コバナシ。
ぐらどるっ!! 1
ぐらどる!の続きで、フレユリ♀です。
エロコメちっく。(目標)
紆余曲折あって、晴れてユーリと僕は恋人同士だ。
これまで直視出来ないから買えないでいたユーリのグラビアが載った雑誌や写真集は、僕がユーリに告白した後、わりとすぐにユーリから貰った。
「恥ずかしい…けど、フレンにオレの、見てほしい…」
って赤面しながら写真集を手渡すユーリはとんでもなく可愛かった。
ただ一つ問題があるとすれば、可愛すぎて僕の理性が危ういということ。
だって、ユーリの写真集、他のグラビアの人の写真集と比べたら水着とか衣装とか、全然普通なんだそうだけど(ユーリ自身がそう言ってた)、なんか、ユーリの身体が色っぽいというか…細いのに胸が大きいからかな、とにかく凄いエッチっぽいことに気づいてしまった。グラビアとか、ユーリの以外は意識して見ないけど、こういうものなのかな。
「なんていうか、ポーズだけで、随分と印象が変わっちゃうものだね。せ、扇情的っていうのかな。こういうの。」
と、極力表現を抑えてユーリに話すと、
「あーエロいってこと?おっさんが言ってた。『ユーリちゃんはある程度肌露出するだけでエッチだから、やりすぎない衣装で十分』だって。てか、フレンもそういうの気にするんだ」
ユーリに返された直接的な表現に、僕は赤面した。
「ぼ、僕だって男だし、気にならないわけないよ…ユーリ、あんまり僕にも無防備にならない方がいい。僕の心臓がもたない。」
そう言うと、ユーリはしばらく黙って、うーん、と考えたような素振りを見せた。
「それって、フレンがオレにエッチなことしたくなっちゃう、ってこと?」
可愛らしく子首をかしげて言ったユーリの言葉の威力は絶大だった。
…なんてまた直接的に言うんだ。僕は真っ赤になって、何も言えなくなってしまった。
「オレ、まだえっちとか、そういうの想像できないけど…前に言ったの、覚えてるか?オレ、フレンに全部見てほしい。グラビアのオレも」
「ユーリ…」
「今度の撮影、恋人にされて嬉しい仕草、って言うイメージで撮ることになってるんだ…だから…うちに来て、どういうことされたら嬉しいか教えてくれるか?」
赤面してそう言ったユーリに、考えるより先に二つ返事でOKしている自分がいた。
*****
続きます。
ユーリちゃんフレン誘惑。。でもエッチしたいわけじゃなく、単にフレンに誰よりも自分を見て、知ってほしい!って思ってるだけです。
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