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小説
セーちゃん愛され企画でネクロニカ2-2
*愛され企画ルール(男子のみ)

・必ず女の子に"恋心"を取ること
・女の子に対して対話判定する場合+1
・男の子に対して対話判定する場合-1


*未練と狂気点

セーラ
フェリシアーノ 保護 ○●●●
ロヴィーノ 友情 ○○○●
アーサー 保護 ○○●●
フランシス 友情 ○○●●
たからもの 依存 ○○●●


フェリシアーノ
セーラ 恋心 ○○●●
ロヴィーノ 恋心 ○○○●
アーサー 憧憬 ○○●●
フランシス 依存 ○●●●
たからもの 依存 ○○●●


ロヴィーノ
セーラ 恋心 ○○○●
フェリシアーノ 独占 ○●●●
アーサー 保護 ○○○●
フランシス 保護 ○●●●
たからもの 依存 ○○●●


アーサー
セーラ 恋心 ○○○●
フェリシアーノ 執着 ○○○○
ロヴィーノ 憧憬 ○●●●
フランシス 依存 ○●●●
たからもの 依存 ○○●●


フランシス
セーラ 恋心 ○○●●
フェリシアーノ 対抗 ○○○●
ロヴィーノ 憧憬 ○○●●
アーサー 嫌悪 ○○●●
たからもの 依存 ○○●●


日「はあ…落ち着きました…」
仏「お菓子で精神分析ってどうなの」
伊「ゲーム間違ってるよ」
仏「対話判定失敗したからしょうがない」
塞「お菓子美味しかったですね〜」
英「ところで、作戦会議はどうなった?」
南「オレに優しくされて吊り橋効果も相まって惚れた設定にした」
仏「まあ無難よねー」
日「なんだ…残念です」
伊「このあからさまながっかり感」
南「こっちはNC喜ばすためにやってんじゃねーぞこのやろー!」
英「ところが喜ばすと"記憶のカケラ"が貰えんだなぁこれが」
南「ぐぬぬ…」
塞「"記憶のカケラ"かぁ、欲しいなぁ」
日「どうぞたくさん喜ばせて下さい」
仏「日本のツボ押さえてるつもりなのに中々くれないじゃない」
日「ほんとは1シナリオにつき1つはあげたいのですが、なんともしがたいのでして」
英「まあいい。続きしてくれ」
日「承知しました」


日「ようやく泣き止んだフェリシアーノの髪を梳きながら、ロヴィーノは隣の檻を伺う。
あれから全く動きはなく、倒れたままのドールが2体。黒髪の少女と金髪の少女。ふむ、とアーサーが頷く」

英「どうしたもんか?」
仏「助けたい…けど、ここから出れないし」
塞「どうしましょう?」

日「2度目の疑問を呟いた少女の言葉が消えると、ガタリ、と檻が動く。前回と同様に前方へ進む檻は、赤い幕を通り抜ける。
そうすれば、醜い群衆の歓声が上がった」

「さあさあ!本日はお集まり頂きありがとうございます。本日2度目のドールは、前回私めの手駒を破った最高傑作!」

日「アナウンスに合わせて再び歓声が上がる。その声にドール達は顔をしかめた」

「そのドール達に手向かわすは、先ほど作った卑しいサヴァント!即席にしては中々強く、護衛も付けてさあご覧下さい!」

日「アナウンスが指を鳴らすと、赤い幕から先ほど見たドール2体がいる檻が運ばれてくる。それがドール達の前方に配置されると、舞台下から上がってきた巨大なアンデットが取り囲む」

「まずはおいで、私の可愛らしいドール達!お前達の優位性を示すのだ!」

日「ガチャン。鍵が開いて檻が開く。またか、と諦めに近い感情と共にドール達は1歩、1歩と檻から歩み出る。そしてあのドール達を助けるため武器を構えた。
が、2度目の指を鳴らす音が響くと、むくりと黒髪のドールが起き上がる」

塞「気を付けて!周りのアンデットは貴方達を狙ってる!」

日「セーラの呼び声に、ドールは周りを見て、けたたましい笑い声を上げた」

全「「!!!」」

「×××!!私達に味方がいるよお!!私達は無敵だ!!」

塞「だから敵…っ」
英「やめろ、もう声は届かねぇ」
塞「でもっ」
南「諦めろ。諦めも必要だ」
塞「…っ」

日「ぐっと唇を噛んで、セーラは頷く。目の前の少女は壊れたのだ、もう声は届かない。
―自分もああなるだろうか?」

仏「セーちゃん、前向いて。大丈夫、オレ達がいるよ」
塞「あ、…はい」

日「肩を掴まれ、前を向かされる。現実から目を背けたらそこで終わりだ。そう強く思う」

「×××!今すぐ治すためのパーツ、手に入れるからねぇ!!」

日「少女は凶器を構えて。ドール達へと向ける。その背後、むくりと起き上がったもう1体のドール。瞳の奥は混濁し、髪を振り乱し。そのひび割れた唇から、奇声が上がった」

伊「ああ…」
塞「もう、だめなんですね…」
英「ああ。終わらせてやるのがいいだろう」
仏「悲しいけれど。仕方がない」
南「…行くぞ」

日「ロヴィーノの掛け声に全員が頷いた。こちらに向かってくる彼女達に刃を、銃口を、向ける」

「さあさあさあ!始まるは壊れたドールの狂い踊る喜劇!!どうぞ、目を見開きその目に焼き付けて頂きたい!!」

日「アナウンスに合わせて、ドール達は駆け出した」


次回:戦闘



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