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小説
じゃがいも推進でネクロニカ04
*酔っ払いルール

・狂気判定の出目+1
・対話判定の出目+1
・行動判定-1
・戦闘中起こる全ての判定の出目+1


露「揺れに続いて、目の前の壁が左右に開く。そこに短い通路が出現する。その向こうは明るくて、暗闇に慣れたドールの目には少し眩しいと感じた」

立「…隠し扉、ほんとにありましたね」
日「ええ…」
普「オレから行く。付いてこいよ」

露「ギルベルトがそう言って一歩前に出た時、向こうの部屋から声が聞こえた」

「さあおいで、ボクの可愛いドール達」

露「声は優しくて、敵意は感じられない。声からするに青年のようだ。その優しい声に誘われてキクとトーリスはふらふらと通路に向かう」

独「おい、どうしたのだ!」
普「聞いちゃいねぇなこいつら…。ヴェスト、追うぞ」


普「記憶のカケラ獲得者か」
日「"父の腕""人形"の記憶のカケラの描写を見るに、私達の"父"なのでしょう」
立「腕取れた記憶かぁ」
独「サヴァントの可能性か?」
露(お、いいとこに気が付いたね)
普「元サヴァントか…面倒だな」
日「ええ、面倒ですね」
立「戦闘で攻撃するたび狂気判定とか」
普「やめろ面倒臭ぇ」
露「ボクも面倒だからやらないよ」


露「通路を抜けた先は冷たいコンクリートで覆われた広い部屋だった。高い天井からは複数の照明が吊り下げられている。
その部屋の奥、そこに部屋の雰囲気に似合わない豪華なソファが置かれ、1人の青年が座っていた」

独「!!
キク!トーリス!止まれ!!」
普「おい、止まれって!」

露「2人はふらふらと青年へと歩むキクとトーリスの腕を掴む。軽く肩を揺さぶれば、2人はハッとしたように立ち止まる」

日「…私は…何を…?」
立「…いつの間にここに来たの?」
普「やっと止まったか。ったく」
独「前を見ろ。…誰かいる」

露「全員で青年を見れば、機嫌良さそうにニコニコと笑っている。全員が自分に気が付いたことに気付くと、柔らかな笑みのままゆっくりと立ち上がり、丁寧に礼をした」

「初めまして、いや、久しぶり、かな?ボクは君達が目覚めるのを今か今かと待っていたんだ。
もう丹誠込めて作ったはいいけど、もし起きなかったらどうしようって思ってとても怖かったんだ。何せ初めてだったから勝手が分からなくて。研究はたくさんしなきゃダメだね」

日「…あの」

「ああごめんね、起きたばっかりで何も分からないよね。
改めておはよう、ボクの可愛いドール達。ボクは君達を作ったご主人様、ネクロマンサーさ。ほんとはマスターとか呼んで欲しいけど、それじゃあサヴァント達と変わらないからつまらないよね。
そうだ、ボクのことはパーチェと呼んでよ」


普「話通じそうにねーな」
日「ええ。こちらの戸惑いには気付いてくれましたが、解答が斜め上でした」
露「ちなみに、このあと長ったらしく色々喋るんだけど、面倒だからカット。
ちなみに意訳すると"サヴァントに飽きたからドール作りたいけど、いきなり完成品は作れないから君達試作品を作ったよ。
どれくらいいじめても大丈夫かな〜"」
独「オレ達は試作品か」
普「使い終わったら廃棄か?」
立「このあと戦闘かな?」
露「メタ推理ダメ絶対。それじゃあ続けるよ」


露「パーチェはドール達を作った経緯を話し出す。それはドール達にとても理解出来るものではなかった。今もパーチェは上手く動いて良かった、記憶も制御されていると嬉しそうにしている。
ドール達はこの事実に対して恐怖と嫌悪感を抱いた。そして、目の前にいる青年と記憶の中の朧気な青年が重なる。
―ああ、彼は"ネクロマンサー"なのだ」


*狂気判定(+1)

キク 7+1=8 成功
ギルベルト 2+1=3 失敗
 →キク ○○○●→○○●●
ルートヴィッヒ 3+1=4 失敗
 →トーリス ○○○●→○○●●
トーリス 4+1=5 失敗
 →キク ○○○●→○○●●


*記憶のカケラの獲得

99.ネクロマンサー


露「全員にプレゼント♪今から描写するから、対話判定していいよ」
普「これで5つ目〜♪」
独「あとはこの建物から出ればいいのだな?」
日「ですね、対話判定の空きをわざわざ宣言していますから、ありがたく使わせて頂きますよ」
立「えーと、オレあといくつ減らせるっけ?」
露「ちゃんと確認してよ?」


露「記憶の中の青年はとても優しくて、よく頭を撫でてくれた。やんちゃをして体が壊れても、丁寧に治してくれたのだ。
そしてドール達は、己が以前サヴァントだったと確信する。」

立(ああやっぱり、あれは彼の手だったのか…)
日(…父の記憶も、彼のことだったかも、知れませんね…)
普「…サヴァントとか、嫌だなぁ」
独「まあ確かに嫌だが」
普「ちげーよ、殴るの、戸惑ったら嫌だろ」
日「…ええ、はい。多分これから私達は…」
立「…廃棄は嫌だな」
普「生き残るなら、闘うしかないだろ」


*対話判定(+1)

キク
ギルベルト 4+1=5 失敗
ルートヴィッヒ 2+1=3 失敗
トーリス2+1=3 失敗

ギルベルト
キク 6+1=7 成功
ルートヴィッヒ 9+1=10 成功
 →○●●●→○○●●
トーリス 1+1=2 失敗

ルートヴィッヒ
キク 5+1=6 成功
ギルベルト 8+1=9 成功
 →○●●●→○○●●
トーリス 9+1=10 成功

トーリス
キク 5+1=6 成功
 →○○●●→○○○●
ギルベルト 10+1=11 大成功
 →○●●●→○○●●
ルートヴィッヒ 1+1=2 失敗


*未練変更(任意)

トーリス→ギルベルト 5 恋心


立「…」
露「(にやにや)」
日「(にやにや)」
普「…あの、無理はあんまり」
立「…"ギルベルト"のパーツが削れるくらいなら…」
独(すごい顔をしている…)
露「それじゃあ変更するね!」
日「"恋心"RP頑張って下さいね!」
立「わーい(泣)」
普「無理すんなよ…」
露「それじゃ続けるね!」


露「パーチェは一通り喋ったあと、にこやかな笑みのままパンッと手を打ち鳴らす。すると、パーチェの背後の壁が開き、中から大小様々なおぞましい姿のアンデットが出てきた。」


*狂気判定(+1)

キク 1+1=2 失敗
 →ルートヴィッヒ ○○●●→○●●●
ギルベルト10+1=11 大成功
ルートヴィッヒ8+1=9 成功
トーリス 1+1=2 失敗
 キク ○○○●→○○●●


「次は耐久性を調べなくちゃね。この子達で足りるかな」

露「アンデット達はパーチェを守るように囲み、ドール達に敵意を向けてくる。
武器を構えるドール達を満足そうに眺めながらパーチェは指を鳴らす。それと同時にアンデット達は低い呻き声を上げながら、ドール達に襲い掛かってきた」


次回:戦闘

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あきゅろす。
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