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小説(魔法少女リリカルなのは:二次小説)
第35話:おまけとあとがき



おまけその1:ドキたま電話相談室




















◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


ラン「というわけで、本編だと私達は出番が無かったけど、ここではいつも通りだよー。さてさて、今日の相談者は」

ミキ「えっと・・・・・・イニシャルF・T・Hさんからです。あの、苗字多いね」

スゥ「というか、丸分かり・・・・・・な感じですけど、ここはスルーしてあげるのが優しさなのです。というわけで、早速いきましょうねぇ」





(なんか、すごくシビアな話をしたような気がするけど、気のせいだ)





ミキ「あの、もしもし。聞こえますか?」

F・T・H『うん、聞こえるよ。それで、あの・・・・・・相談なんだけど』

スゥ「はい、なんでしょう」

F・T・H『あのね、私・・・・・・彼氏が居るの。その、プロポーズされて、もうすぐ正式に婚約もするんだ。OKはずっと前に出してるから』

スゥ「わぁ、つまりはコイバナですねー。うぅ、電話相談室っぽくなってきましたぁ」





(どうやら、ほんわかクローバーの中では、『電話相談室=恋愛話』という図式が平然と成り立っているらしい)





F・T・H『ただね、不安があるの』

ラン「不安?」

F・T・H『あの、その子は絶対に浮気なんてしないって言ってくれるし、したこともないの。いつも、私だけを見てくれて、愛してくれる。好きだって、沢山言ってくれるし、伝えてくれてるの。
ただ・・・・・・あの、無自覚というか、天然というか、私以外の女の子と仲良くなるフラグを、結構立てちゃうの。それでね、今も端から見てるとちょっと気になる子が一人二人・・・・・・』

ミキ「つまり、モテるから、これから先浮気されたりするのが心配ってことかな? その彼氏さんはともかく、相手の女の子がどう来るか分からない」

F・T・H『うん、端的に言えばそうなる。・・・・・・私、すごくヤキモチ焼きだから、余所見されるだけでも嫌なの。浮気なんて・・・・・・絶対、嫌だ』





(なぜかそこから泣き出す。それによりキャンディーズ、困り顔。恐らくだけど、浮気した図を想像してしまったのだろう)





ミキ「うーん、普通にプレイボーイとかなら『別れた方がいい』って言うんだけど、そうじゃないんだよね。天然・・・・・・無自覚に、相手の心を掴んじゃう」

F・T・H『うん、本当に無自覚みたいなの』

ラン「てゆうか、それってや」

スゥ「ランっ! 空気を読まなきゃだめですよっ!?
・・・・・・というか、F・T・Hさんは余所見するつもりないんですか?」

F・T・H『そんなのないよ。・・・・・・私、ヤスフミだけだから』

スゥ「名前を言っちゃだめですよっ! あなたが誰かバレちゃいますよっ!?」

F・T・H『あ、その・・・・・・・えっと、ごめんっ! ここカットっ!! カットでお願いしますねっ!?』





(残念ながら、生放送のため無理です)





スゥ「とにかく、あなたにそのつもりがないのならぁ、その彼氏さんも余所見が出来ないようにしちゃえばいいのですよ」

ミキ「あ、そうだね。多分女の子を自然に惹きつけちゃうのは、女性から見るとその彼に、男の子として魅力的な部分がちゃんとあるせいだよ。
だから、F・T・Hさんも自分を磨いて、彼氏さんが余所見出来ないようにすればいいんじゃないかな。ずっと自分を好きになってもらえるようにさ」

F・T・H『・・・・・・そっか、そうだよね。あの、ありがと。なんだか吐き出して少しすっきりしたし、私頑張ってみる』

ミキ「ならよかった。あ、彼氏さんのこと大事にしてあげてね。きっと彼氏さんも、F・T・Hさんのことすっごく大事に思ってるはずだから」

F・T・H『うん、そうする。というか・・・・・・あの、大好きだから。私、今も恋し続けているから』





(キャンディーズ、なんだか嬉しそう。よかった、今回は普通に終われそうだ)





