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小説
じゃがいも推進でネクロニカ01
*酔っ払いルール

・狂気判定の出目+1
・対話判定の出目+1
・行動判定-1
・戦闘中起こる全ての判定の出目+1


露「それじゃあ始めるよ(げっそり)」
日「ロシアさん、"未練"はいつ決めましょうか」
露「あー…今決めちゃおうか。じゃあダイス振って」


*未練

キク
ギルベルト→友情 7
ルートヴィッヒ→独占 2
トーリス→憧憬 9

ギルベルト
キク→依存 3
ルートヴィッヒ→執着 4
トーリス→憧憬 9

ルートヴィッヒ
キク→独占 2
ギルベルト→独占 2
トーリス→保護 8

トーリス
キク→憧憬 9
ギルベルト→独占 2
ルートヴィッヒ→執着 4


日「これはひどい」
普「すでに"記憶のカケラ"事故ってるからこんなもんじゃ驚かない。"甘い唇"に比べたらな("甘い唇"はキス経験がある"記憶のカケラ")」
立「オレも"命"引いたから驚かない("命"は妊娠を意味する"記憶のカケラ"。トーリスの場合は自分が実は女で妊娠経験あり、または配偶者か恋人が妊娠したかしたことになる)」
独「オレは特に言うことはない。"恋心"を引かなければいいだけのことだ」
日「私も別に…」
露「あ、"記憶のカケラ"を片方"酔っ払い(オリジナル)"にしといた?」
普「おう、やっといたぜ」
露「これのせいで視界が歪んで見えたり、フラフラしたりするからね」
立「わかりました」
露「…それじゃあ始めよう。
―ようこそ、ボクの箱庭へ」


シナリオ
*試作品の逆らい


露「…君達は暗い部屋で目覚めるね。アンデットの目なら暗闇も関係なく周りを見ることが出来る。ただ、少し歪んで見えるけれど。
君達は互いの肩に頭を乗せるようにして座っていた。…配置は(ガランガラン)…ギルベルトとトーリスが、キクとルートヴィッヒが隣に座ってるね」


普「(マジかよ)…ここ、は?」
立「…お前、誰?」


立「とりあえず離れます」
普「即行かよ」
露「でも顔を見て"未練"が決まってるから…ギルベルトはトーリスに良い印象を持つし、トーリスは無性に構いたくなる」
立「うわぁ…」
普「知らん奴に敵意を向けるのは至極真っ当だからな、尊敬したんだろ」
日「では私はルートヴィッヒをとても大切にしたいと思い」
独「オレもキクに対してそう思うのだな?」
露「そうだね。ケンカしないようにね。
続けるよ」


露「自分の目の前にあった顔を見てトーリスは咄嗟に体を離す。けれども、相手の顔を見返して、すぐに体の力を抜いた。銀の髪、赤い瞳…珍しい色をした男が驚いた顔でこちらを見ている。
―敵じゃない。本能がそう告げた」

立「…名前は?」
普「…ギルベルト。お前は」
日「あの…ここは何処でしょう?」

露「鳶の長めの髪を邪魔そうに掻き上げる青年に、名前を聞くギルベルトの背後、そこから凜とした声が響く。振り返れば、そこにはさらさらとした黒髪を持った細い青年が、困惑した顔で2人を見ていた」

日「…申し遅れました、私はキクと申します」

露「2人の視線を受けて青年は頭を下げる。それから、と自身の隣を見やった」

日「こちら、ルートヴィッヒさんと言うそうです」
独「…ルートヴィッヒだ」

露「金髪青眼、少し目付きのキツイ青年が眉を寄せて答えた」


普「なぁ、今更だけど、オレら兄弟設定でいいか?」
露「構わないよ」
普「よっしゃ、じゃあヴェストって呼ぶぜ!」


普「ヴェスト!どこか痛くないか!?」
独「兄さん、大丈夫だから」

露「ルートヴィッヒに駆け寄った青年は揺れる視界の中で、じっと自分の兄弟を見る。
良かった、怪我はないみたいだ。安堵した青年はルートヴィッヒの肩を抱きながら困った顔をしている2人に名を告げる」

