小説(魔法少女リリカルなのは:二次小説)
第21話:おまけとあとがき
おまけ:帰ってきた高町・ヴィータ教導官による魔導師解説コーナー!!
今回のお題:『陸士108部隊と無限書庫について』
(ゲスト:ゲンヤ三等陸佐 ギンガ捜査官 無限書庫司書ヴィヴィオ 臨時司書・恭文 なお、フェレットさん多忙のため来れませんでした)
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(わかーめ・・・わかめ♪)
あむ「そのチャイムやめてー! いやだからっ!! なんかすっごい嫌だからっ!!」
海里「起立・・・礼、着席」
あむ「いいんちょっ!? なに普通に挨拶してるのかなっ! まずチャイムに対してツッコもうよっ!!」
師匠「えー、今回の授業だが、管理局の仕事について話そうと思う」
あむ「お願いだから先生もツッコんでー!!」
(だけど、誰もツッコまない。全然ツッコまない)
なでしこ「えっと・・・ヴィヴィオちゃんと恭文君は分かるんですけど、こちらの素敵なおじ様とお姉さまはどちらでしょうか」
ゲンヤ「おいおい、あんまこんなおっさんを持ち上げるもんじゃねぇぞ? 何も出てこねぇって。・・・あー、初めまして。俺は時空管理局・陸士108部隊の部隊長をしている、ゲンヤ・ナカジマ三佐だ」
ギンガ「初めまして。ギンガ・ナカジマです。あ、気軽にギンガって呼んでもらえればいいから。よろしくね」
やや「はい、よろしく・・・あれ? ギンガ・ナカジマ? ゲンヤ・ナカジマ? あの、もしかして・・・」
なのは「そうだよ。二人は親子なんだ。そして、ギンガはみんながこの間会ったスバルのお姉さんなんだ。つまり、ゲンヤさんはスバルのお父さんでもあるの」
りま「・・・スバルって誰?」
海里「クイーン、詳しくはこの話の9から12話までを見直すとよろしいかと」
(そう言えば・・・会っていない人も居たねぇ)
空海「・・・なるほど、だからなんかスバルさんに雰囲気似てるんっすね。お姉さんなら納得だ」
ゲンヤ「俺には似てねぇだろ?」
空海「いや、実を言うと・・・まったく似てないっすね」
ゲンヤ「バカ。お前そこはお世辞でも『似てます』って言うところだろうが。・・・まぁ、二人は母親・・・俺の女房似だからな。てーか、男親に女の子が似てたらそりゃ問題だろ。
でよ、俺やギンガの誘いを振り切ってハラオウンの嬢ちゃんの所に行ったアイツはどうしてる? うわさによると、なにやら小学生をやってるらしいな」
ギンガ「部隊長? 今回はそういう話ではありません。自重してください」
恭文「そして僕はここにいますから。なに居ないものとして扱ってるんですか? おかしいでしょ」
ゲンヤ「あ、すまねぇな。・・・まぁ、ギンガはこういう硬い奴だからよ。お前らも気をつけろよ?」
ギンガ「部隊長っ!!」
空海「なんつうか・・・ノリのいいおっちゃんだよな」
あむ「そ、そうだね。でも、部隊長とか三佐とかって言うから、すごく偉い・・・んだよね?」
海里「階級だけで言うなら、提督の次・・・でしょうか」
(だけど、どうしてもそう思えない。だって、あんまりにくだけているから)
師匠「・・・とにかく、今回の授業は管理局で仕事をしている人達に実際に話を聞こうというのが趣旨だ。まぁ、こんな仕事があるって紹介だな」
なのは「今までは、管理局の概要やどういう組織なのかと言う簡単な説明。今回は、そこから一歩踏み込んだお話になります。みんな、いいかな?」
全員『はーい』