ラン「というわけで、ドキたま電話相談室ではとまと出演者の方々の色んなお悩みをバシバシ解決していきたいと思いますっ!!」

ミキ「相談のある方は、下のメールアドレスまで相談内容を書いたメールを送ってくださいね」





(キャンディーズ、全員揃って指を下に差す。なお、テロップが流れています)





スゥ「というわけで、ドキたま電話相談室、また次回ですよぉ♪」

ラン・ミキ・スゥ『バイバーイッ!!』










(今回の解決手段・『言葉や想いを伝えることだけではなく、自分を磨いていくことだって、きっと必要です』
ドキたま電話相談室・続く・・・・・・?)




















おまけその2:帰ってきた高町・ヴィータ教導官による魔導師解説コーナー!!

今回のお題 『ゼロノスについて』




















◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



(たまご・・・・・・たまご♪)





海里「起立、礼。・・・・・・着席」

師匠「うし、つーわけで授業始めるぞー。今回は、ドキたまで初登場したゼロノス・・・・・・侑斗さんのことだ」

なのは「ただ、ゼロノスに関しては電王のストーリーの根源に関わるネタバレがあるから、そこは触れないようにしつつ、本当に簡単にだね。具体的には、34話とかそこまでの段階かな」

空海「ゼロノスってあれだよな。IFティアナさんルートだけど、ゼロタロスのモチーフ」

なでしこ「それで、読者意見としては電王組よりも恭文君に近いとされている方ね」

あむ「えっと、桜井侑斗さんでしたよね。それで、デネブさんって言うイマジンと契約してる」

なのは「そうだよ。まぁ、侑斗さんが恭文君にというより、恭文君が侑斗さんに・・・・・・だね。
とにかく、ちょこちょこと説明していこうか。まず、ゼロノス・・・・・・桜井侑斗さんについて」










◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



・桜井侑斗という人





なのは「桜井侑斗という人は、良太郎さんが電王としての戦いに慣れつつある時に姿を現したの。そして、ゼロライナーと言うデンライナーとは別路線の列車に乗っていた」

りま「今回の話で、私と歌唄が乗った電車よね。二両編成で、蒸気機関車がモチーフ」

師匠「それだけじゃなくて、デネブさんって言うイマジンとも契約してた。なお、この段階で言えば味方のイマジンはデネブさんだけが実体を持っていた」

唯世「・・・・・・あの、それってどういうことですか? デネブさんだけというと、モモタロスさん達とかは」

師匠「イマジンが実体を持つためには、契約を結ばないといけないんだよ。けど、契約を結んだ場合、それが完了したらイマジンを過去に飛ばさなきゃいけなくなる。
飛ばしたイマジンは破壊活動を行って、人が住む時間を壊す。過去で時間・・・・・・物や人が壊れると、現代に存在していたそれらは、消えてなくなる。そうして、人が住む時間を壊す」

やや「えっと、それがイマジンの目的なんですよね。つまり、良太郎さんがモモタロスさん達とは契約を結んでなかった?」

海里「だから実体を持てなかった。では、このデネブというイマジンが実体化出来ていたのは、桜井侑斗という人が契約を結んでいたからですね」

師匠「そういうことになるな。その状態だと、デンライナーの中はともかく、現実世界では動けないんだ。まぁ、今は全然そんなことないんだけどな。
なお、デネブさんが侑斗さんと交わした契約に関しては、内緒だ。これも終盤のネタバレ事項に入るんだよ」

歌唄「結構縛りが多いのね。・・・・・・それで、なんでいきなりこの人達が出てきたのよ」

なのは「目的は良太郎さんと同じ。時間を、時の運行をイマジンから守るためだよ。デネブさんも、侑斗さんと同じく。ただ、侑斗さんには一つ問題があって」

あむ「問題?」

なのは「まず、桜井侑斗という人は、もう一人居たの」










◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



・二人の『桜井侑斗』





あむ「あの、どういうことですか? 二人居るって」

師匠「まず、桜井侑斗ってのは良太郎さんの姉さんである愛理さんの婚約者だったんだ。ただ、電王の話が始まる数ヶ月前に失踪している。
この段階で、良太郎さんは過去の時間の中でその『桜井侑斗』を見てるんだよ。それを探そうとした矢先に、それを止めるために桜井侑斗は出てきた」

