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異世界からこんにちわ《連載中》
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お風呂に感動しているとドアをノックする音が聞こえた。

「掃除道具を持って参りました」

キリさんが両手に掃除道具を持って立っていた。

「ありがとうございます...えっと、これって終わったらどうすればいいんですか?」

「部屋でお使いください、そちらに収納する場所がありますので」

キリさんの指差す方向を見ると小さな用具入れがあった。
部屋に用具入れってなんかテンション下がるのは俺だけだろうか。

「わかりました、あとは自分でやるので大丈夫です...あっ、ご飯って」

「貴方って礼儀正しい方なのですね...神子様はとてもわがままな方なので異世界ではそれが普通なのだと思ってました」

食事場所を教えてもらおうとしたらキリさんに遮られてしまった。

「いや、そんなことは...」

「駄人と聞いていましたから神子様以下なのかと思っていましたが...神子様よりちゃんとした方ではないですか」

なんかキリさんが若干柏原に対して毒づいているのは気のせいだろうか。
キリさんははぁとため息をつきながらドアにもたれ掛かった。

えっ?...態度がさっきまでと違うんですが。

「えーと食事だったわよね、この棟の一階の一番奥に食堂があるわ」

「あ、ありがとうございます」

お礼を言うとキリさんが深くため息をついた。

「たぶん食堂でご飯もらえないわよ、貴方駄人だから」

あまりにもはっきりと言われ面食らう。
やっぱりここでも食事に関して障害が出るか...

「でも...私がここまで持ってきてあげる」



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