ゲンヤ「お、いい返事だな。若いうちはそうじゃなくっちゃいけねぇ。・・・んじゃ、まずは俺とギンガからか? 恭文や高町嬢ちゃんの娘さんは後でってことで」
ヴィヴィオ「はい。ナカジマ部隊長、お願いしまーす」
ゲンヤ「おうよ。じゃあ、俺が部隊長を勤め、娘のギンガも居る108という部隊について説明したいと思う」
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・陸士108部隊について
ギンガ「まず、みんなに確認なんだけど、管理局の簡単な概要については・・・知ってるんだよね? 例えば、海と陸・・・とか」
あむ「はい、それは授業の最初の方で」
ギンガ「そっか。ならよかった。・・・まず、陸士108部隊は、管理局で言うと陸・・・ミッドチルダ式発祥の地である第1世界・ミッドチルダの西部にある管理局の部隊の一つです」
やや「じゃあじゃあ、なのはさんやヴィータ先生やフェイトさんみたいな海の人じゃない・・・ってことですよね」
ギンガ「うん、そうだよ。主な仕事は、管轄内で起きた事件処理・・・だね。普通に市民の人達のトラブルを解決したり、みんなが見ている刑事ドラマみたいに事件捜査をして解決したり。
場合によっては相手方を魔導師隊で鎮圧したり・・・。ただ、その扱う事件の中でもうちは、密輸事件を扱う事が多いんだ」
やや「・・・密輸? わわ、本当にドラマの中みたい」
ゲンヤ「そうだぞ? ただな、ドラマとは違うところがある。それは、俺達が扱う事件で密輸されてくるものの大半は、ロストロギアだってことだ」
空海「えっと・・・つまりあれっすか? 金目的で、ミッドチルダに違法で持ち込む連中が居て」
唯世「その人達を捕まえるのが、お二人が所属する部隊の仕事・・・ということでしょうか」
(二人はその言葉に頷く。まぁ、他にも色々あるんだけど、メインはそれと付け加えた上で)
りま「でも・・・大変そう」
ギンガ「うん、大変だね。ロストロギアが絡んだ事件は、どうしても規模が大きくなりがちだし、人員も多く必要になりがちだし。ただ、大きな事態にならない内に解決しないと、もっとひどいことになるから」
あむ「ロストロギアって・・・そこまでなんですか? あたし達はこう、今ひとつ分からなくて」
ゲンヤ「そこまで・・・だな。この授業でJS事件の話をやったってサリエルから聞いたが、それで出てきたレリックやゆりかごだって、ロストロギアだ。
往々にして強い力ってのは、諸刃の剣と決まっていてな。使い方を間違えりゃあ、とんでもないことになる」
あむ「・・・そう言えばそうでしたよね」
ギンガ「特に最近は大変かな。JS事件の影響でAMFを有効利用してくる犯罪者も出て来ているから。その対策が大変。・・・だからなぎ君に来て欲しかったのに、誘っても断られるんだもん」
(青い古き鉄、居心地が悪くてそっぽを向いているけど、それで誤魔化せるはずがない。ガーディアンの面々は疑問顔になる)
あむ「えっと・・・どういうことですか? 恭文を誘ったって」
ゲンヤ「いやな、うちの娘はコイツの事が好きだったんだよ」
あむ「えぇっ!? で、でも・・・恭文ってフェイトさんに8年間片思いしてたんじゃっ!!」
ゲンヤ「そうなんだよ。そこで、一緒に居たらチャンスが出来ると思って、もう何度も何度も誘ってたんだよ。うちの部隊で仕事をすれば、フラグをなんとか建設出来るって考えてな。
ハラオウンの嬢ちゃんは次元世界を回る仕事でミッドには基本的には居ない。だけど、自分は隣に居て世話を焼ける。そうして気持ちを振り向かせようと」
(ゴスッ!!)