なのは「当然のように、姉の婚約者と同じ名前の桜井侑斗さんを見て、良太郎さんは混乱した。それだけじゃなくて、ある警告をしたの。『桜井侑斗』を探すのは、やめろ。時の運行に支障が出る。そう言ってね」

やや「えー、それワケわかんないっ! だってだって、居なくなった人を探すのをなんで止められなくちゃいけないんですかっ!?」

なのは「そこも事情込みなの。というより、過去の時間の中の桜井侑斗さんが見つかると色々と問題があった。
だから、侑斗さんだけじゃなくオーナーも止めたんだ。過去の時間で桜井侑斗さんを探すのはやめろと」

唯世「オーナーと言うと、デンライナーのオーナーですよね。・・・・・・本当にダメだったんだ」

やや「でもでも・・・・・・うー、ややは納得出来ないー!!」

なのは「とにかく侑斗さんはゼロノスとしてデネブさんと戦ってた。途中で色々あったけど、良太郎さんとも少しずつ仲良くなったんだ。
なんて言うか、口調はキツイけど本当は素直じゃないだけで、いい人なんだ。そこは恭文君と同じ」





(先生その1、なんかすっごい楽しそうに話す。・・・・・・やっぱり、そうなのかな)





歌唄「確かに、口調こそアレだったけど、嫌な感じはなかった」

りま「キャンディーも美味しかったしね」

歌唄「そうね。アレで信用できると思ったわ」

なのは「・・・・・・食べ物に釣られてるね」

あむ「あ、あははは。珍しいこともありますね」

師匠「ま、あのキャンディーはマジ美味いからな。で、そんな中でカードがどんどん消費されていった」

あむ「カード?」





(モニターが立ち上がる。そこに映るのは、変身解除した侑斗。手に持っている緑のラインのカードが、粒子になって消える)





あむ「あ、これですよね」

なのは「侑斗さんはゼロノスに変身する度に、カードを一枚ずつ消費するんだ。なお、モードチェンジや必殺技を使うためのフルチャージでは消費しないの」

師匠「一枚のカードで連続でフルチャージして必殺技を連発ってのも出来るんだ」

りま「ようするに、今みたいに変身を解除した時だけ消えちゃうということよね。・・・・・・なら、ゼロノスには変身回数に制限があるの?」

なのは「そうだよ。カードがなくなれば、ゼロノスには変身出来なくなる。でも、それだけじゃなかった。・・・・・・侑斗さんは、カードだけじゃなくてあるものを対価に変身し続けていたの」










◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



・払い続けていた対価





唯世「あの、対価ってなんですか?」

師匠「簡単に言えば、記憶だ。変身する度に、記憶が消えていく」

唯世「つまりそれって・・・・・・最終的には記憶喪失になるってことですかっ!?」

なでしこ「それはなんというか、あんまりだわ。というより、どうしてそうなるんですか」

師匠「・・・・・・違う。侑斗さんの記憶がなくなるんじゃない。それよりももっと残酷なものが無くなるんだ」

あむ「え?」

なのは「カードを消費する度に無くなるのは、『桜井侑斗という人間に関しての記憶』。つまり、忘れるのは周りの人達・・・・・・私達の方なの」

あむ「え、えっと・・・・・・どういうことですか? あたし、今ひとつわからないんですけど」





(それは、全員・・・・・・いや、一部分かっている人が居る)





歌唄「あむ、アンタ分からないの?」

あむ「歌唄?」

歌唄「本編で、唯世のことを海里にやや、二階堂さんや三条さんが忘れてたじゃないのよ。つまりああ言うことよ」

あむ「あ」

歌唄「周りの人達の記憶から、桜井侑斗という人に関しての記憶だけが消えていくの。つまり、忘れ去られていく」





(ジョーカー、それで色々と気づいた。忘れられることがどんな意味を持つのかを)





