[携帯モード] [URL送信]

小説
セーちゃん愛され企画でネクロニカ1-2
*愛され企画ルール

・必ず女の子に"恋心"を取ること
・女の子に対して対話判定する場合+1
・男の子に対して対話判定する場合-1

*未練と狂気点

セーラ
フェリシアーノ 保護 ○●●●
ロヴィーノ 友情 ○●●●
アーサー 信頼 ○○●●
フランシス 友情 ○○●●
たからもの 依存 ○●●●


フェリシアーノ
セーラ 恋心 ○●●●
ロヴィーノ 信頼 ○○●●
アーサー 保護 ○○●●
フランシス 執着 ○●●●
たからもの 依存 ○●●●


ロヴィーノ
セーラ 恋心 ○○●●
フェリシアーノ 独占 ○●●●
アーサー 保護 ○●●●
フランシス 保護 ○●●●
たからもの 依存 ○●●●


アーサー
セーラ 恋心 ○○●●
フェリシアーノ 執着 ○●●●
ロヴィーノ 執着 ○●●●
フランシス 依存 ○●●●
たからもの 依存 ○●●●


フランシス
セーラ 恋心 ○●●●
フェリシアーノ 対抗 ○○●●
ロヴィーノ 憧憬 ○○●●
アーサー 嫌悪 ○●●●
たからもの 依存 ○●●●


日「ふと上を見上げたアーサーは檻の上部に電子鍵を見つける。それは赤く点滅しており、鍵がかかっているのがわかる。
フェリシアーノは檻に掛けられた布に触れる。重たい感触とともに内側から外を見ることは出来ないとわかった」

伊「…外、見えないね」
英「こっちは鍵、見つけたぞ」
仏「ねえロヴィーノ、これ切れない素材で出来てるね、切って逃げ出せないな」
南「…こいつで切ろうと思ったら…」

日「ロヴィーノが嘆息と共にキラリと見せた【名刀】の輝きに、フランシスはよく切れる刀だろうと思った。
一方、ぺたりと座り込んだままのセーラに訝しんだアーサーが近寄る」

英「…どうした?」
塞「あの、ちょっと腰抜けちゃって…。自分がアンデットになるなんて思わなくて…」
英「…オレもだ。こんな…羽虫の巣食う体にされると思わなかった。でも」

日「口をつぐんだアーサーにセーラは首を傾げる。その可愛らしい仕草に心惹かれたアーサーは目を細める」

英「お前に会えてよかった」
塞「え?」
英「1人なら不安や恐怖できっと潰れてただろう。だから、お前がいてくれて、不安を口にしてくれて安心した。
…ありがとう」
塞「…私もアーサーさんに会えて嬉しい。こちらこそありがとうございます」


*対話判定(+2)

アーサー
セーラ 6+1+2=9 成功
 →○○●●→○○○●


伊「抜け駆けズルーイ!!」
南「ぐぬぬ、対話判定の機会作らなければ…!」
英「(どやぁ)」
塞「アーサーさんかっこいい…」
英「オレは?」
塞「…。内緒です」
仏「"記憶のカケラ"欲しいね、個数制限に引っ掛かって狂気点が減らない」
日「(至福の一時でした…)こちらの用意したトラップに引っ掛かるか、もう少し私の心を揺さぶればあげますよ」
英「あれでダメとか」
塞「はう〜」
伊「セーちゃん幸せそうだね」
南「ガチ口説きとか受けたことねーんじゃねーの?」
伊「ふふふ、兄ちゃん楽しみだね〜」
南「イタリア男の本気舐めんなよ」
日「ふふ、楽しみにしています。それでは、事件でも起こしましょうか」


日「ふんわりと心の暖まったセーラは、檻が揺れていることに気付く。それを伝える前に、ガタン、と大きく揺れたと同時に、ふわりと浮き上がった」

伊「ヴェー!?兄ちゃん檻動いてる!」
南「バカ弟、捕まれ!転ぶぞ!」
英「セーラ、こっち来い!」
仏「アーサー、手を!」
塞「アーサーさん!」

日「パニックに陥った弟を抱き締めてロヴィーノは檻に掴まる。同じように檻に掴ったフランシスはセーラを捕まえたアーサーの手を引き、檻に掴まらせる。
ガタガタと揺れる檻は前方へと移動している。それが次第に収まり、最後に大きく揺れて檻は着地した」