ギンガ「・・・父さん、だめじゃないですか。こんなところで寝たら。もう、仕方ないなぁ」
空海「いや、今ボディーブロー入れましたよね? 明らかにグーを左拳で入れましたよね?」
ギンガ「空海君、何か言った?」
空海「いえ、なんにもっ!!」
ギンガ「・・・とにかく、私がなぎ君を誘っていたのはそういうことじゃないの。なぎ君は魔導師としてはとても優秀なんだ。
ずっと嘱託ではあるけど、それこそ局員として働いたら出世コースにだって乗れるかも知れないくらいに」
やや「そうなんですか? ・・・なんか想像できない」
(あ、なんか突き刺さった)
りま「そうよね。普通にヘタレなのに」
なでしこ「フェイトさんにデレデレしているところを見ると、とてもそれは考えられないわ」
恭文「よし、正直に言えっ! お前ら実は僕のこと嫌いでしょっ!!」
ギンガ「・・・なぎ君、ここでもこういう扱いなんだ」
恭文「どういう意味だよ、それ」
ギンガ「でも、なぎ君って出世とかそういうのに興味ない子でね。あと、世界の平和を守るためとか、そこに住む人達を守るためとか、色々言ったんだけど結局断られたの。それで・・・今はフェイトさんの補佐官に納まってるんだ」
空海「お前・・・なんつうかすげーな。出世はともかく、普通にそういう使命感とか無いのかよ」
恭文「ない。僕はフェイトや親しい人間を守りたいのであって、不特定多数の人間のためになんざ命賭けたくないし。優先順位はきっちり決めてるのよ」
(なぜだろう、全員がため息を吐いたのは。きっと怒ってもいいのではないかと、青い古き鉄は思った)
ギンガ「ただ、そうならなくてよかったのかも知れないね」
あむ「え?」
ギンガ「だって、そうなっていたらなぎ君はずっとミッドだったわけだし・・・みんなとは会えなかったと思うもの」
あむ「・・・あ、そうだよね。なら、よかった・・・んですかね?」
ギンガ「うん、よかったんだよ。見てると、なんだか楽しそうだから」
恭文「あ、そうそう。言い忘れるところだった。まぁ・・・そこで寝ているゲンヤさんなんだけど」
(もうこういう表現で通すことにしたらしい)
恭文「実は、はやての捜査関係や指揮官としてのノウハウを教えた師匠だったりするんだ」
唯世「はやてさんの? ・・・そう言えば、はやてさんは指揮官適正があるからそういう仕事を多くしているって言ってたけど」
恭文「うん。だから師匠なの。あと、六課が解散するまでは、108は協力体制にある部隊だったんだ」
やや「そうなの? でもでも、海さんと陸さんって仲が悪いんじゃ」
海里「・・・レリックですか?」
恭文「そうだよ」
りま「つまり、レリックを確保するために、ロストロギアの密輸事件を多く扱う108に協力をお願いした?」
(うん、大体そんな感じであってる。・・・ネタバレだから言えないけど)
ギンガ「・・・とにかく、うちの仕事は細々としたところを説明すると長くなるし、こんな感じかな? 父さんもダウンしちゃったし、次は・・・なぎ君とヴィヴィオだね」
ヴィヴィオ「はい。・・・えっと、それでは次は無限書庫という場所について説明したいと思います」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
・無限書庫について
りま「無限書庫・・・前に言ってたのよね?」
恭文「うん。・・・無限書庫って言うのは、とても簡単に言えば本局にある資料室なんだ。ただ・・・規模がとんでもない」
(空間モニターが開き、映像が出る。そこには膨大な数の本)
やや「・・・というか恭文、なんか人が浮いてるんだけど。すっごい浮いてるんだけど」
ヴィヴィオ「あ、無限書庫の中は無重力空間になってるんです」
空海「いや、普通に無重力って・・・。でもよ、映像に映ってるだけでも本がすごい数だな。これで全部なのか?」
恭文「ううん。もっとある。・・・無限書庫は、その名の通り空間操作で作られた無限の書庫なんだ。この中には、次元世界の全ての知識が存在していると言われているの。そして、それは比喩ではなく事実」