あむ「・・・・・・で、でもこの人はそれを」

なのは「知ってたよ。知ってた上で、戦ってたの。時間を、未来を消させないために。守るために」

あむ「そんな・・・・・・。どうしてですか? だって、電王だって居るのに」

なのは「『弱かったり、運が悪かったり、何も知らないとしても、それは何もやらない事の言い訳にならない』。
良太郎さんが知っている桜井侑斗さんが言ってた言葉なんだけどね、そういうことらしいんだ」

師匠「実際、敵方のイマジンの攻撃も本格化してきてな。電王だけじゃもう手が回らない状態だったんだよ。ゼロノスの力は、どうしても必要だった」

あむ「・・・・・・あたし、よく分かりません。だって、忘れられるのなんて、嫌なはずなのに。苦しいはずなのに」

海里「それでも、やらなければいけないと思ったのでしょう。きっとこの人には、それを止めるような言い訳が出来なかったんですよ」





(まぁ、その辺りは人それぞれ解釈があると思う)





歌唄「とにかく、あの人・・・・・・今はなにしてるの?」

なのは「うん。イマジンとの戦いに一応の決着が付いた後は、ゼロライナーでデネブさんと一緒に旅に出たんだ。
色んな物を見て、自分を磨いていく旅。そして、自分の居るべき時間を見つける旅」

師匠「アタシらと会ったのも、その旅の途中で良太郎さんと一緒にミッドに来たことがキッカケだ」

なでしこ「じゃあ、もしかしてそこでも」

師匠「あぁ、変身した。アタシらはいいって言ったんだけど、止まらなかったよ。なんつうか・・・・・・電王に関わるのはマジで強情なのばかりだな。バカ弟子みたいなのが何人も居るとは思わなかったぞ」





(とか言いながら、なんだか嬉しそう。まぁ、きっと色々あると思って、生徒たちは納得する事にした)





なのは「とにかく、今回の授業はここまでかな。うー、ごめんね。ゼロノスに関しては本当にネタバレ要素が多すぎて、ここまでが限界なんだ」

師匠「詳しくは本編を見てくれ。そうすりゃ色々と分かる」

あむ「えっと、そこは大丈夫です。というか・・・・・・あの、あたし実は気になってることがあるんですけど」

なのは「なにかな?」

あむ「孫ってなんですかっ!?」

歌唄「あむ、なに言ってるのよ。孫は孫よ」

あむ「そういうことじゃないよっ! あの野上幸太郎とか、恭太郎とか・・・・・・わけわかんないしっ!!」

なのは「確かに、いきなりの登場だったからわけが分からないよね。それじゃあ、来週はその辺りについて説明しておこうか」

師匠「劇中でもやってはいるから、一応のおさらいって感じだな。んじゃ、今日はここまで。委員長、頼む」

海里「はい。・・・・・・起立、礼」

全員『ありがとうございましたー!!』










(たまご・・・・・・たまご♪ たまご・・・・・・たまご♪)




















(本当に続く)




















あとがき



古鉄≪食傷気味なら食べなければいいんですよ。というわけで、おはこんばんちわちわ。古き鉄・アルトアイゼンです≫

恭文「作者が魚食べ過ぎてそんな気分らしいです。というわけで、肉を食べよう肉を。食傷気味なら黙って肉ですよ。口を開くな肉を食え、そしてすき焼きだすき焼き・・・・・・ですよ。
というわけで、蒼凪恭文です。・・・・・・なお、最後に出てきたあの方々は、多分ここで退場です。えぇ、間違いなく退場です。本格参戦したらマジで収拾が付けられない」

古鉄≪というより、参戦してもきっとアレとかソレみたいに最終決戦・・・・・・ラスボス相手の時だけですよ。苦戦してるところにハードボイルダーで突っ込むんですよ。
なんというかすみません、ジークさんをどうするかと考えた時に、ちょっとこのネタやってみたかったんですよ。超・電王のDVDも出たところでしたし≫





(なお、真面目にここであの方々は退場のつもり・・・・・・らしい。いや、最終決戦だけスポット参戦ってやってみたくはあるけど)





