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小説(魔法少女リリカルなのは:二次小説)
第25話:おまけとあとがき



おまけその1:プロジェクトとまと

ガンドロかいはつにっし

(サリエル・エグザの日記より抜粋)




















◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



『風の中の昴ー♪』





・・・我々、ガンドロ開発スタッフは、数々の困難が予想される、ガンドロの開発に、着手した。





『砂の中の銀河ー♪』





しかし、AIの問題だけではなく、数々の問題が、出てきてしまった。





『なんちゃらかんちゃららー♪』





我々、ガンドロ開発スタッフは、果たして無事にガンドロというデバイスを完成させる事が出来るのだろうか。





「・・・あー、サリ。もういいかな? つーか、地上の星流さないでよ。なにやってんの?」





あ、音楽止めやがった。せっかく楽しんでたのに。



・・・まぁいいか。こうしていても問題が解決するわけでもなんでもないしな。





≪主、とりあえず・・・私の意見としては、ビットモードとロッドモードは廃止にするべきかと≫

≪だな。ロッドモードはボーイには必要ねぇし、普通に強度下げるだけだろ。
相手を縛って動き止めるとかなら、追加装備のワイヤーアンカーで充分だって。で、ビットモードは・・・≫






そう、直面した問題はここだ。ジガンの形状変換。なお、AIに関しては未だに討議が続いていると思っていただきたい。





「まず、やっさんの魔力と資質じゃビットの操作適正そのものがないって。完全にAI制御だと、また別のシステム系統を組み込まなきゃいけないしさ」

「だからそこの辺りも含めて設計しただろうが」

「あんなので動かないって。つーかビットモードになった時に大きくなり過ぎ。あんなんもって高機動戦闘なんて無理だから」



やっぱりか・・・。いや、俺は分かってた。分かってたんだけどよ、それでもちょっとやってみたかったんだよ。ケルディムのシールドビット。

マリーちゃんに頼んで借り切っている技術開発局のラボの天井を見上げる。夢と現実が折り合うのは、中々に難しいらしい。




「まぁ、しゃあない。ここは出来れば入れたいなーってレベルの話だからな。でも、ロッドモードはいいと思うんだよ。リアルエピオンになれるしよ」

≪お前、まずそこかよ。つーか、やっぱりそのためのモードかよ。・・・ただ、パンツァーモードは入れたいんだよな。この改修の主な目的は、ボーイの防御能力アップにあるわけだし≫

「だね。まぁ、こっちの方はいい感じだよね。あとは大きさをどうするか、だよね」

≪カートリッジの経口や搭載方法なども本決定していかなければなりません。目指すはより堅き盾です≫



そう考えるとやることは結構あったりする。フレームそのものから弄って強度を上げていくから、かなりマジにだ。出来れば、戦技披露会前には渡せると嬉しい。で、慣熱訓練とかしてだな・・・。

あぁ、それと同時進行でやっさんとアルトアイゼン、ジガンのAIとのシンパレートの調整もしないとだめなんだ。むむ、結構大変だな。



「そう言えばさ、AIってまだ決まってないの?」

「・・・あぁ。拍手でMジガンの要望がかなり来てるけどな」

≪主、いきなりそんなメタな話はやめてください。いえ、分かりますが≫

「うーん、確かにキャラクター性とか考えるとドMAIの方が立つんだよね」



あ、その観点は考えてなかった。そうか、フェイトちゃんやディードちゃんにティアナちゃんとかにすると、キャラが被るんだ。



≪その観点で言うとあの三つ編みガールもやばいよな。普通に埋もれそうだ≫

「ヴィータちゃんは基本的に落ち着いた子だからねぇ。やっぱり、多少崩れているというか、キャラが立ってる方がいいんだって」

≪ですが、ドMAIは色々と考えてしまいます≫



ドMAIだと、被らないから分かりやすい。うーん、ここは盲点だった。



「そう考えるとはやてちゃんでもいいんじゃない? あの京都弁風味な関西弁はそれだけでキャラクター性だもの」

≪本人はそれに甘んじていたせいか、影薄いけどな≫

「それ、はやてちゃん本人に言ったらだめだよ? 泣くから。あとさ、私は少年も考えたのよ」



なお、少年というのはフェイトちゃんの保護児童で、今は別世界で自然保護官の仕事をしているエリオ・モンディアルのことだ。俺とヒロは響鬼にあやかって、少年と呼んでいる。