ギンガ「実際、この書庫に眠っている膨大な資料と、それを整理・整頓している優秀な司書の人達の協力のおかげで解決した事件も沢山あるんだ。108も時々お世話になったりしてる」
ヴィヴィオ「それでそれで、ヴィヴィオと恭文はそこの司書なんだっ! ほらっ!!」
(そうしてIDカードを見せる。そして全員が・・・頭を捻る)
やや「えっと・・・ヴィヴィオちゃん、ごめん。やや、それ読めない」
あむ「というか、何語?」
海里「こちらの世界の英語に似ているようですが・・・」
恭文「ヴィヴィオ、みんなにミッド式のIDカードを見せたって読めないって。ミッド語で書いてるのなんだから。あと、僕は正式には司書じゃない。臨時で何回か手伝ってるだけだから」
ヴィヴィオ「あ、そっか。・・・えっと、ギンガさんの話にもあるけど、この書庫で働く人達を司書って言います。それで、その司書になるには資格が必要で」
やや「もしかして、その資格をヴィヴィオちゃんが持ってるのっ!? わわ、すごいすごいー!!」
海里「というより・・・取れるものなのですか? こちらの方は俺よりも年下に見えるのに」
恭文「・・・うん、取れたの。ヴィヴィオ、なのはが本局で仕事してる関係で、待ち合わせ場所に無限書庫を使ってて・・・ようするによく出入りしててさ。それでそこの人達に色々教わったのよ」
空海「なるほどなぁ・・・。でもよ、これだけの本を手作業で調べたりするのか?」
恭文「あぁ、それはない。魔法の中に検索魔法ってのがあってね、それを使って書庫内の本を検索するのよ」
空海「・・・魔法って便利だな。お前はなんか聞くところによるとカキ氷とかアイスとか作れるらしいしよ」
(あぁ、言ってた言ってた)
唯世「とにかく、一旦話を整理しようか。・・・その書庫にある資料が、事件調査に役立っているってことだよね」
なでしこ「だからこそ、時空管理局の本局と言う場所に置かれているのね」
恭文「そうなるね。ただ・・・無限書庫が今のように動けるようになったのは、ある人の功績が大きいのよ」
あむ「ある人?」
恭文「それが・・・今日来れなかったこの人だよ」
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・フェレットなんて呼ばないで
あむ「・・・この優しそうなめがねの人は誰?」
恭文「この人はユーノ・スクライア。無限書庫の司書長・・・司書を束ねるトップだね。で、それと兼任で考古学者もしていて、学会で研究の成果を発表なんてしている人なんだ」
なのは「ユーノ君は私やヴィータちゃんみたいに局員というわけでもないし、恭文君みたいに嘱託というわけでもない・・・民間協力者なんだ。無限書庫の管理と運営を任されているの」
あむ「へぇ、すごい人・・・あれ、ユーノ君?」
なのは「うん。ユーノ君は、私の魔法の先生で、幼馴染なんだ」
恭文「地球に諸事情で行き倒れていたところを、なのはに助けてもらって・・・それでなのはは魔法の事を知ったんだって」
あむ「なるほど・・・。だったら、先生方もそうだし、フェイトさん達とかも」
なのは「うん。普通にお友達だよ。・・・それでね、話を戻すけど、無限書庫が今のようにちゃんと運営されているのは、ユーノ君の力が大きいんだ」
(そうしてモニターが展開。そこに映るのは・・・10年前の書庫の様子。だけど、汚い。なんか汚い)
唯世「・・・あの、パッと見の印象なんですけど、なんだかこう・・・整理が行き届いていない感じがします」
やや「そうだよね・・・。というより、今の映像と比べると、人もほとんど居ないし。あの、これどういうことですか?」
恭文「10年前・・・ユーノ先生が無限書庫の司書になるまで、書庫は放置されていたの」
なでしこ「放置って・・・どういうことかしら? この書庫は事件捜査でも役に立つとさっき言っていたのに」
恭文「あんまりにここに保存されている書籍が膨大で、誰もちゃんとした整理が出来なかったんだよ。そのために、本局の中でここは長年実質稼働停止状態だった。
