小説(魔法少女リリカルなのは:二次小説)
第51話:おまけとあとがき
おまけ:ドキたま電話相談室
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
エル「というわけで、ドキたま電話相談室なのです。このコーナーでは、とまとのみなさんのお悩みをバッチリ解決するのです」
イル「今回はアタシとエルの出番だぜー。さ、今日の相談者は・・・・・・え?」
エル「えっと、相談者・・・・・・Y・Sさん・・・・・・あれれ?」
Y・S『・・・・・・えっと、相談ってここでいいのよね』
(とにもかくにも、普通に電話はもう繋がっている)
イル「あ、あぁ。そうだぜ。てゆうか・・・・・・え、どうしたんだよ」
Y・S『それが聞いてよー。 私が面倒見てるというか、一緒に仕事してるパートナーみたいな子が居るんだけどね?
その子がこう・・・・・・マトモな恋愛しないのよー! これから再起に向かって頑張っていかなくちゃいけないのに、全然なのー!!』
エル「えっとぉ、どの辺りが全然なのですか?」
Y・S『まず、幼い頃から実の兄にフォーリンラブなのっ!!』
(相談者二人、顔を見合わせて困った顔をする。というか、色々覚えがあるらしい)
Y・S『倫理的にも色々やばいしスキャンダルのネタになるからって言っても、全然引いてくれないのよっ!!
で、それが最近ようやく収まってきたんだけどねっ!? 今度は第二夫人まで決定なおチビちゃんにお熱になっちゃってー!!』
イル「そ、それはまた・・・・・・なぁ」
エル「大変なのです」
Y・S『そうなのよっ! まぁ、第三夫人はいいのよっ!? どっちにしたって異世界の事だしっ!!
いや、むしろあの子にお願いしたいわっ! 実の兄とラブラブよりはずっと健康的だしっ!!』
(もう五十歩百歩な言い方だけど、結構必死)
Y・S『でもでも、その子がまた器量の狭い子でさぁっ! 『第三夫人なんて無理だー!!』って言って、相手にしないのよっ!!
こっちがお願いしても全然だめで・・・・・・ねぇ、どうしたらいいっ!? あのおチビちゃんが一回頷くだけで全部解決なのよっ!!』
イル「・・・・・・そ、そっかぁ」
エル「まぁ、アレですね。エル達に言える事はひとつだけですね」
イル「そうだな。んじゃ、行くか」
エル「はいです。せーの」
(せーの♪)
エル・イル『ごめんなさい』
(二人揃って、とっても綺麗なお辞儀)
エル「・・・・・・というわけで、ドキたま電話相談室ではとまと出演者のみなさんのお悩みをバシッと解決するのです」
イル「みんな、アタシらにバシッと任せてくれよなー」
Y・S『え、ちょっと待って。何も解決してないわよ? 私の悩み、何も解決してないんだけど。
アンタ達、ただ謝っただけよね? ただ謝っただけでなんで万事OKみたいになってるのよ』
イル「それじゃあドキたま電話相談室、今日はこれまで。みんな、またなー」
エル「またなのですー」
Y・S『こらー! ちょっと待ちなさいよっ!! なんで私をガン無視っ!? 色々おかしいでしょ、これっ!!』
(本日の結論:『謝ることしか出来ない時もあるんです』。
ドキたま電話相談室、次回に・・・・・・続く?)
あとがき
歌唄「というわけで、プロローグ編はもうちょっと続くわ。てゆうか、次回は復習回なのね」
恭文「うん。アニメにありがちなやつだね。というか、以前拍手でもらったガーディアンの能力考察と改善点を元にしてる」
歌唄「・・・・・・それって一種の引き伸ばし」
恭文「気にしちゃいけません。というわけで、プロポーズとか色々ありましたがなぎひこがようやくレギュラーとして登場です。
あとは僕の浄化能力の秘密の一端が明かされたりだね。まぁ、どれも推測だけど。とにかく本日のあとがきのお相手は蒼凪恭文と」
歌唄「ドキたま/だっしゅで恭文とちゅーする予定の月詠歌唄です」
恭文「しないよっ!? 久々登場で何パンチかましてるのさっ!!」
(蒼い古き鉄、色々と衝撃的らしい)
歌唄「あら、別にいいじゃない。私、アンタの第三夫人になるんだし」
恭文「だからならないのよっ!? それやっちゃうとハーレムじゃないのさっ!!
そんなの無理だからー! 僕はフェイトとリインで許容量がぎりぎりアウトなんだー!!」
歌唄「恭文、アンタ魔導師でしょ?」
恭文「・・・・・・うん」
歌唄「魔導師っていうのは、ようは一種の科学者というか・・・・・・魔導という学問を突き詰めるものよね?」
恭文「まぁ、RPGとかファンタジー系統の魔導師の類は大体そうだね。学者的な側面がある」
(リリカルなのはでは、そういうのが全く無いですが)
歌唄「科学者である以上、常に既存の発想や概念に捉えられずに新しい可能性を模索していくものじゃないの?
