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小説
串ヨグ若者言葉でネクロニカ3-1
*未練と狂気点

フィオレ
エミーリア 保護 ○○●●
シャンメイ 保護 ○○○○
マリ 保護 ○○○●
たからもの 依存 ○○●●


エミーリア
フィオレ 執着 ○○○○
シャンメイ 対抗 ○○●●
マリ 恋心 ○●●●
たからもの 依存 ○○○●


シャンメイ
フィオレ 独占 ○○○○
エミーリア 依存 ○○○●
マリ 友情 ○○●●
たからもの 依存 ○○○●


マリ
フィオレ 保護 ○○○●
エミーリア 恋心 ○○○○
シャンメイ 憧憬 ○●●●
たからもの 依存 ○○○●


英「よし、腹ごしらえも済んだな?」
波「お菓子の準備も出来たし!」
勃「まだ食べんの?」
羅「むしろブルガリアは食べないの?」
香「甘い物必須的な。てかないとかおかしくね?」
波「マジ同意」
英「ルルブ汚すなよ!」
香「ウィース」
英「お前ら強化は?」
勃「欲しいけど保留」
波「保留」
香「同じく」
羅「【肉の宴】取りたいから貯金」
英「えー…つまんねぇ」
羅「それでシナリオは?」
英「んー、お前達は今森の中で光る物を見つけたよな?んで好奇心に駈られ見に行ったと」
勃「光る物って言ったって、この世界にあるのは水や建物のガラス…」
羅「どっちにしろイベント有りだね」
英「推測は始まってからにしろ。それじゃあ始めるぞ」


ネクロニカシナリオ*命の水

英「キラキラと光る物に惹かれて、ドール達はふらふらと近付いていく。光る物に近付けば近付くほど、紫に変色した木々、白く枯れた葉の間から、記憶の中にある健康そうな緑が見え、増えていく。
その本来なら存在しないはずの緑にドール達は衝撃を受け、驚きに目を見開く」

羅「(なにそれぇ…)…ねぇ、エミー」
勃「…なぁに」
羅「これ…普通の葉っぱだよね?」
勃「フィオレも気付いてたの?」
波「…ねえ、虫も普通のがいる…」
香「用心はしとくっす」


*狂気判定(±0)

フィオレ 9成功
エミーリア 10 成功
シャンメイ 4 失敗
 フィオレ ○○○○→○○○●
マリ 2 失敗
 エミーリア ○○○○→○○○●


*カルマ
泉を見つける


英「進めば奇怪な植物、小さな変異昆虫で溢れかえっているが、進めば進むほど綺麗な若葉、変異の起こっていない昆虫、中には変異の少ない子鼠などが増えていく。彼らはドール達が近付くと逃げていくが、物珍しそうに見つめて来るだろう」

波「…ねずみ、可愛い」
香「目が4つある以外は普通っすね」
勃「手を出しちゃダメだよ、小さくても指食い千切られるんだわ」
羅「普通の芋虫なんて久しぶりに見たなぁ、今まで見たのは酷いやつばっかだったし」
勃「ワーム思い出しちゃったじゃん!バカ!」
波「…怖かったなぁ(ふるふる)」
香「やめましょ、気が変になる」


*対話判定(±0)

フィオレ
エミーリア 6 失敗
 ○○●●→○○○●
シャンメイ 8 成功
マリ 8 成功
 ○○○●→○○○○

エミーリア
フィオレ 4 失敗
シャンメイ 2 失敗
マリ 7 成功
 ○●●●→○○●●

シャンメイ
フィオレ 4 失敗
エミーリア 8 成功
 ○○○●→○○○○
マリ 4 失敗

マリ
フィオレ 4 失敗
エミーリア 2 失敗
シャンメイ 1 大失敗


*未練変更(強制)

マリ→シャンメイ 7 友情
憧憬→友情


波「待てし、オレしょっちゅうシャンメイの未練変わってんだけど!」
羅「これで3回目だね〜」
英「女神関係に納得してねーな。憧憬→依存→憧憬→友情と来たら次は恋心だな」
香「イギリスやめろ的な!
マジTriangle relation(三角関係)は勘弁!」
勃「両片思いに水差すと死ぬんだわ…」
英「ひとしきり笑ったから進めるが、いいか?」
波「もう好きにしろし…」


英「周りを眺めながらしばらく進むと開けた場所に出た。そこには真ん中に大きな泉があり、その脇にコンクリートで出来た建物がある。小さな研究所、と言った印象を受けるだろう。
泉はかなり大きく、1周はのんびり歩けば半日かかる。その側にぽつんと建つ建物は、遠くから見てもかなり古い」


