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僕で勃たない男はイ○ポです。(ひばむく)


「ワオ、尻をつきだして出迎えかい?もしかして誘ってるの?」


「連絡もなしに遅く帰ってきたと思いきや、ただいまよりも先にその科白ですか。まったく品性を疑いますよ」


「人のベッドの下に顔つっこんでる骸に品性を言われたくないよ。なにしてるの?」


「この間とった写真、出してください。どこにしまったんですか?」


「この間…?いつのこと?最近よく写真撮ったからね、この間じゃわからないよ」


「最近のすべてです!どこで聞きつけてきたのかは知りませんが!最近雲雀くんがアホみたいにはまってる!ハメ撮り写真を!全部出してください!」


「何、骸ってば自分の写真をおかずにするつもり?その時は僕を呼ぶんだよ、そんな骸もちゃんと写真にとってあげるから」


「あなたのその発想が理解できません頭おかしいんじゃないですか変態とっとと写真だして立ち去りなさい」


「恥ずかしがらなくていいのに。そんなこと言って嬉しいんだろ、骸はほんとどMなんだから」


「戯言も休み休み言いなさい。誰がどMですか誰がど変態の性奴隷ですか」


「…そこまで言ってないんだけど」


「僕の一人遊びを見せるとしたら、雲雀くんを柱にでもしばってからですね。芸術品のような僕の艶姿に大興奮の雲雀くん!なのに手も足もだせずにただ息だけ荒げる雲雀くん!クハハハハ、まぬけすぎます!今度ぜひやりましょう!その時は僕が雲雀くんをカメラにおさめて差し上げますよ」


「……しょうもないことで興奮しないでよ。気持ち悪いけどほんと可愛いね骸」


「気持ち悪いのは雲雀くんの性癖です。あと、僕が可愛いのは言わずもがなですよ。世界共通認識ですから、そんなこと改めて言っても今更何を言ってるのかと馬鹿にされてしまいますから気をつけてくださいね。そんなことより、さぁ!写真出してください!」


「誰に見せるわけでもないんだからいいじゃない。」


「だめです!雲雀くんだって別に一枚くらいなくたって困らないでしょう?あんななアホみたいに間抜け面晒して連写してたんですから」


「……間抜け面…え?一枚でいいの?」


「当たり前じゃないですか。あ、でも全部見てから最上級な一枚を頂きますよ。被写体が僕ですから全てが芸術的ですが、その中でもやはりベストを選ばないと」


「………骸?その一枚、なにに使うつもり?」


「雲雀くんの学校の保険医ですよ。あの人、言うに事欠いて僕が女性に劣るなんてことを…!彼、イ○ポに違いありませんよ。なんて可哀想な人なのかと思ったら、いても立ってもいられなくて…僕という奇跡の存在を見せて差し上げようかと」


「だめ。絶対だめ。なに考えてるのあんな男、危険だよ。それよりもなんで保険室なんかで寝てたの。並中は関係者以外立ち入り禁止っていったでしょ。お仕置きだね」


「え?ちょ、僕それどころじゃないんです。今すぐあの人のイ○ポ…」


「あんなのの下半身なんて心配する必要ないよ。それより自分の心配しなよね」


「あれ?え?ちょ、まってくださ……」

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