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小説(魔法少女リリカルなのは:二次小説)
第53話:おまけとあとがき



おまけその1:本局についてのちょっとした講義




















◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



やや「フェイトさんフェイトさん、本局ってすごい大きいって聞いたんですけど、そうなんですか?」

あむ「・・・・・・やや、アンタ唐突だね」

フェイト「そう言えば、中に居てすぐにミッドに行っちゃったから分からないか。じゃあ、ちょっと説明だよ」

恭文「本局というのは、時空管理局の本部であり、超巨大コロニーなの。次元の海に浮かぶそれには、色々な施設がある。
例えば本局所属の部隊の屯所や、次元航行艦が同時に何隻も出入りする港湾部分に整備のためのドッグ」





(今話したのは、基本局関係の設備だったりします)





恭文「ただ、それだけじゃない。住宅区や医療施設にデパートみたいな買い物が出来る施設や遊べる施設もある」

フェイト「ちなみに私も中学卒業から六課が始動するまでは、本局の住宅区の局員用の寮で暮らしてたんだ」

やや「じゃあ、単純に局員さんの働く場所っていうのとは違うんですね」

あむ「単純にそこだけで暮らしていけるような設備とかがちゃんと整って・・・・・・あぁ、だから無茶苦茶デカいんだ」

フェイト「そうだね。以前はミッドや各世界に次元航行艦を介さないと行けなかったの。
今は技術発達のおかげで、各管理世界への直通の転送ポートが出来てるんだけど」

やや「えっと、それってどういう事ですか?」

フェイト「ようするに、気軽に地上世界・・・・・・例えばミッドとかに気軽に行けなかったんだ。
行きたいならミッド行きの船のチケットを取って、それからその船に乗って」

あむ「・・・・・・めんどくさかったんですね」

恭文「だね。ようするに衣食住もそうだけど、そういう面から言ってもただの仕事場だけじゃ足りなかったのよ。
最低限の物質搬入はともかく、本局だけでそういうのが済ませられるようにしておく必要があった。だからコレってわけ」

やや「なるほど・・・・・・納得した。あ、でもそれだと本局は本局で街があるってことだよね」

フェイト「そうなるね。まぁ夏休みはまだ続くし、本局でも面白い設備はあるし・・・・・・また遊びに行ってみようか」

あむ・やや「「さんせーいっ!!」」




















(おまけその1:おしまい)




















おまけその2:ドキたま電話相談室




















◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



シュライヤ「というわけで、ドキたま電話相談室だ。みんな、久しぶりだな。シュライヤだ」

ジンジャー「がおー!!」





(どうやら挨拶しているらしい。というか・・・・・・なぜ出てきた?)





シュライヤ「恭文達がミッドに行ってしまって留守なので、ピンチヒッターとして僕が引き受けた。なお、相方はジンジャーだ」

ジンジャー「がおがおっ!!」

シュライヤ「そうかそうか。ジンジャーもやる気か。よし、それでは早速だが・・・・・・もしもし」

T・L『・・・・・・なんなのよ、このフリーダムは』

ジンジャー「がおがお・・・・・・がおっ!!」

T・L『ごめん、何言ってるかワケ分かんないからっ! てゆうか相方のチョイス間違えてるでしょっ!!』





(それでも話は続く。チョイスがどうとかなんて話は、この際気にしないことにしよう)





シュライヤ「それで、お前の相談はなんだ」

T・L『また普通にアンタ偉そうねっ!! ・・・・・・いやさ、私の友達がこう・・・・・・言いまくるのよ』

シュライヤ「いや、皆まで言うな」

T・L『アンタが聞いてきたんでしょっ!? なんでいきなりそれよっ!!』

シュライヤ「何を言う。今ので僕は大体分かったぞ。ようするにお前は友達・・・・・・いや、気になる男から求婚されて」

T・L『違うわよバカっ!!』

シュライヤ「なんだとっ!? そんなバカなっ!!」

ジンジャー「ガウっ!?」

T・L『バカはアンタよっ! あのね、私はソイツから『ツンデレ』とか言われまくってんのっ!!
で、それを何とかして止めたいんだけど、どうすればいいのかを聞いてるのっ! 分かったっ!?』





(そして王子と虎は互いを見合わせて・・・・・・頷き合った)





