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おっと口がすべりました。(ひばむく)
「骸、遊んであげる」
「おや、雲雀君のくせに上から目線ですね。遊んでくださいませ骸様、の間違いじゃないですか」
「違うよ、骸が暇そうだから遊んであげるんだよ」
「失礼ですね、僕がいつ暇を持て余したというのですか。僕には二回転に挑戦するガチャピンを応援するという大事な使命があるのですよ」
「もういい年なんだから、そんなのみてないで、もっと有意義に時間を使いなよ」
「クハッ、雲雀君と遊ぶことのどこが有意義なんですか。それならひまわりの種の数でも数えるほうがよっぽど有意義です」
「ちょ、それはないでしょ。なにその無駄な行為。プラスになることなにもないよ」
「少なくとも雲雀君と遊んで精神的に犯されるよりは、プラスマイナス0のひまわりのほうがましです」
「犯すとか人聞きが悪いね。僕がそんなことすると思う?」
「少なくとも今現在、視姦されています。」
「してないから、会話するうえで視界にいるだけだから」
「あ、ちなみに僕をおかずにするなら出演料として一回こするたびに千円です」
「こするとかリアルだからやめてくれる?しかも高すぎるよ」
「大丈夫ですよ、雲雀君なら1万でフィニッシュでしょう?」
「失礼だね、そんなに早くないよ。っていうか今普通に僕が精神的に犯されてる気分なんだけど…」
「こんな会話をさせられている僕のほうがよっぽど犯されてますよ。」
「…それで、遊ぶの遊ばないの?」
「しょうがないですね。遊んであげますよ。なにをするんですか?」
「連想ゲーム。僕が言った言葉に対して思いついた言葉を言うんだよ。考えたりしないで直感でね」
「おや、自分から遊ぼうといったくせに創意工夫のかけらも感じられない遊びですね」
「うるさいよ、ほら始めるよ」
「しょうがないですね、つきあってあげますよ」
「お菓子」
「チョコレートを鼻血吹くまで食べてみたいです」
「魚」
「フカヒレが食べたいです」
「…肉」
「やっぱり霜降りですね」
「……花」
「薔薇のお風呂に入りたいです」
「ようやくまともな答えがきたね。僕も薔薇のお風呂に入る骸をみたいよ」
「ようやく反応を返したと思ったらそれですか。ほんと気持ち悪いですね」
「そんな照れなくていいのに、ほんと可愛いね骸」
「美しい」
「え?」
「連想ゲームでしょう?骸といわれたので」
「あぁ、そう…じゃぁ雲雀」
「気持ち悪い」
「ちょ、」
「あぁすみません、直感と言われたので思わずでてしまいました」
「え、それって酷くない?普段からそう思ってるってこと?」
「ほら、はやく続きをやりますよ」
「…沢田綱吉」
「いつか乗っ取ります」
「雲雀」
「うざい」
「…獄寺隼人」
「ツンデレライバル」
「……雲雀」
「早漏」
「…山本武」
「推定巨根」
「………雲雀」
「残念です」
「……雲雀」
「変態」
「…雲雀」
「ど下手くそ」
「雲雀!」
「好きですよ」
「やっぱり?」
「えぇ、もちろんです。こんなに僕を楽しませてくれるのは雲雀君だけです」
「だよね」
「連想ゲーム、もう終わりですか?」
「…うん、ちょっとやめようか。僕の心が危険な状態だし…ガチャピンみよう。今なら全力で応援できる気がする」
「クフフ、そうですね。一緒に応援しましょう」
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骸さんは雲雀さんをいじめるのが大好き
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