうたんもおった


マジで負け戦以外のなにもんでもなかった。ほんま………辛かったなぁ…


「今日、私達はようやく私達の居場所に帰ってくる事ができました
この二ヶ月の間、アースラに乗り込んでいてくれたクルーをはじめ、皆さんには本当に苦労をかけました」


あの事件で隊舎が壊滅してから早二ヶ月。ようやく隊舎は復旧して元通りになってくれた。


せやけど全部が全部、元通りに、ちゅうわけではない。てか、そんなんは無理やしな。そうでなかったらアイツ呼ぶ必要ないし。まぁ、例にあげるとしたら前線メンバーや


まずはなのはちゃんとヴィータ。ゆりかご内で相当なムチャしたせいで本調子とちゃう。まぁ、これはうちには責められん。見通し甘かったうちのせいでもあるしな。まぁ、そんでもなのはちゃんはやりすぎやけども。


ま、そんな二人の完治は相当先とはシャマルの言や。


他にもヴァイス君やザフィーラ、ロングアーチにバックヤードのスタッフも負傷。


今、こうして通常業務でさえも厳しい人員も……結構、おる


でも、それでも来てくれた…………ありがとう。ほんまにありがとう


「私のような未熟者にここまでついてきてくれたこと。ただただ感謝するしかありません
ほんとに……………ありがとうございます」


そんなわけで、機動六課はまだまだ完全復活には程遠い状況や。


でもリンディさんのおかげで人を借りる事が出来た。


うちとうちの子達になのはちゃん、それにフェイトちゃんの昔からの友達…………とソイツが巻き込んだソイツの友達


まぁ、その友達の友達は置いといて、友達の方は幼馴染みやな。嘱託として、あっちこっちの現場を渡り歩いてきた優秀な魔導師や。


実力はうちらがよう知っとる。もうかれこれ8年の付き合いになるからなぁ。あんなことやらこんなことまで知っとる。


アイツが居ってくれたら六課は相当楽んなる。アイツの手口は知っとるし、もう一人もアイツが連れてきたんやし悪いやつやあらへんやろ。


ホンマ事件中も色々あったんにも関わらず来てくれた。うち、正直な話、失踪されるかな〜、思てたもん。ホンマ来てくれて感謝してもしきれんわ………まぁ、リンディさんには他の思惑もあるんやろうけど、その辺はまた失敗して終わるやろ。アイツが曲げるとは到底思えんしな。


「さて、湿っぽいのはここまでにして…………実は今日という日を祝うように、めでたい話があります
今日からこの機動六課で私達の新しい仲間として、一緒に仕事をしてくれる方々がおります。では、こちらに」















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「さて、湿っぽいのはここまでにして…………実は今日という日を祝うように、めでたい話があります
今日からこの機動六課で私達の新しい仲間として、一緒に仕事をしてくれる方々がおります。では、こちらに」


その一言と共に俺と恭文は壇上に向かう。


あ〜、こういうのっていつも思うけど慣れねぇな……
恭文も緊張してるみたいだし


そんな気分で歩いていたんだが……


ドタンッ!


「へ?」


変な音がして横を見てみるとなんか倒れてるんですが………
おいおい、大丈夫かよ?一瞬空気凍ったぞ?


で、沈黙が痛いのか急ぎ足で前に進んでんだけど………


「あわわっ!!」


ドーンッ!!


『え?』


壇上から落ちました、えぇ落ちましたとも


そして、なんだこの空気!笑ってるのもいりゃキラキラと期待に満ちた目やら呆れてるのやら、視線が痛いのやらはっ!!


………………もしかして俺って選択間違えた?











(第2話に続く)













スルギ「はい、そんなこんなで始まった作者(ルギ)の妄想から始まった今作。あとがきは一応主人公の筈のスルギ・デリンクスと」


ルクス《そのデバイス、ルクスです》


スルギ「さて、ルクス。まずはどうする?」


ルクス《ここはテンプレ通りに殿の紹介をすればよいのでは?私は古鉄姉様を見習い、次回で》


スルギ「そうだな。では俺のプロフィールを」





スルギ・デリンクス
17歳の男
171cm、体重は秘密。
見た目は中肉中背。
顔付きは気だるげな細目で黒縁メガネを着用。
黒髪をボサボサを無理矢理に上に上げたような髪型。
だいたい100人いれば47人くらいが「かっこいい」という顔付き。
性格は楽しむことには全力投球。それ以外は程々にな感じ。
またヒロさん命な為家事能力を必死に底上げ中。
名前の由来はルギじゃ流石に痛い→よし、なんか適当につけるか→スルギ
苗字は響き?
家族構成は父、母、姉、妹、弟の5人家族………だせるかなぁ?
イメージCVは緑川光さんがいいかな











スルギ「なんか所々作者(ルギ)の独白みたいなのなかったか?」


ルクス《気にしてはいけないかと……
さてこんな感じでFS準拠でいく予定なんですが……2つ程問題が》


スルギ「なんだよ?」


ルクス《作者、大文字の仕方がわからないのと加筆修正版とノーマルのどっちを使うか迷ってるんですよ》


(そうなんです………どうしましょ?)


スルギ「いや、知らねぇよっ!?」


(そんなー。つれないこと言わないでぇ〜)


スルギ「きめぇっ!!」


(ひどいっ!)


ルクス《以上、こんな作者で大丈夫なのかかなり不安なルクスと》


スルギ「え?こんな中途半端でいいの?!同じく不安なスルギ・デリンクスでした!」





(大丈夫、作者も不安だから。そんな感じに不安を抱えたままの ED『ALIVE/日高愛』)











スルギ「真面目に大丈夫なのか?」


ルクス《もう、なるようにしかならないでしょうね》




(おしまい)






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あきゅろす。
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