「あー、それは分かる。普通にするならやっぱり少年とかいくよな」

「でもさ、少年だとヴィータちゃんAIと同じくあの影の濃いメンバーの中に埋もれそうなんだよね。つーわけで、却下だよ」



今、少年が泣く姿が見えたが、気のせいだ。さて、そうなると・・・色々決まってきたな。



「そうだね。影の濃い人をAIにすると、話もいい感じでまとまるんだよ。例えば・・・なのはちゃんにキャロちゃん、それに関西弁ではやてちゃん」

「一応フェイトちゃんやティアナちゃんも居るけど、それは本人とキャラが被るんだよな」

「だから、今あそこに居る人間以外で考えていこうよ、それで・・・」





どうやら、AIの問題は解決出来るらしい。



うし、このまま頑張ろう。ビットモード搭載出来なくなったのは残念だけど、頑張ろう。





≪なぁ、アメイジア≫

≪なんだ?≫

≪AIの構築の仕方が色々と間違えているように感じるのは、私の気のせいか?≫

≪奇遇だな。俺も同じくだ≫

≪そうか≫





やっぱゼロシステム頑張ろうかな。いやさ、なんか今日はいけそうな気がするんだよ。





「一体なんの根拠でそんなこと言ってるっ!? ・・・でもさ、一応挑戦だけはしてみる? 物は試しって言うし」

「だな」

≪姉御もそんなバカ話に乗るなよっ!!≫

≪次元世界は今日も平和だな。だからこそ、こんなことが出来るわけだ≫




















(おまけその1;おしまい)




















おまけその2:おまけ:帰ってきた高町・ヴィータ教導官による魔導師解説コーナー!!

今回のお題:『レアスキルについて』

(ゲスト:恭文 キャロ)




















◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



(きーんこーんかーんこーん♪)





海里「起立・・・礼、着席。というわけで、皆さんしばらく留守にして申し訳ありませんでした。三条海里、山口から戻ってまいりました」

あむ「うん、いいんちょお帰り。ね、山口どうだった?」

海里「はい。久々に旧友と親交を深めて来ました。とても楽しかったです」

師匠「そっか、それはよかった。・・・えー、それじゃあ山口の話は授業が終わってからじっくり聞く事にするとして、今回の授業のお題は、レアスキルだ」

歌唄「何回か今までの授業でも出てきたけど、定義的にはどうなってるの? 予言だったり、詠唱が早く出来たり、召喚魔法だったり、色々とあるみたいだけど」

なのは「定義と言える定義はただ一つだけだね。それは、使用者が他に居ない・・・本当に個人だけが所有する、またはそれに近いスキルの事を言うんだ。まぁ、名称どおりレア・・・稀少能力って考えれば間違いないかな」










◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



・レアスキルの定義?





キャロ「例えば、私が使う召喚・使役の魔法というのも、その術式自体がレアスキルなんだ。あと、ヴィータさんやリインさん、はやてさんが使っている古代ベルカ式もだね」

空海「ようするに、マジで言葉通りの意味ってことか」

キャロ「そうだね。現在、ミッドの魔導師で召喚魔法や古代ベルカ式を使う人は本当に少ないから。だから、どういう定義と言われると・・・本当にレアスキルという名称通りとしか答えられないんだ」

やや「うーん、それだとすごく幅が広いよね。だってだって、それを言えばやや達だってそのレアスキル持ちだよ? ほら、キャラ持ちなんて珍しいし」





(その言葉に全員納得する。確かにたまごが生まれるキャラ持ちなんてそんなに居ないというのが、原作設定)





