小説T 8 俺の問い掛けを聞いた先輩は、 「6時」 と一言。 えぇ!? そんな早くからですか!? 『…メール、くれたら早く出てき、たよ…』 今日みたいにいきなり来られると、心の準備が…。 「お前…」 『…へ?』 ちょっ! 先輩が驚いた顔してるんですけど!? メール返さないとか思われてたのかな… そりゃ、チキンだけど!! メールくらい返せるさ!! 「お前のアドしらねぇ」 『……えぇ!??き、き昨日交換……夢?』 やっぱ、あれは夢だったんだ。 ちょっと残念…。 「フッ」 俺が少し落ち込んでると、上の方から笑い声。 [*前へ][次へ#] [戻る] |