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小説
じゃがいも推進でネクロニカ02
*酔っ払いルール

・狂気判定の出目+1
・対話判定の出目+1
・行動判定-1
・戦闘中起こる全ての判定の出目+1


露「はい紅茶ー、ボクん家のジャムも一緒にどうぞ」
普「(うまうま)」
独「では飲みながら進めよう。薬品の方はどうなのだ?」
露「薬品名は死体加工…エンバーミングに使われるものだね。それとドールの装束に使われるもの。それ以外は特にないよ」
立「ファイルはイタリア語、この薬品は…オレ達に使われた可能性が高い…と」
日(ロシアさんはなんのつもりで"イタリア語"とおっしゃったのか…ううむ)
露「(日本君が邪推してる…コルコル)情報はこれ以上はないと断言するよ」
普「なら配線とかあったろ?そっちが見たい」
独「まだ使えるなら外部と連絡が着くかも知れん」
日「敵かも知れませんが…」
立(扉がないのに、どうやってオレ達はここに入ったんだ?…入れられた、が正しいか…)
露「配線…電子機器の方だね?じゃあまとめて描写するよ」


露「散乱したファイル、鍵の壊れた薬品棚…。君達は手分けしてそこを漁る。その中からキクは自分の名前が書かれたページを見つける。よくよく見れば、名前の他は自分には解せない内容だった。
アルファベットの羅列、背後の3人に聞こうと振り返る」

日「あの…皆さんはこれ、読めますか?」
普「貸してみろ」

露「手を伸ばしてきた1人に手渡し、キクは薬品棚の方を見る。それはほとんど腐食剤のオンパレードで、死体加工に使われるもの以外にも錆び防止、防水加工、さらには植物の成長剤もあった」

日「…なんですか、これ…?」

露「死体加工…。それは自分達に使われたものだろう。だが成長剤はなんだろう?キクは不快そうに顔を歪める」

日「…私達以外にも被害者がいた…と言うことでしょうか」
普「おい、何ぼけっとしてんだよ。これ、オレ達誰も読めねーぞ」
日「え?」
立「オレ達の知っている言語ではありません」
独「だがそれぞれ自分の名前を確認した。お前もあったのか?」
日「ええ。…そうですか、何かわかると思ったのですが…」
普「ま、あからさまに研究資料って感じだから情報あると思うが…読めなきゃな」

露「やれやれ、と肩を竦めるギルベルトにキクも困った顔で頷いた」

普「研究資料なら…こっちにもあるかも知れねーぜ?」
立「…モニター、か」
独「古くなって壊れかけているが、動くなら外部と連絡が取れるかも知れない」
日「…なるほど」

露「ギルベルトが指差すのはチカチカとモニターが点滅する電子機器の山。そして配線。上手くすれば何か分かるかも知れない。ドール達はそちらへと向かう」


???
(シークレット)


普「ちょっと待て」
独「なんだ今のダイスは」
露「内緒ー」
日(ロシアさんにお願いしたのは間違いだったかも知れません。思ったより難しくなってます…)
立(シークレットダイス…時間経過で何か起こってるのか?なら急いだ方がいいのか…)
露「電子機器と配線だね。行動判定振って」


*行動判定 -1

キク 8-1=7 成功
ギルベルト 6-1=5 失敗
ルートヴィッヒ 8-1=7 成功
トーリス 4-1=3 失敗


露「ふふふ♪」
日「じわじわ響いてきましたね」
普「最低1人成功すればいいけどな。出目補正ないからなぁ」
立「とりあえず情報お願いします」
露「んーと、モニターは壊れかけでぷつりぷつりと点いたり消えたりしてるね。君達じゃ直せない。
配線は、辿ると天井の隅に続いてるね。まあ人が通れる隙間じゃないし、そもそも天井が高くてジャンプしても届かない。
んー、例えば"けもあし"なんかのパーツがあれば違ったかもね」
普「収穫なしかー」
独「あとはおもちゃと人形か?」
日「お菓子もありますよ」
立「食べて大丈夫なんですかね…」
普「ドール…いや、オレ達は味覚や嗅覚、痛覚、空腹なんかを感じるのか?」
露「試してみる?」
日「いけません、NCなら喜んでいくつかのパーツを壊し兼ねません。なんて言ったってドールはネクロマンサーの玩具ですからね」
普「確かに遊びのためならやりかねないわ」
独「ネクロマンサーとはそんなにゲスなのか」
立「ですです」
露「ボクとネクロマンサーは別物だからね、分かってるよね?」
普「分かってる分かってる。じゃあお菓子とおもちゃ、同時に出来ないか?」
露「そうだねー、じゃあ近くにあったことにしていいよ。判定1回ね」


露「君達はぷつりぷつりと点いたり消えたりするモニターに落胆する。これでは何も調べられない。
配線を追うもそこは高い天井。こちらも手を出せなかった」

日「…だめでしたね」
普「これは仕方ねぇ。手が出せない」
立「あの…お菓子、見つけたんですけど…」
独「あの箱か」

露「トーリスが見やる方には女の子が好きそうなピンクの箱があった。蓋が斜めに置かれており、口が開いていることが分かる」

立「オレ達…味覚あるのかな」
普「…食ってみりゃ分かるんじゃねーの?」


*行動判定 -1

キク 9-1=8 成功
ギルベルト 4-1=3 失敗
ルートヴィッヒ 5-1=4 失敗
トーリス 4-1=3 失敗


日「あああああ!」
普「これは酷い」
露「お菓子の毒見した人ー?」
普「はーい」
露「なら、自分に味覚があることが分かるね。普通の甘いお菓子だよ」
独「おもちゃは?」
露「新品のおもちゃだね。まだ梱包から解かれていない物もある。分量は…4人分、だね」
立「…オレ達と同じ人数」
露「それと、成功してるキクにプレゼントだよー♪」
日「(ビクッ)なっ、なんでしょう」
露「"記憶のカケラ"のプレゼント〜」
独「む?」
日「"記憶のカケラ"…ですか」


*記憶のカケラの獲得
12.父の腕


日「…父母コンプリート」
露「狂気判定いってみよう!」
日「ですよねー!」


*狂気判定 +1

キク 1+1=2 失敗
→トーリス ○○●●→○●●●


日「出目が腐ってきましたよ、ええ!」
普「やべーな、人形とか失敗しか見えねぇ」
独「兄さんフラグ」
立「おいやめろバカ」
普「お前もさっきやってただろ。あとバカって言うな!
つかもうそろ対話判定やりたい」
露「あ、忘れてた訳じゃないんだ」
普「喋るよりさくさく調べたかったからな。あと人形しかないから休憩」
日「ではお菓子を食べながらお喋りしましょう」
露「君達…肝据わってるね…」
独「酔っ払いばかりだからな」
立「コーヒー飲みたいですねー」
日「では入れましょう。ロシアさん、こちらでも休憩しましょう」
露「はーい」


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あきゅろす。
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