歌唄「なら、召喚魔法というのはどういうものなの? もうそのままって考えればいいのかしら」

キャロ「そうだね。召喚魔法は契約を結んだ召喚獣を呼び出して、その力を借りる魔法なの。私は・・・今、なぎさんの頭の上で気持ち良さそうに寝ているフリードと」

あむ「あ、この白い竜だね。・・・な、なんというか竜まで居るんだ」

唯世「次元世界ってすごいね」

恭文「ね、その前に僕の頭に関してツッコんで? 普通にこれありえないでしょ」





(だけど、誰もツッコまない。それがとまとクオリティ)





キャロ「あとヴォルテールって言う15メートルくらいの大きな竜を召喚するんだ」

海里「それはまた・・・すごいですね。召喚魔法というのは、誰でもそんなことが出来るのですか?」

恭文「いや、それは無理。キャロは召還師としてトップクラスの能力だから出来るの。今話が出たヴォルテールも、召喚獣としては真竜クラスと言われる最高に近いクラスなの。
で、当然そんなもの呼び出して暴れさせてたら周辺への被害もとんでもないことになるから、滅多にはやらない。あくまでも、本当の非常事態のみ・・・だね」

なでしこ「例えば、JS事件みたいな?」

キャロ「そうだよ。まぁ、ヴォルテールに関しては本当に大きな偉大な竜だから、私は一応契約を結んでは居るけど、召喚してコントロールしているというより、力を貸してもらっているって感じかな」

恭文「あー、そうそう。召喚魔法に関して一つ。召喚魔法の使い手は、転送魔法のエキスパートでもあるんだ」

あむ「転送魔法?」





(ジョーカー、少し考えて・・・思い出した)





あむ「あ、リンディさんやはやてさんが帰った時に使ってたの・・・かな」

恭文「そうだよ」

りま「ねぇ、それはどうして? 特に関係ないように感じるんだけど」

恭文「ううん、関係あるの」

キャロ「なぎさんの言う通りなんだ。そもそも召喚魔法は、ここには居ない存在・・・自分が契約を結んだ召喚獣を、目の前に呼び出す魔法の事を指すの。召喚獣は、召喚前は他の場所に居る事もあるから。
例えばさっき話したヴォルテールは、普段はアルザスという所の山奥に居るんだ。まぁ、あとは召喚獣へのコントロールとか、そういうのもあるんだけど、そこはひとまずおいておくね。つまり・・・」

海里「つまり、そのために長距離を移動する転送魔法に関しても知っておかなければならない・・・でしょうか」

キャロ「うん、正解」

恭文「ちなみに、召喚というのはこういう真似も出来る。キャロの十八番なんだけどね」





(映像が出てくる。桃色の魔法陣から、鎖が出てきて、それがガジェットを縛る。そこに、フリードがファイアー)





空海「・・・えげつねぇな」

りま「ガジェットだからいいけど、これが人とかだったら外道よね」

歌唄「むしろ虐殺レベルじゃないの? どんだけドSよ」

唯世「ルシエさん、さすがにこれは・・・」

キャロ「え、どうしてそんななぎさんと同じ反応っ!? これ、普通の事なのにっ!!」

恭文「ごめんねみんな、キャロは普通に外道でドSな魔王だから」

キャロ「そんなことないよっ! 私がドSなのは、なぎさんに対してだけなんだからっ!!」

あむ・やや・りま・なでしこ「「「「なんかフラグ立ってるっ!?」」」」

キャロ「立ってないもんっ! 私は本命居るんだよっ!?」





(それにガーディアンの女性陣が食いつく。まるで猛禽類のような目で二代目魔王を見る)





恭文「・・・ね、話続けていいかな」

空海「あー、そうだな。日奈森達は放っておいていいと思うぞ」

恭文「うん、そうする。・・・とにかく、今の外道な攻撃は鎖を召喚して、魔法の操作技術の一つである無機物操作・・・ようするに、物を意のままに操作する術式も組み合わせた攻撃なんだ。これだと、ガジェットのAMFも問題なくスルーと」