仏「…静かになったな」
英「…何かいる」
南「!」

日「ロヴィーノは静かになっている弟が何かに怯えているのに気付く。そして、自分も何かの気配に気付いた」

南「たくさん、いるな」
塞「殺気、感じません?」

日「小さな声で伝える少女に、全員が頷く。その僅かな殺気に、身がすくんだ。
すると、カシャンと高い音がした。上部を見れば、鍵が開いたことを示す緑の点滅が目に入った」

塞「…鍵、開いた?」
英「おいおい、冗談だろう?このタイミングとか、死ねってか?」
仏「…ロヴィーノ、こっちに」
南「ああ…」

日「…自身に施された武装。これは戦闘を想定したものだろう。なら、これから戦闘があるに違いない。
そう確信したフランシスはロヴィーノを呼び寄せる。震える弟の手を引きながらロヴィーノは3人の側に立った」

伊「…だ」
南「フェリシアーノ?」

日「カタカタと歯を鳴らす弟から、言葉が溢れる。ロヴィーノは弟の口元に耳を寄せる」

伊「やだ…やめて…」
南「どうした?何を―」

日「全てを言う前に目の前の布が動く。それが上がっていくと、見えたのは白いボロボロの床にところどころ錆びた縁。これが巨大な舞台だとわかる。
そして全て布が上がると、四方を囲む観客席にいるたくさんの人に似た怪物達。自分達の目の前には殺気を撒き散らす化け物。
―そう、自分達は見世物の人形だったのだ」

塞「…!」
英「っ、見るな!」
伊「兄ちゃん、やだ、やめて!やめさせて!」
南「フェリシアーノ、落ち着け!まだ何も起こっていない!」
仏「こりゃ、酷いな…」


*狂気判定(±0、フェリシアーノのみ-1)

セーラ 4 失敗
 アーサー ○○●●→○●●●
フェリシアーノ 5-1=4 失敗
 ロヴィーノ ○○●●→○●●●
ロヴィーノ 8 成功
アーサー 6 成功
フランシス 2 失敗
 →フェリシアーノ ○○●●→○●●●


日「目の前の化け物に恐怖を覚えて震えるドール達の耳に、スピーカーから声が届く。それは雑音が混ざり合い、モザイクをかけたような声だった」

「紳士淑女の皆様、ここに見えますは私の最高傑作!まだ目覚めてまもない初々しいドール達でございます。
先に壊れた役立たずとは違い、堅牢に、強力に、そして優雅に舞う素晴らしきドール!」

日「スピーカーの声に観客達は歓声を上げる。汚ならしい声にドール達は顔を歪めた」

「そして対するは愚鈍な、未完成共!作りかけのサヴァントに屈強なモンスター、哀れな雑魚兵。
未完成でも盛り上げることなら出来るでしょう。ドール達に切り刻まれ撃ち抜かれ、地に這いつくばる端役に!」

日「スピーカーの声にまたしても歓声が上がる。その声に満足したのか、スピーカーからの声は大きく息を吐く」

「それではご覧に入れましょう、私の美しきドール達の殺劇を!」

日「スピーカーのスイッチが切られると、ガタン、と目の前の檻が開いた。出なければこの狭い中で戦うことになるだろう。そう判断したドール達はそろりそろりと外へ出る。
全員が外へ出ると、檻が閉まる。もう後戻りは出来ない」

伊「兄ちゃん、嫌だよぉ…」
南「ここにいろ、オレが守ってやるから」
英「セーラ、気を付けろよ」
塞「はい!」
仏「ダメージはオレが受ける。みんな攻撃任した」

日「震える手に武器を持ち、ドール達は戦闘に備える。それを見た化け物達が歯を剥き出し唸りを上げ、襲いかかってきた」




[*前へ][次へ#]

4/18ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!