シュライヤ「娘、僕の大親友が以前良いことを言った」

T・L『・・・・・・何よ、いきなり』

シュライヤ「ツンデレとは『最強最高の萌え要素』だと。ステータスで稀少価値だと。
いいではないか、その友達はお前が魅力的だと言っているんだ。一体なんの問題が」

T・L『それが大ありだからここにかけてんのよっ!? アンタ、マジでバカでしょっ!!
なんでそういう根本的なところから分かってないのよっ! それになにより、私はツンデレじゃないしっ!!』

シュライヤ「大丈夫、分かっている。僕の大親友はこうも言っていた。
ツンデレは必ず『私、ツンデレじゃないからっ!!』と否定するものだと」

T・L『ねぇ、その友達の名前教えてくれるっ!? 私マジでソイツを撃ってやりたいのよっ!!
いいや、絶対撃つっ! もうそんな事言うのなんて、一人しか居ないしっ!!』





(どうやら相談者の友達と王子の大親友は同一人物らしい。なんという偶然)




ジンジャー「ガウ・・・・・・ガウガウがうッ! ガウガウがうっ!? ガウーガウガウっ!!
ガウガウガウガウガウガウ・・・・・・・ガウガウっ! ガーガウガウっ!! ガウっ!?」

シュライヤ「ジンジャー・・・・・・そうだ、そうだな。今ジンジャーはとても良いことを言ったっ!!
娘、分かったかっ! つまりはそういう事なんだっ!! これで問題解決だなっ! わーはははははははっ!!」

T・L『解決するかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ! マジで何言ってるか分からないんだけどっ!?
そしてアンタはなんでその虎の発言が読み取れんのよっ! 何かが大きく間違ってるでしょっ!!』

シュライヤ「いやぁ、電話相談室とは面白いものだな。
・・・・・・よし、僕が王になった暁には、僕自らが国民の悩みをこれで解決していこう」

ジンジャー「ガウっ!!」

シュライヤ「あぁもちろんだとも。その時はジンジャー、お前も一緒だ。
・・・・・・ふふふふふ、あーははははははははははははっ!!」

T・L『話を聞けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!』

ジンジャー『ガウ・・・・・・・ガウガウガウっ! ガウガウっ!? ・・・・・・ガウっ!!』





(どうやら、『ドキたま電話相談室ではとまと出演者のお悩みを解決しまくります』と言っているらしい)





T・L『え、何よこれっ! なんでもうおしまいモードなのっ!?
こら、ちょっと待ちなさいよっ! これは色々と間違って』










(本日の結論:『ガウガウ・・・・・・ガウッ!!』
ドキたま電話相談室、次回へ続く・・・・・・?)




















あとがき



恭文「というわけで、みんなセイピース。本日のあとがきのお相手は蒼凪恭文と」

あむ「セイピース。日奈森あむです。・・・・・・えっと、メタルギアソリッドピースウォーカーだっけ」

恭文「そうそう。ほら、レイジングハートが主題歌歌って、フェイトや恭太郎も出てるから」





(注:中の人です)





恭文「というか、作者は一日フライングで買ってやってる。そして苦戦中だよ」

あむ「・・・・・・で、アンタもさっきまでダンケルクとキュベレイとやってたと」

恭文「うん。三人で戦車落としてた。それでね、『魔法とか特殊能力使えたら一瞬なのにねー』って笑いながら話してた」

あむ「・・・・・・あたしは全然笑えないんだけどね。マジで一瞬じゃん。
二人のどっちかが戦車吸収するだけで詰みじゃん。ゲームにならないって」





(この二人に関しては、メルティランサークロスを御覧下さい)





あむ「で、ようやくミッドチルダに上陸だよ。なんか何気に長かったよねー」

恭文「3話半くらい合間取ったしね。復習もしつつ、ようやく2年目本番だよ。
で、何気に機会を逃していたクロノさんとみんなとの初対面だよ」





(この辺り、何気に書く機会がなくてこうなりました)





恭文「あとはシャナが再度登場。・・・・・・ここまでのキャラになるとは思ってなかった」

あむ「あー、確か当初は名前も無しでお亡くなりコースだったんだっけ」





(当初はヒロリスとの勝負中にレッサーデーモンの如き姿になって、サーペントフォルムで細切れにされる予定でした)





