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そして伝説へ…【長編】

俺は勇者。
この世界を魔の手から救うために、16歳の誕生日から10年も経った今日、やっとアリアハンの町を旅立つことが出来た。
旅の目的は魔王バラモスを倒すため。
そのために俺たちはまず情報を集めるため、大陸の北にあるレーベの村へ向かっている。

「うおらああ!」
『カキーン』
「はっ!」
『カキーン』
「……」『ズバッ』
それにしても2人とも凄いな…スライムなんかひのきの棒で殴っただけで数百メートルは飛んでいっている…
自分だけどうのつるぎを使わせて貰って申し訳ないな…
しかもその理由が僕が王様から貰ったお金を落としてしまったからなんて…
2人とも気にするなとは言っていたけど…
それにしても2人とも凄い筋肉だ…
戦士さんは二の腕が露出しているため、筋肉の凄い膨らみが直ぐに分かる…
僧侶さんもあの全身タイツのような服がピッチピチになっていて全身の筋肉の付き方が浮き出ていて…
そんな魅力的な2人がさっきまで部屋であんな事を…
思い出すだけで顔が火照ってしまう…〃〃
「ん?どうしたんだ、勇者くん。ケガでもしたのか?」
「それは大変だ。勇者さま、直ぐに回復を…」
「あっいやっ大丈夫ですっ!無傷ですからっ!」
平常心。平常心だ!俺!
落ち着け…落ち着け……

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