それなのになによ、口を開けば許容量がオーバーって。そんな既存の発想を打ち壊して、新しい可能性をどうして模索出来ないのよ」
恭文「・・・・・・た、確かに」
歌唄「つまり、そんなのは言い訳よ。私がアンタの第三夫人になる事は、その新しい可能性よ?
だったらアンタは魔導という学問を納める一人の修道者としても、その可能性を突き詰めるべきでしょ」
恭文「それは・・・・・・って、ちょっと待てっ! 全然話違うからっ! 歌唄との事は学問じゃないよっ!?」
歌唄「何言ってるのよ。人生という道を歩くことは、一生勉強。
つまり、私との時間もフェイトさんやリインとの時間も学問なのよ」
恭文「そんな理屈で納得出来るかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
(ドS歌姫、小さく舌打ち。さすがにこれでどうにかなるとはちょっとくらいしか思ってなかったらしい)
歌唄「とにかく、私は諦めないから。というわけで今日は、ちょっと頑張ってお菓子を作ってきたの」
恭文「え?」
歌唄「クッキーよ。やっぱり男を篭絡するのは胃袋からだと思って、作ってきたの」
(そう言って、ドS歌姫が差し出すのは・・・・・・ダークマター)
恭文「・・・・・・えっと、黒ごまクッキー?」
歌唄「違うわよ。まぁ、見てくれは悪いけど味は保証するわ」
恭文「へ、へぇそうなんだ。ちなみに・・・・・・味見とかは?」
歌唄「してないわ」
恭文「それでなんで保証出来るのかが聞きたいんですけどっ!?」
(ちなみに、ドS歌姫は公式プロフィールで家事が苦手と出ています。
参考URL『ttp://games.nakayosi-net.com/mfile/access/utau.html』)
恭文「じゃ、じゃあ・・・・・・あの、いただきます」
歌唄「えぇ、いただいてちょうだい」
(・・・・・・・・・・・・ぱく)
恭文「・・・・・・・・・・・・これはまた、香ばしい風味がすごいね」
(暗に焦げ臭いと言っているようです)
恭文「それでいてこの一見ミスマッチのような塩気がオリジナリティを出してて」
(しょっぱいようです。きっと塩と砂糖を間違えたのだろう)
恭文「と、とりあえず全部いただきます」
(だけど、作ってくれたのに突き返す事も出来ないので、全部食べる覚悟を決めたらしい)
歌唄「そう。じゃあ私も一口」
恭文「だぁぁぁぁぁぁぁっ! ちょ、ちょっとま」
(待たなかった。あっという間に一口放り込んで・・・・・・口元を押さえる)
歌唄「・・・・・・・・・・・・ごめん。その、持って帰るわ」
恭文「あぁ、いいからいいからっ! これは全部食べるのっ!!」
(と言いつつ、蒼い古き鉄がどんどんクッキーを放り込む。・・・・・・そして気づく)
恭文「うん、変わった風味のクッキーと思えばこれはこれで」
歌唄「無理しなくていいわよ。ダメでしょ?」
恭文「ダメじゃないよ。歌唄が一生懸命作ってくれたのは分かるし、それだけでも十分嬉しいよ」
歌唄「・・・・・・なんで分かるのよ」
恭文「歌唄の性格を考えれば自然と分かる」
(それから、もう一個口に運ぶ。・・・・・・どうやら全く食べられないようなものではないらしい)
歌唄「恭文」
恭文「何?」
歌唄「・・・・・・ありがと」
恭文「それはこっちの言う事だと思うけど」
歌唄「私でいいのよ。あ、じゃあ私は口直しにお茶持ってくるわ。向こうに置いてあるらしいし」
恭文「うん、お願い」
(それで二人で楽しくクッキーを食べ・・・・・・あれ、何かおかしいような。
本日のED:伊藤かな恵『ユメ・ミル・ココロ』)
恭文”・・・・・・なぎひこ、初手でりまと衝突するとは”
リイン”普通に視線が厳しいですよ。というかリインが思うに、りまさんは『なでしこ』さんに対してライバル心持ってるです”
恭文”それであむとも同じくらいしたしげななぎひこにもかぁ。うぅ、厄介だなぁ”
古鉄”なんというか、新規メンバーが入ると必ず揉めますよね。なんですか、コレ”
ジガン”人間関係が複雑化なの。なぎひこ君、行動に気をつけないとあっという間に正体がバレちゃうの”
恭文”ジガン、やっぱそう思う?”
ジガン”思うの。なぎひこ君はそこの辺りが自然に上手く出来ちゃう分、足元がお留守になりがちだと思うの”
古鉄”まぁ、どこぞの六課みたいな『高町なのは様事件』みたいな事にはならないでしょうけど・・・・・・私達も注意だけはしておきましょうか”
恭文”そうだね。・・・・・・なぎひこ、がんば”
リイン”応援だけじゃだめですよっ! ちゃんと恭文さんも関わるですっ!!”
(おしまい)
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