だから、それまでは探したい資料がある時は、検索魔法を使える人間を何人か集めて、それでチームを組んで、年単位で捜索するの」
空海「まるっきり発掘じゃねぇかよ、それ。てゆうか、めんどいし」
りま「でも、その稼働停止状態がどうしてあんな風になったの?」
恭文「そこがユーノ先生の功績なんだ」
(また映像が切り替わる。そこには・・・検索魔法を展開して、本を一度に10数冊読んでいるユーノ先生)
恭文「ユーノ先生のファミリーネーム・・・スクライアって言うのは、部族の名称なんだよ」
あむ「部族?」
恭文「発掘や古代品の採掘を生業としている部族でね、その関係で、ユーノ先生は検索魔法や司書として必要とされるスキルが、普通の人よりもずっと高かったんだよ。
元々はある事件捜査のために、クロノさんがユーノ先生のそんな能力を見込んで、その事件に関係した資料の捜索を頼んだのがきっかけ。そして、それがユーノ先生の道を決めた」
なのは「その事件が解決してから、ユーノ君はそのまま無限書庫の司書になったんだ。司書としての能力を周りの人達に認められて・・・ということだね。
それから、ユーノ君や、ユーノ君と同じように追加された司書の人達が頑張って、書庫の整理を数年かかって少しずつやっていったの」
なでしこ「その結果が実を結んで、書庫は現在のようになった・・・というわけですね」
恭文「そうだね。あと、ユーノ先生の人柄に惹かれて、司書を目指す人達も多くなった。その結果、書庫の人手不足と言う問題が出たり・・・とかも無くなった。いまや、無限書庫は管理局の宝ですよ」
師匠「実際、学術的にも貴重な本の保管もしてるしな。今バカ弟子の言った事は間違いじゃなかったりするんだよ」
あむ「なるほど・・・。でも、すごいですよね。数年かかってでもこんな大きな書庫を整理なんて・・・」
なのは「うん、すごいよ。まぁ、一部では前線に出て戦うわけじゃないって理由で見下すような人達も居るけど、そんなことない。ユーノ君も司書の人達もすごいんだから」
(なんだか無駄に嬉しそうな先生その1を見て、全員が疑問顔。えっと・・・どういうこと?)
あむ「ねね、恭文。もしかしてなのはさんって・・・」
恭文「残念ながらそれはない。だって、なのははユーノ先生をひたすらに『友達』と言って聞かないから」
あむ「それもひどいね・・・。というか、ヘコむね」
師匠「とにかく、今回はここまでだな。あー、ギンガもナカジマ三佐もヴィヴィオもありがとうございました。助かったです」
ギンガ「いえ、これくらいはお安い御用です。・・・ほら、父さん。いつまでも寝てないでください」
ヴィヴィオ「ギンガさん、それは寝たんじゃないと思います・・・」
恭文「そうだよねぇ・・・。で、師匠。次回の授業は?」
師匠「あー、そうだな。次回は・・・この続きだ。今回は組織や場所的な要素が多かったけど、個人で付ける役職なんてのにもツッコンでみたいと思う。お前ら、それでいいか?」
(そうすると、全員がとてもいい声でお返事。それに小さな師匠、満足げ)
なのは「と言うわけで、今回はここまで。それじゃあ委員長、お願い」
海里「はい。・・・起立、礼」
全員『ありがとうございましたー!!』
(きーんこーんかーんこーん♪ きーんこーんかーんこーん♪)
(本当に続く)
古鉄≪さて、そんなこんなで次回に続きます。今回のあとがきのお相手は、古き鉄・アルトアイゼンと≫
恭文「・・・失敗した。すげー失敗した・・・な、蒼凪恭文です。あ、今回のフォローは次回でちゃんとやる予定なので」
(なんかペコリとお辞儀した。・・・色々意見が気になっているらしい)
古鉄≪当然です。上げたら落とす。落としたら上げるはお話の基本ですから。まぁ、下がりっぱなしの人も居ますけど。例えば最終回の2話前から、前作の主人公に主役を取って代わられた人とか。実際にEDの出演者とスタッフクレジットで名前が下になりました≫