恭文「うん。でも、僕がどでかいのやらかすしそのインパクトがなくなるから、生存ルートになったの。
・・・・・・てゆうか、以前にシャナルートとか来た時は色々びっくりだった。色々問題があるんじゃ」

あむ「まぁ、向こうからすると諸事情あるけど因縁ある相手だしね。でも、大丈夫じゃないの?
ほら、アンタの好み通りにスタイルいいし、髪はロングだし」

恭文「あははは、あむ・・・・・・そう言いながらつや消しの目で笑うのやめない? てか、それは誰から教わったのさ」

あむ「え、ティアナさん」

恭文「あのツンデレ、ロクな事しないね。体型の素晴らしさがパワーアップした分、キャラ崩壊してるんじゃ」




(そんな時、突然に電話がかかってきた。それを蒼い古き鉄、若干ビクビクしながら取る)





恭文「・・・・・・もしもし」

ティアナ『あのさ、今またセクハラじみたこと言わなかった?』

恭文「・・・・・・ティアナ、今どこに居るのかな。まずそこからだよ」

ティアナ『いや、その前にアンタでしょ』

恭文「いやいや、ティアナからだって」

ティアナ『まずはアンタから話しなさい。そのあと話してあげるわよ』

恭文「・・・・・・ティアナからに決まってるでしょうがっ!!」

ティアナ「なんで逆ギレっ!? アンタマジで無茶苦茶過ぎよっ!!」

恭文「ティアナよりマシだっ!!」

ティアナ「それは絶対勘違いよっ!!」

恭文「勘違いじゃないしっ!! ・・・・・・あ、彼氏とR18な事してる最中とか?
ティアナエロいー。エロ過ぎて僕は糖分吐きまくっちゃうよー」

ティアナ『そんなわけないでしょっ!? アンタマジで何言ってんのよっ!!』

恭文「え、作者は高校時代に用事があって下級生の子にかけた時、そういう状況だったけど」

ティアナ『そんなの冗談に決まってるでしょっ! アンタと一緒にするなっ!!
・・・・・・って、そうじゃないっ! アンタ、また私をツンデレツンデレって』





(とりあえず・・・・・・二人は楽しそうなので、現・魔法少女は置いてけぼり。だから、こう言うのだ)





あむ「え、えっと・・・・・・それじゃあ、本日はここまで。お相手は日奈森あむとパーフェクトカップルでした。みんな、また次回ねー」










(なお、当然だけどパーフェクトカップルは言い争いを続けている。当然だけどとっても不毛。
本日のED:中原麻衣『selfish girl』)




















フェイト(それから十数分後)「・・・・・・でもなのは、大丈夫?」

なのは「うん、なんとかね。でも私の基本方針は変わらないし・・・・・・適当に流してくよ」

フェイト「そっか。まぁ最近は無茶もないし、幼馴染としては安心して見てられるからいいけど」

なのは「うぅ、ご心配おかけしてます。それで・・・・・・フェイトちゃん」

フェイト「何かな。・・・・・・え、なのは・・・・・・なんで涙目?」

なのは「あむさんや他のみんなの周りにしゅごキャラって居たんだよね」

フェイト「うん、居たよ。みんなもこっちで夏休みを・・・・・・あ、もしかして」

レイジングハート≪マスターもそうですが、私も見えていないんですよ。
まぁ私は大丈夫なんですが・・・・・・マスター的にはダメージが大きいらしくて≫

なのは「あのね、凄くショックだったの。私の夢・・・・・・夢じゃないのかなって、かなり。
恭文君やフェイトちゃんが見えてるのに、私が見えてないのが悲しくて、はやてちゃんと一緒に泣いて」

フェイト「というか今泣いてるよねっ!? あぁ、なのは落ち着いて−!!
大丈夫だよっ! 私もシャーリーもティアも最初は見えてなかったんだからっ!!」

ディード「・・・・・・なのはさん、大変ですね」

リイン「ですね。夢にまっしぐらって感じだから、余計にダメージ受けたですよ」

リース「え、えっと・・・・・・どうしましょう。私、そろそろ挨拶しようかと思うんですけど、ダメ・・・・・・ですよね」

リイン「ですね。もうちょっと落ち着いてからの方がいいですよ。リース、ここは空気を読むのです」

リース「分かりました。リイン姉様」










(おしまい)





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