恭文「ようするに、一種のゲスト出演と思ってもらえれば。しかし、なんだかんだで戦力が・・・・・・そして人が」

古鉄≪とは言え、リインさん達はあなたの小隊専属な感じでしょうしさほど問題は・・・・・・というか、アレやりたいんですよ。ある意味劇場版だから出来るあれ。早着替え≫

恭文「あ、それは楽しそう。うーん、この人数だとやっぱり大ショッカー方式かな。こう、30人とか同時戦闘でも問題ない感じに仕上げるの」

古鉄≪あぁ、分かります分かります≫





(詳しくは、劇場版を見たお友達に聞いてください)





古鉄≪しかし、あなたも随分パワーアップしましたよね。リースさんとユニゾンとか咲耶とユニゾンとか≫

恭文「こらこら、そこはスペシャルな時限定でしょうが。アギトとだってそうだよ。神速とか瞬・極(またたき・きわみ)は使えるようになったけど、それでも基本ラインは変わらずよ?」

古鉄≪そう言えばそうでしたね。レギュラーでするつもりないんですか?≫

恭文「だって・・・・・・チートって言われたくないし」





(あ、なんかヘコんだ)





恭文「いいじゃんいいじゃん、こういうスペシャル企画な時くらい、スペシャルな形態使えたってさ。ジークさんが劇場版でだけウィングフォームやるのと同じだよ?
それのなにがいけないのさ。僕だって、たまにはこういうことしたいんだよ。主人公らしく暴れたいんだよ。楽しく派手にクライマックスでいきたいんだよ。それを」

古鉄≪あー、なんだか暗いスイッチ入れるのはやめてください。私が悪かったですから。・・・・・・とにかく、次回ですよ。
次回は再びマスター視点に戻ります。さて、ターミナルから京都に向かった私達がどうなるか、こうご期待です≫

恭文「それでは、本日はここまで。お相手は・・・・・・ね、全部ぶっちゃけちゃっていい?」

古鉄≪だめです。古き鉄・アルトアイゼンと≫

恭文「蒼凪恭文でした。・・・・・・じゃあいい、飲むから。酔わないけど飲むから」

古鉄≪よく考えたら、お酒に酔わないって、ある意味ではお酒の楽しみをだいぶ消しているのかも知れませんね≫

恭文「うん、自分でもそう思う」










(とにもかくにも、そんな二人を映しつつカメラはフェードアウト。
本日のED:石原慎一『Dead or alive』)




















デネブ「でも歌唄ちゃんもりまちゃんも、俺達のことびっくりしなかった?」

テディ「そうですね、ティアナさん達はまぁ・・・・・・前々から知っているので大丈夫だとは思いますが、あなた方はそうではないでしょうし」

りま「したわ。それもかなり。正直、今も話す度にどきどきしてる。だって、イマジンなんてのが居るとは思わなかったもの」

歌唄「まぁ、それを言ったら、しゅごキャラや魔法や次元世界のことはどうなるのかって話にはなるけど、それとこれとは別よ。
私もりまと同じで、かなりびっくりしてる。普通に出会ってたら、警戒してたと思う。ただ・・・・・・なのよね」

デネブ「なにかな?」

歌唄「ティアナさんやリインがあなた達のこと、仲間だと思ってる様子だし、まぁ大丈夫かなと」

りま「私は・・・・・・恭文の友達だって聞いたからかな。なんというか、納得したわ。あと・・・・・・」

デネブ「あと?」

歌唄・りま「「キャンディーもらったし。それに美味しかったし」」

テディ「そ、そうですか。・・・・・・お二人とも、感謝します」

デネブ「ありがとね、二人とも。なんというか、俺嬉しいよ」

歌唄「いいわよ、別に。・・・・・・で、私は将来」

テディ「すみません、そこは恭太郎の言ったように内緒ということで」

歌唄「・・・・・・やっぱりガードは硬いか。まぁ、仕方ないわね。未来はやっぱり、自分で決めるものだと思うし」

テディ「そうですね」










(おしまい)





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