歌唄「だからそこで炎で追い討ちもしかけてるわけね。・・・ね、そうするとアンタのブレイクハウトもこれにあたるの? その物を意のままに操作するってところ」

恭文「無機物操作って点では同じだね。僕は召喚魔法の類は使えないけど」

海里「ですが、蒼凪さんもレアスキル持ちではありますよね」

なのは「そうだね。認定こそされていないんだけど、一応そうなる。・・・それじゃあ、レアスキルの話も絡めつつ、恭文君の能力に関しても説明する?」

恭文「そうだね。丁度召喚魔法の話はキリがついたし、そうしようか。困っているキャロは放置で」

キャロ「なぎさんの意地悪ー! お願いだから放置しないでよー!!」










◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



・瞬間詠唱・処理能力について





恭文「魔法はプログラム式というのは皆知っていると思うけど、このプログラムの処理や詠唱というのが、魔法を使う上で必ずついてまわる」

なのは「そして、そのプログラムの要領が重ければ重いほど、その処理や詠唱にかかる時間が増えて行くの。以前はやてちゃんの魔法に関して話した時に詠唱や処理が遅いと話したと思うけど、それはそこに起因しているの。ただ、恭文君は違う。
恭文君の能力は、どれだけプログラム要領が重くても、それを一瞬で終らせて魔法を発動させる能力なんだ。なお、この話オリジナル」

海里「それはすごいですね。単純に八神さんに置き換えるなら、詠唱やプログラムの処理なし・・・いえ、それを含めた上で広域殲滅魔法を連続で撃てるということなのですから」

空海「つーか、それは怖いぞ」

恭文「そうだね、怖過ぎるよ。そしてバランスブレイカーだよ。・・・ただ、この能力はレアスキル認定されてないんだ」

空海「なんでだよ。スッゲー能力なのに」

恭文「まず、この能力はただ単に超高速詠唱をして一瞬で終らせているというのが一つ。つまり、処理事態は特殊な術式でもなんでもないの。
あと、大抵の魔法の詠唱が一瞬で終るってだけで、魔力消費とかそういうのには影響しないんだよね」

空海「なんつうか・・・それ理由になってないような」

海里「やはり、基準と言うか規定が曖昧ですね。幅が広いですよ」

なのは「あとね、この能力の保持者は先天的に高い魔力運用とコントロールの技術を持ち合わせているの。能力の副産物と言っていいかな」





(その言葉に、生徒達は首をかしげる。よくわからないから)





歌唄「ねぇ、それはどうしてですか? しかも能力の副産物って」

なのは「魔法と言うのは、単純にプログラムを走らせれば発動するというものじゃないんだ。まぁ、そういう勘違いをしている人も多いんだけど。
例えば前に説明した魔力変換のように、しっかりとした運用技術というのを身に付けないと、プログラムがいくらよく出来ていても意味が無い。そして、それで魔法術式を瞬間詠唱処理なんて、夢のまた夢」

歌唄「だから、能力保持者は一瞬で魔法を発動出来るだけの魔力運用とコントロール技術を持ち合わせている・・・と」

なのは「そうだよ。だから、恭文君のそっち方面の能力は実は教導官である私やヴィータちゃんより上なの。・・・とまぁ、レアスキルに関しては個人スキルで、隠匿されている場合もあるし説明出来るのはここまでかな」

海里「これはまた・・・意外と短いですね」

なのは「ごめんね。珍しい能力であればあるほど、そういう規制みたいなものがかかっている事が多いんだ。仲間内の前でも使わない場合もあるし。・・・なので、次はレアスキルを所持していた場合に与える影響について、話したいと思います」










◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



・レアスキルを保有していた場合の自身への影響





恭文「えー、まずレアスキルの内容にもよるけど、局員で魔導師であれば出世に響く。それが有効活用出来るものであればかなりね」

あむ(なんか復活した)「やっぱりそこなの?」

恭文「そこだね。これは、珍しければ珍しいほど・・・って感じかな。はやてもそうだし、前に話が出た聖王教会のカリムさんの予言もそれ。二人とも、普段の仕事の能力評価もそうだけど、そういう所が出世に影響していないと言えば、それは嘘になる」

