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頂き物の小説
第一話  古き鉄、幻想入り……え!?なんで!!?



……あれ、ここどこ?
「真と幻の挟間だよ、蒼凪恭文」
はい?ってか
「あんただれ?」
また厄介事なの?……もういやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!




とある魔導師クロス東方project 幻想たちの恋と愛

        第一話  古き鉄、幻想入り……え!?なんで!!?


「声が大きいね、君。私の名は……そうだね、朔とよんでほしい」
朔?偽名だよねそれ?
『こっちの名前を知っているのに偽名を名乗るだなんて、いい度胸してますよね?』
「アルト、いいこと言ったね」
そうだよ。こっちの名を知られているのにこっちが知らないだなんて不公平だよね。
「ああ、私に私を表する名はないんだよ。人は私を地獄だの天使だの言うけれど、私自身を表す名は何一つない。だから刀を蜻蛉に構えないでくれないか?」
「……嘘じゃないんだよね?」
「もちろんだとも。そこまで命知らずなつもりはない。朔というのは私の呼び名に『死魄』というものがあってだね、そこからつなげたものだ」
『死魄……。新月の別名ですね』
なるほど。安直だけどいい名じゃない?
「ふむ、そう言ってくれるとうれしいものだね。さて、ここがどこだかという説明に入るかな。ここはさっきも言ったけれど真と幻の挟間の空間。真と幻がともにある世界」
いや、それがなんなのって聞いてるんだけど!?
「私にはある能力がある。それは『真と嘘を操る程度の能力』だ。この空間は真と嘘を私が操作して作りだした世界」
…………はぁ!?なにそのでたらめ!?要するに無敵じゃん!
『攻撃を嘘にしてしまえば攻撃は当たらないし、攻撃していないのを嘘にしてしまえば攻撃したことになりますもんね』
「戦いでは使えないけど」
『はい?』
「燃費がめっちゃくちゃ悪いのよこの能力。これでも妖怪の中じゃトップクラスの妖力持ちだけどそれでも一日に三・四回が限度」
「つまりいちいち戦いの中で使ってたらあっという間にガス欠?」
「そゆこと」
『使えない能力ですね』
「ま、だから技やら何やら磨くんだけどね?意外と楽しいんだなこれが」
あははははははは、と笑う朔。それは同感だね。
「んでだね、なんで君をここに呼んだかというとだ。君の信念がね、幻想入りにふさわしいんだそうだ」
幻想入り?……どっかで聞いたことが

『あれですよ、シューティングゲームの』
ああそうだってええええええええええええええええええええええええ!!!!
「まだまだ持ち続けている者もいるけれどほとんど忘れられているのが現状。しかもその信念のせいで責められるなんてのは言語道断。だったらいっそのことほとぼりが冷めるまでこっちに入れちゃえってこと。」
え?幻想共ってマジであったの!?
「…………いぃやったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「て、あれ?」
『どうしました?朔』
「あーと、アルト、アイゼンのほうがいいか。いや、殴られてもおかしくないかな?と思ってたもんだから」
「殴るなんてとんでもない!!だってあの馬鹿どもから解放されたんだよ?こんなにうれしいことはない!!」
「追加で言っておくけど、幻想入りするのは君に加えてあの小さい子にキャラ持ち二人。」
…………はい?
「だから、リインちゃんだっけ?日奈森あむちゃんと月詠歌唄ちゃんもいっしょってこと。ちなみにあむちゃんと歌唄ちゃんは親類縁者の許可取ったから」
実際はそれを嘘から真にしたんだけどね?と続ける朔。
「え?つまりなに?あの三人と暮らせるの?静かに?」
「静かではないね。実を言うとだ。以前こっちの住人が外の世界に行っていたのだけれど、その時に戦闘に巻き込まれてね。助けてくれた君に一目ぼれしたんだそうだ。そのあと仕事も手に付かなくなってしまったようでね、どうにかしてくれと主から頼まれたのさ」
『またですか、マスター。相変わらずのジゴロっぷりで』
……いやぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁ!!


え〜というわけで始まりました東方クロス。

オリジナルキャラ朔を交えたギャグ&シリアスストーリーになるかと思います。

え〜、一目ぼれしたのは?という質問には答えません。ええ、断じて答えません。

楽しみにしていてください。

朔のポジションは『最高の友人』。

コンセプトは東方キャラプラスあむたちでエロラブイチャイチャ。そのまんまです。




コルタタさま、乱文ですがこれからよろしくお願いします






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