text かえるぴょこぴょこ(ひばむく) 「ぶるんぶりゅ…」 「…ちょっと、骸黙ってくれない?」 「ぶるんぶるんびゅ…」 「聞いてるの骸。口を閉じて」 「ぶるんぶるんぶるん!はるちるがるとるぶりゅ…」 「ほら、チョコボールあげるからもう黙りなよ。次言ったら口に骸の大好きな僕のつっこむよ」 「ぶるんぶるんぶるん!はるちるがるとるぶるん! おるいるけるのるまりゅ…あぁぁぁせっかくうまくいってたのに…!」 「………ほら骸、たんと食べなよ」 「…さっきから五月蝿いですね。なんなんですか。僕が気に入らないなら出て行きなさい。そしてとっととその下半身を仕舞いなさい変態ですかきみは。露出するのは跳ね馬並になってからにしたほうが身のためですよ。」 「ちょ、跳ね馬のなんてどこでみたの。あの人まさか僕の骸に無理矢理手出したんじゃないだろうね?」 「誰が雲雀くんのですか。僕は世界中の誰もが欲する、高嶺の花ですよ。気安く所有物発言をするのはやめてください。雲雀くんは僕のものですけどね」 「もうほんと骸は独占欲が強いね。そんなところも可愛いよ。で、跳ね馬とはどうなんだい。返答によっては僕今からイタリアに行かなくちゃいけないからね」 「何をばかなこと言ってるんですか。僕が跳ね馬ごときに押し倒されるとでも?雲雀くんなら僕のキンテキの威力、わかるでしょう」 「……思い出しただけで痛くなってきた。あの時生まれて初めてもう駄目だと思ったね」 「クフフ、あれでも手加減したんですよ。一生使い物にならなくなったら僕も困りますから」 「骸ってばそんなに僕のこと愛してるんだね。まぁ当然だけど」 「クフフ、クハハハハ!相変わらずめでたい思考ですね。ポジティブにもほどがありますよ。頭わいてるんじゃないですか」 「うるさいな。いくら骸でも咬み殺すよ」 「クフフ、それなら僕も全力キンテキで応戦しましょう!さぁかかってきなさい!」 「ちょ、ほら、僕もトンファーつかうんだからさ、キミも三叉槍使っていいよ」 「いえいえ、愛しの雲雀くんに武器を向けるなんてできませんから。僕は足でいきます」 「……しょうがないな。僕も愛しの骸に武器向けたくないから許してあげる。」 「そんなにキンテキはいやですか」 「別にあんなの恐れてるわけないじゃない。骸が可愛いからやめてあげたんでしょ」 「クフフ、そういうことにしておきましょう」 「ちょっと生意気だよ骸。かわいくないな」 「おやおや、かわいくない僕と戦いますか?」 「……もう寝る。きみも馬鹿な練習してないではやくおいで」 「……ほんとに可愛い人ですね」 ==================== でぃのさんは、小さくてもいいな [*前へ][次へ#] [戻る] |