[携帯モード] [URL送信]

小説
ハロウィンでネクロニカ2-2
*未練と狂気点

エリザベータ:寵愛点2点
ナターリア 執着 ○○●●
リリー 執着 ○○○●
たからもの 依存 ○●●●

ナターリア:寵愛点2点
エリザベータ 保護 ○●●●
リリー 対抗 ○○●●
たからもの 依存 ○○○●

リリー:寵愛点2点
エリザベータ 独占 ○○○●
ナターリア 執着 ○○○●
たからもの 依存 ○●●●


普「じゃあ始めるぞ。飲み物と食い物、行き渡ったかー?」
洪「オッケーよ〜」
列「サイコロも準備OKですわ」
辺「キャラ紙も更新した」
普「ういー。今回も楽しんでってくれー」


ネクロニカシナリオ
*Candy House


普「前回の終わりからだな。
しばらくお喋りと休憩をしたドール達は、そろりと部屋の外を窺う。しんと静まり返った廊下を眺め見て、はあと溜め息を吐き出した」

洪「…何もいないわね」
辺「他に部屋はないから…階段を降りるか?」
列「それとも…窓を破りますか?」

普「チラリと見やった窓。壊せなくはなさそうだが、エリザベータは首を振る」

洪「下がよく見えないから危ないわ。落下の衝撃で怪我するかも知れないし」
辺「私も賛同する」
列「確かに…動けなくなると大変ですし…」
辺「とりあえずは階段を降りれば良い。どうしようもなくなったら窓を壊す」
洪「そうね、そうしましょう」
列「わかりました。では階段を…」
洪「私が先に行くね。2人は私がオッケー出すまで階段の上で待ってて」
辺「わかった」
列「ええ」


普「エリザベータだけ先に降りるのか?」
洪「ええ。警戒しながら降りるわ」
辺「階段に何かあるか調べられるか?」
普「んー、普通の階段だぞ。ちょっと広めで赤絨毯が引かれてて」
列「あら、結構綺麗なんですの?」
洪「階段は直線?」
普「いや、螺旋。踊り場があって、くるっと曲がるやつ」
辺「…1人は危険じゃないか?」
洪「何かあったら大声出すし、よぶうで使って階段這い上がれるし」
列「…便利ですわね」
洪「超便利」
普「じゃあエリザベータだけで階段降りる、残り2人は待機でいいか?」
辺「ああ」
列「よろしくお願いしますわ」


普「エリザベータは愛用の武器を構えながら、ゆっくりと降りていく。そっと階下を覗けば、階上と同じような床が見えた。
神経を研ぎ澄まし気配を探るが、特に何も見つからない。音を立てないよう気を付けながら降り切れば、広い空間。
その先にぽつん、と、扉があった」

洪「…玄関?」

普「左右を見れば左手側に【準備中】と書かれた紙が貼られた古ぼけた扉。右手側に光沢のある立派な扉。合計3つの扉があった。
周りを見渡しても埃の被った調度品ばかりがあり、敵らしい姿も敵が隠れるだけのスペースもなかった」

洪「…見晴らしの良い場所ね…特に何もなさそうだし…」


洪「1回上に帰りたい」
普「特に調べずにか?」
洪「うん。1人で漁って何かあったら怖い」
列「複数でいれば発狂してもカバーできますし」
辺「階下のイメージ図は城なんかの1階か?」
普「そうそう。こう広くて左右に扉があるだろ?でもって目の前にはおっきい階段があって」
列「ええ(自分の家思い出しながら)」
洪「私が今いる位置はその大きな階段を背にして立ってる感じ?」
辺「みたいだな」
普「そう言うこと。
じゃあ1回上に戻るっと」

普「後ろを気にしつつ上へと戻れば、眉の下がったリリーに迎えられた」

列「どうでした?」
洪「なんか下すっごく広いよ。部屋2つと玄関ぽいのが1つ」
辺「玄関?」
洪「うん。この階の広さから下を当てはめると、多分あれが玄関…つまり外に出られる扉だと思うんだよね」
列「…外」
辺「…他2つは?」
洪「準備中って書いてある紙貼られた扉と、なんか立派な扉。1階だし…応接室とかかな?」
辺「ふむ」
列「外に出られるなら、他の部屋は行かなくても良いのではないでしょうか。外に出てしまえば…」
辺「外にはさっきよりももっとヒドイ奴がいそうだがな」
列「…」
洪「うーん、私は各部屋回りたいんだよねー。実は何か隠れてました!奇襲です!は避けたいよね」
辺「ああ。特に準備中など、ふざけているしな」
列「…わかりました」
辺「別に外には出られる訳だから、それが多少遅くなるだけだ」
洪「みんなでワイワイやりましょ。ね!」
列「…はい!」


洪「NCー、対話判定ー」
普「話しながらこれからの方向もまとめられていたから…+1の補正やる」
列「ありがとうございます!」
辺「狂気判定が起こる前に1つくらいは減らしておきたいから助かる」


*対話判定(+1)

エリザベータ
ナターリア 10+1=11 大成功
 ○○●●→○○○●
リリー 1+1=2 失敗

ナターリア
エリザベータ 9+1=10 成功
 ○●●●→○○●●
リリー 10+1=11 大成功
 ○○●●→○○○●

リリー
エリザベータ 7+1=8 成功
 ○○○●→○○○○
ナターリア 9+1=10 成功
 ○○○●→○○○○


普「は?」
洪「すごーい、すっからかんだ!」
列「(小さくガッツポーズ)」
辺「狂気判定で失敗しない限りは楽で羨ましい」
列「このままの勢いで頑張ります!」
普「うー…とりあえず大成功した奴はダイス振って未練変えるか決めろ」


*未練変更

エリザベータ
ナターリア 7→友情

ナターリア
リリー 9→憧憬


洪「私変えなーい」
辺「私は変更する」
普「まあ対抗よりは楽か」
辺「同じエリアにいなければ問題ないしな」
列「私も対抗は引きたくないですわ…。
後ろから【対戦車ライフル】で攻撃するので…どうしても、対抗の発狂は避けたいです」
洪「後ろからダメージ5点か…」
辺「そんなことされたらパーツどころか部位ごと吹き飛ぶ」
普「何それ怖い」
列「なので、絶対引きたくないです」
普「盾がいないパーティーは大変だなぁ」
洪「ちょっと、他人事?」
普「俺様止めたし」
列「本当に申し訳ありません…」
普「まあやりたいことやるのが1番だからいいけどな!
ところで、このあとどうすんだ?」
辺「全員で下に降りる」
洪「扉2つあるけど、どっちから行く?」
列「貼り紙の方が気になりますわ!」
辺「ああ」
洪「私はもう1つの方なんだけど…」
辺「理由は?」
洪「どう考えてもそっちはボス部屋だから」
普「メタい」
洪「私、ゲームは全部他回ってからボス行くタイプなんだよねー」
普「俺もー」
列「なるほど…情報収集を優先させると言うことですか?」
洪「そうそう」
辺「構わないが…」
洪「ん?」
辺「"プレイヤー"の私達はそうするが、"ドール"の私達がそうするとは考えづらい」
普「あー」
洪「…目の前に超気になるものがあったらどうする?」
列「…真っ先に見に行きますわ」
洪「だよねー」
辺「…まあ、どちらかと言えば慎重派のナターリアが提案すれば多少は…」
洪「エリザベータが強硬する未来しか見えない」
列「…うーん…」
洪「…貼り紙、先に行こっか」
辺「そうだな…」
列「ええ…」
普(自身のドールをよく理解してるなこいつら…)





[*前へ][次へ#]

10/11ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!