師匠「騎士カリムの予言を例に上げると、前にも話したが予言文章の解釈間違いを含めると・・・ここ大事だぞ? 解釈間違いも含めると、実際に当たる確立はそんな百発百中ってレベルじゃねぇ。
だけど、それでもあれはあらゆるデータから予測した科学的なもんだ。だからこそ、JS事件ではその予言が重要視された」

恭文「それだけじゃなくて、JS事件話でも言ってるけど、元々出てきた物に年々新しい文章が書き加えられる形で同じものが出てきた。つまり、カリムさんのレアスキルは確実にJS事件と言う大きな波を捉えていた事になる。
新しい文章が少しずつでも書き加えられていったのは、事件が起きる可能性が少しずつ高まっていったと解釈された。ここが本局や各地上世界の上層部が数年に渡って、一応でも警戒を続けていた大きな要因だよ」

師匠「まぁ、そういうわけで現在は予言解釈チームを更に増員したりしてるんだよ。・・・って、話が逸れたな。ようするに、レアスキルを持っていると優遇される部分が大きいってことがまず一つだ」

やや「ということは、先生もですか?」

師匠「あー、一応聖王教会の方で古代ベルカ式の技能の保全には協力してるけど、そんなんでもいいな。珍しいっつっても、基本はバカ弟子やなのはが使ってる魔法の術式の一つだ。そこまで重要視はされてねぇよ。貴重ではあるとは認められてるけど」

りま「つまり、今話が出たような影響は、その有益なスキルを使える人間がどれだけ居て、そのためにどれだけレア度が上がるか・・・という点にかかってるのね。レアスキルを持っているからと言って、必ずこうなるとは限らない」

師匠「そうだな。で、次の影響だ。まぁ・・・少々暗い話になるが」





(先生、少し口ごもる。その様子に、ガーディアンの面々が首をかしげる)





師匠「レアスキルを持っている事で、妙な連中につけ狙われる・・・って事件が起こる場合がある」

やや「はいっ!? あの、それってどういうことですかっ!!」

師匠「ようするに、スカリエッティみたいな奴が居るってことだよ。大小問わずな。さらって、とっ捕まえて、研究して・・・科学の進歩のためだとか抜かして実験しまくる」

恭文「悲しい現実の一つなんだけどね、世の中には人より強い力、珍しい力を持った人間が沢山居る。そういう連中を喰い物にして私服を肥やそうとする奴は多いのよ」

あむ「なんかそれ、前にキャロちゃん達が話してくれた密漁ハンターとちょっと似てるよね。でも、そんなの許せないよ。力って部分が違うだけで、きっと後はあたし達と同じなはずなのに」

恭文「そうだね、許しちゃいけない現実の一つだ。・・・まぁ、レアスキルに関してはここまでなんだけど、うーん・・・やっぱりよく分からないよね」





(全員が頷いた。うん、だって定義が広すぎるし)





なのは「とは言え、出来るならテレビ本編のネタバレは避けたいって趣旨があるし・・・うーん」

師匠「ゆりかごを動かすためのキーとか隠してたのは、マジで最重要なネタバレだったからだしな。まぁ、そこはともかく、レアスキルってのが要するに珍しいスキルだってことだけ覚えておけば問題はねぇよ。で、その重要性もスキル次第・・・ってことだな」

あむ「なるほど・・・。なら、あたし達はかなり珍しいのかな」

唯世「そうだね。ただ、しゅごキャラは普通の人には見えないから、そもそも認定されないと思うけど」

あむ「あはは、それもそうか」

師匠「うし、次回の授業のテーマを色々考えてたんだが・・・ちょうどこういう話も出たし、強過ぎる力や珍しい力があると、人はそれをどうするのかって部分について話してみるか」

あむ「え?」

師匠「次回のテーマは・・・闇の書事件についてだ」

あむ「闇の書、事件?」

師匠「つーわけで、委員長。久々に頼むわ。本日の授業はこれまで」

海里「はい。・・・起立、礼」

全員「ありがとうございましたー!!」










(きーんこーんかーんこーん♪ きーんこーんかーんこーん♪)




















