[携帯モード] [URL送信]

黒に包まれて《連載中》
A
「僕はハーフですから、皆さんの様にまではいきません、ちょっと熱ぽいかなくらいです」

「そっかよかった・・・」

体調が悪かったら、こんな風にお茶の時間として働かせてしまうのは申し訳ない。

「シュライン様はお優しいのですね、魔王陛下もシュライン様の優しさに気づいてくださればいいのに」

「きっとそれは難しいことだね・・・」

体調は大丈夫そうなのかとすごく気になっていたけど、朝目が覚めたらすでに、魔王は部屋にいなかった。

魔王もそうだが、自分は魔族には受け入れられていない。
ペスとロイス公爵が特別なのだ。

[*前へ][次へ#]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!