英「このあと、どうする?」
羅「とりあえず泉に近付く?」
香「泉が大きいのが怪しい…」
波「近付くなら戦闘態勢必須やし」
勃「てか泉見つけたならカルマ達成だよな?なら即戦闘入ってもおかしくないんだわ」
英「ノーコメント」
波「むむぅ」
羅「ここで立ってても狂気に蝕まれるだけでしょ?なら近付こうよ」
勃「戦闘なら戦闘でなんとかするんだわ、な?」
香「Yes…」
波「先頭は…エミーリアで次がフィオレ、次がシャンメイで最後がマリで」
英「なぜだ?盾のフィオレが前でいいだろう」
波「DEX…じゃなかった、行動値でやられたらフィオレじゃ不利」
英「oh…気が付かなかった。確かにな」
香「これ墓穴の可能性」
英「まあ安心しろ、まだ戦闘じゃない」
全((まだ…))


英「4人が泉に近付き中を覗き込むと、滅んだ世界に似つかわしくない、澄んだ水がある。よく見れば泉の底で変異の起こっていない魚が数匹、泳いでいるのが見えた」

勃「へ?は?」
波「なにこれ…」
羅「さ、魚!魚がいるよ!」
香「…きれい…」

*狂気判定(±0)

フィオレ 5 失敗
 シャンメイ ○○○○→○○○●
エミーリア 8 成功
シャンメイ 4 失敗
 エミーリア ○○○○→○○○●
マリ 9 成功


*記憶のカケラの獲得

フィオレ+シャンメイ
37:水の記憶のカケラを獲得


英「ざぶん。清らかな水の中で目を開く。歪む視界に自然と笑みが溢れた。
自分は水が好きだ。ひんやりと肌を冷やす水が、キラキラと日の光を通す水が、大好きだった。
ふと誰かに呼ばれる。水の外で自分を呼ぶ声が聞こえたのだ。自分は隣に同じように沈む友人と目配せする。一斉に水から顔を出した」

香「…っん」
羅「っは」

英「一瞬頭に浮かんだリアルな情景。確かな記憶。自然と息を止めていた。
もう、呼吸を必要としないけれど」

羅「今の…なんだ?」

英「隣にいたのは誰だろう?顔をすぐに忘れてしまった。でも確かに自分は友人と水に潜っていた」

香「…友達、いたんだ」

英「自分には友人がいなかったような気がしていた。でもいた。それがほんのりと胸を暖かくする」

波「―2人共、どうしたの?」

英「頬に優しく白い手が添えられ、顔を上げられる。そこには心配した顔をした姉妹がいた」

勃「ぼうっとしてたよ?疲れた?少し休もうか」
波「…お水、飲めるかなぁ」
勃「一応やめとこう。アンデットを食らう細菌いたらアウトなんだわ」
羅「…ごめん、心配させて」
香「少し休みたい的な」


英「濁っていない水や綺麗な魚の存在に、同じくショックを受けたであろう2人に気遣われ申し訳なく思っていると、ふと泉を覗き込んだシャンメイは水の底に黒い影を見つけた。
それはどんどん浮上してきて、シャンメイが注意を呼び掛ける前に、とうとう水面から顔を出した。
それはとても巨大な魚だった。ドール達の2倍3倍の大きさのその魚は一見してアンデットであり、サヴァントであると分かる。
魚はギョロリとした目でドール達を見ると、鋭い牙を煌めかせ口を開いた」


「お前達は何者だ!ここへ何をしに来た!」

*狂気判定(-1)

フィオレ 9-1=8 成功
エミーリア 10-1=9 成功
シャンメイ 9-1=8 成功
マリ 1-1=0 大失敗
 フィオレ ○○○●→○○●●


*損傷
マリ 【こぶし】を損傷


羅「(久々に…!)…い、いやあぁぁー!!」

英「突然出現したアンデットに、フィオレは悲鳴を上げる。
途端に武器を構えるシャンメイに続いてマリも【対戦車ライフル】を掴み上げようとし、取り落とす。その下にあった自分の【こぶし】を潰してしまった。慌てて拾い上げるが、肉は裂け骨が折れ、使い物にならない」

波「慌てるな、落ち着け…!」

英「自分に言い聞かせるマリの後ろで、半泣きのフィオレを庇うエミーリアが毅然とした態度で答える」

勃「お恥ずかしいことに迷子なんだわ。この泉が見えたから少し寄っただけ。すぐに出ていくから」

「…私達を殺しに来た訳ではないのだな?」

勃「とんでもない。むしろ、貴方が私達を襲わないかしら?」

「…敵意はない、な。
失礼した、お嬢さん方。ようこそ、我が泉へ」

英「巨大な魚型アンデットは柔らかい口調で非礼を詫びた。そして歓迎の意を示す。
ドール達は武器を下げ、ゆっくりと近付いた」

「何年振りのお客だろう。少し、話し相手になってくれないか?」

英「魚型アンデットはそう言って近付く少女達に、ぽつりぽつりと話し出した」



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