(本当に続く)




















あとがき



古鉄≪というわけで、ついにほしな歌唄編の最終決戦が始まりました。果たしてどうなるんでしょうね≫

フェイト「基本は原作通りにするって言ってたけど」

古鉄≪まぁ、ここであんまりマスター無双フェイトさん無双も違うでしょ。というより、前の話でマスターは海里さんとガチにやってますし、次はダイヤのたまご絡みであむさんかと≫

フェイト「それもそうだね。・・・あ、本日のあとがきのお相手のフェイト・T・ハラオウンです」

古鉄≪古き鉄・アルトアイゼンです。・・・しかし、ほしな歌唄編もついにクライマックスですよ≫





(重たい話だった。書いてて改めて少女漫画じゃないとか思った)





古鉄≪で、今回やっと登場のイルさんです≫

フェイト「あはは・・・。なんというか、早速アレだったよね」

古鉄≪でも、普通にあのタイミングでアレだとあぁなると思うんですよ≫





(どこからか『なるわけねーだろっ! てゆうか、普通にいじめじゃねぇかっ!!』という声がした)





フェイト「でも、これが終った後ってどうするの? ほら、原作だと・・・だし」

古鉄≪とりあえず、夏休みまではまたいつも通りの日常ですよ。ほら、海里さんもやっとこさガーディアンに戻ってきましたし、しばらくは普通に日常話です。そこで原作から変えた部分の補完をしつつ・・・ですね≫

フェイト「あ、そういう構想だったんだ」

古鉄≪はい、最初からこのつもりだったらしいですから。なので、あれがないとかこれがないとか言われても困るわけです。予定を下にしただけなんですし。
そして、夏休みに突入したらミッドチルダ編ですよ。ガーディアンメンバーがミッドチルダで暴れます≫

フェイト「あ、遊びに行くって話してたしね。それで、戦技披露会の話をして、あと・・・アレだね」

古鉄≪あれですね。まぁ、その辺りを楽しみにしつつ、今日はここまでです。次回はいよいよ決着がつきます。さて、どうなることやら。
今日のお相手は、古き鉄・アルトアイゼンと≫

フェイト「フェイト・T・ハラオウンでした。うーん、夏休み楽しみだなぁ。ミッドにも久しぶりだし」

古鉄≪そうですね、楽しみですよ。高町教導官をまたイジれるかと思うと≫

フェイト「そこに行くのはおかしくないかなっ!!」










(おかしくないと誰もが思いつつ、カメラはフェードアウト。
本日のED:川田まみ『My Friend』)




















イル「・・・アタシの登場が遅すぎだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

エル「大丈夫です、イル。つかみはバッチリですから」

イル「どこがばっちりだっ! おかしいだろうがアレはっ!!」

あみ(画面が切り替わると映ってた。というか、夜の街の歩道を一人でうろうろ)「・・・うぅ、うたうちゃんのこんさーとどこ? おねえちゃん、どこ? あみ、まいごになっちった」

????「・・・大丈夫? 一人で何してるのかな」

あみ「ほえ? うわぁ、かみのながい・・・おねえちゃん?」

????「あはは、僕は男の子だから、お兄ちゃんかな。ね、なにしてるの?」

あみ「あのね、かくかくしかじか・・・なの」

????「そっか。だったら僕がお姉ちゃんにほしな歌唄の所に案内してあげるよ。大丈夫、居場所なら聞いてるから」

あみ「ほんとに? うわぁ、ありがとー!!」

イル(画面が戻ってきたらしい)「・・・なぁ、なんだ? 今の誘拐フラグっぽい電波は」

エル「さ、さぁ・・・。エルにも分からないのです。とりあえず、アレなのです。ハテナ四つは悪人なのです」

????「そんなことないからっ! どうしてそうなるのっ!?」

イル「行動その物が悪人だからに決まってるだろ」










(おしまい)





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