普「オレはギルベルトだ。よろしくな」


露「対話判定していいよ。それと、君達に最初のプレゼントを」


*記憶のカケラの獲得 全員
41.神様


*対話判定 +1

キク
ギルベルト 4+1=5 失敗
ルートヴィッヒ 8+1=9 成功
 →○●●●→○○●●
トーリス 8+1=9 成功
 →○●●●→○○●●

ギルベルト
キク 9+1=10 成功
 →○●●●→○○●●
ルートヴィッヒ 4+1=5 失敗
トーリス 3+1=4 失敗

ルートヴィッヒ
キク 3+1=4 失敗
ギルベルト 2+1=3 失敗
トーリス 9+1=10 成功
 →○●●●→○○●●

トーリス
キク 8+1=9 成功
 →○●●●→○○●●
ギルベルト 3+1=4 失敗
ルートヴィッヒ 9+1=10 成功
 →○●●●→○○●●


露「これで全員1つは余裕が出たね?それと"記憶のカケラ"が増えたから、対話判定の回数が増えるよ。
あとこれ。今回のカルマね」


*カルマ
建物から出る


露「…互いの名前を確認した君達の脳にふと、違和感が浮上する。自分は誰かを、何かをとても大切に守ってはいなかったか?そんな問いかけが浮かぶ。
同時に"それは"君達の生きる糧のようなものだと思い出す。はらはらと唐突に涙が溢れた」

普「(なんだこのシナリオ?)…っ、なんで涙なんか…」
日「ああ…何か、大切なものを忘れている気がします」
立「…涙が止まらないよ」
独「何を忘れて…」

露「ぱたぱたと落ちる涙を追うように視線を下にやり、目を閉じる。2.3度瞬けば、最後の雫が落ちて視界がクリアになった。
しかし、まだ目の前は歪んでいて、時折クラリと目眩がする」

日「…ん、治まりましたね」
普「ああ…んでも、クラクラするぜ」
独「これは…船酔いのような?」
立「確かにふわふわしてますね…」
普「いやこれは…酒酔い、だな…」
日「ええ…」

露「ふわふわした思考のまま全員は周りを見る。
周りにはチカチカと瞬く電子機器に無数の配線、散乱したおもちゃ、蓋の開いたお菓子箱、ファイルの散らばった机や薬品棚。そして、自分達によく似た人形が4体。
部屋の広さは、入院ベッドの並ぶ大部屋ほどの広さだった」


露「さあ、どこから調べる?」
普「うー、いかにもな人形は後回しにしたい」
独「行動判定が-1されているのだろう?なら重要なところは全員でやった方がいいだろう」
立「NC、この部屋に扉は?」
露「ないよ」
普「ない?カルマをどうやって達成させるんだよ」
日「それは後回しにしましょう。先に部屋の中を調べなくては」
露「(日本君がシナリオ製作者だから上手く誘導してくれてるなぁ)君達が座っているのはちょうど部屋の真ん中。どれを選んでもさほど距離は変わらないよ」
独「ふむ、なら薬品棚はどうだ?ネクロマンサーは研究者でもあるのだろう?なら、何か重要なヒントがある可能性がある」
立「そうですね…ファイルもあるみたいですし、有り得なくはないですね」
普「じゃあ全員で…いいな?」
日「ええ、全員で薬品棚に向かいます」


露「君達は暗闇でも見ることができる目を持っているけれど、万が一の奇襲に備えて全員で行動することにする。
机と薬品棚に近付けば、散乱したファイルと扉から覗く薬瓶が確認できるね」


*行動判定 何か手掛かりは?-1

キク 10-1=9 成功
ギルベルト 8-1=7 成功
ルートヴィッヒ 7-1=6 成功
トーリス 7-1=6 成功


露「あれ、おっかしいなぁ。このダイス、ダメなやつなんじゃないの?」
普「単純に喜べよ」
日「マイナス補正をものともしない素晴らしい出目ですね」
立「これあとから響いてくるやつなんじゃ…?」
日「リトアニアさんフラグフラグ」
独「不穏なことは言わないでくれ。
それよりNC、判定は成功しただろう、情報をくれ」
露「えーと、じゃあ出目が高い順に情報出すね。
まずキクはファイルを調べてそこに自分の名前を発見する」
日「…自分だけですか?」
露「…君だけが読むならね」
普「なんだそりゃ?」
日「ではファイルを読みます。追加の情報を…」
露「"キク"の記憶の中の母国語は?」
日「えっ」
独「名前からして日本語だろう。それがどうした?」
露「なら読めない。他の3人も名前の通りなら読めない」
立「日本語ドイツ語リトアニア語…研究内容は普通ドイツ語では?」
普「そりゃ医学だけだ、研究資料は普通研究者の母国語で書くだろ、クトゥルフとか」
露「ファイルに書かれた内容は、イタリア語で書かれてるよ。もちろん知識がなければそれすら分からないけどね」
日(あっ)
独「イタリア語?なぜだ」
露「NC権限で拒否」
普「拒否…情報が足りてないから出せないのか?」
露「どうだろうね。ファイルは以上だよ、少し休憩して薬品の方をやろうか」

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あきゅろす。
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