恭文「・・・あぁ、あれも下がりっぱなしだったね。まぁ、具体名出すとアレなんだけど、こう言えばわかりにくいからいいのよ。でもさ、あれもひどいよねー」
古鉄≪あの扱いだったら、普通に最初から(子どものこーろの夢ーはー♪)・・・とか言えばいいと思うんですけど、そう思いませんか?≫
(青い古き鉄、全力全開で頷く)
恭文「思う思う。だって、中の人が某ぶっちゃけトークが多めのラジオで『あの作品に出てよかったこと? ・・・・・・なんだろ、何にも思いつかねぇ。あ、(色あせないーらくがーきでー♪)さんと仲良くなれたこと』・・・って話すくらいだもの。
・・・ね、アルト、この話はやめない? そろそろ怒られると思うんだ。別の方向にしようよ」
古鉄≪そうですね。とにかく、上げたら落とす、落としたら上げるは話の基本なのですよ。テーマ云々はともかく、そこはとても大事です。しゅごキャラなんて特にそうですよね≫
恭文「あー、特に誰か死んだり・・・とかもないしね。原作の方だともう落とされた方々も後々上げられていくという感じになってるし。この話だと二階堂が顕著か。なんだかんだで僕と話し合う感じになってる」
古鉄≪本編だと、あのままフェードアウトキャラなんですけどね。ただ、今回はしゅごキャラの世界なので・・・あ、そう言えばディケイドとのクロス、色々考えが出てきましたね。特に劇場版や最近の大ショッカー話を見てから≫
恭文「あー、そうそう。拍手の方でも言ったけど、大ショッカー絡みだと僕達本編組も出れたりするのよ。そして・・・『大ショッカーかかってこいやぁぁぁぁぁぁぁっ!!』状態ですよ。あとさ、アポロガイスト見てビックリしたのよ。ディケイドの方だと、相棒に出てた人でさ」
古鉄≪『特命係の亀山〜!!』・・・の人ですね。いいですね、この話に出る時は是非ともそのネタで弄り倒したいですね≫
恭文「弄り倒したいね〜。そんなこと出来るのは二次創作界広しと言えどここくらいだと思うし。でさ、そろそろ9月だから・・・もうすぐだよね」
古鉄≪あぁ、もうすぐですね。相棒の新シリーズ。亀山さんが卒業して、最終回で新しい人が来て・・・のところからの続きですから、どうなるか楽しみですよ≫
恭文「うんうん。亀山さんとは違う頭脳派だから、また絡みが・・・劇場版、やるかなぁ?」
古鉄≪やるといいですよね。それで・・・≫
(この後、延々と相棒についての話ばかりが2時間近く続いてしまった。なので、ここでカメラはフェードアウト。
本日のED:GACKT『The Next Decade』)
あむ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いやいやっ! なにこれっ!? おかしいよねっ!! いっさい今回の話の内容に触れてないじゃんっ!!」
フェイト「そうだよっ! しかも終わりの挨拶も無しだったし・・・どういうことっ!?」
恭文「何言ってるの。相棒が偉大だと言う話をしたんだからよかったじゃない」
フェイト「よくないよっ! お願いだからちゃんと後書きを進行してー!!」
あむ「てゆうか、あたし思ったっ! アンタとアルトアイゼンがやるからこんなにフリーダムになるんだよっ!!
よし、これからのあとがきはあたしがやるっ! そうすれば問題ないはずだっ!!」
恭文「だが断る」
あむ「即答でテンション低めにあたしに冷たい視線をぶつけながら断るなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
フェイト「だったら私が」
恭文「うん、いいよ〜。というか、一緒にやろう」
あむ「そしてフェイトさんにだけ甘い顔をするなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
エル「・・・蒼凪恭文は相棒が好き・・・と」(メモメモ)
シャーリー「あ、私も好きだよ。面白いよね〜」
ティアナ「実は・・・私もファンだったり」
(おしまい)
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