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小説
串ヨグ若者言葉でネクロニカ03
模擬戦闘の条件

1.支援は離れていても使えるもの
2."ボイスエフェクト"の使用は認めない
3.攻撃できるのはシャンメイとマリのみ


模擬戦闘 敵:扉(と周りにある物)
舞台:ボロボロの廊下
カルマ:なし
勝利条件:扉を壊す

1ターン目 14カウント 行動:エミーリア

エミーリア:"せぼね"を宣言・使用(以降11カウントまで"せぼね"を使う)

11カウント 行動:マリ・エミーリア

マリ:"対戦車ライフル"を宣言→対象:扉
"銃神""子守唄"がオートで発動→コスト-1
エミーリア:"援護"を宣言・使用(行動値-1、残り10)→対象:マリ


勃「この場合、"援護"の演出ってどうなるの?」
英「援護って戦うだけが援護じゃないだろ?指示や声かけだって十分"援護"だ。戦ったことがないのに体は戦闘技術を覚えている、こんなに怖いことはねーな。でも、誰かから名前を呼ばれて声をかけてもらえば、幾らか楽だよな。そう言う精神面のサポートも"援護"だ」
勃「なるほど(メモメモ)」
波「んじゃ、ダイス振るし?」


英「マリは大きな扉に向かって自分の背丈ほどもある巨大なライフルを構える。自分の細い腕がそれを支えるだけの力を持っていることに驚き、同時に恐怖を覚える。自分はこんなライフルなんか知らない、扱い方も知らない、なのになんで自分の腕は迷うことなく動き撃つための準備をしているのか。
マリは自分が恐ろしい。今にも逃げ出したい、なんでこんな怖いことを…」

勃「…マリちゃん、大丈夫!?」
波「…ぁ」
勃「大丈夫、落ち着いて。私達が自力で出られれば良かったんだけど…ほんとにごめんね」
波「…大丈夫、大丈夫。みんなでここを出よう、こんな怖いところから出よう?」


マリ:コスト0で"対戦車ライフル"を使用
判定→9 成功


英「マリはしっかりとライフルを構え、扉を見据える。自分だけが怖い訳じゃない、扉の向こうの彼女達だって怖いのだ」

波「大丈夫、待っててね、今助けるから」


ダメージ:5


香「まだ壊れない?」
波「…待って、これも使う」


マリ:"狙撃ライフル"("銃神""子守唄"の効果で使用コスト-1)を宣言→対象:扉
コスト-1して(行動値10)"狙撃ライフル"を使用
判定("狙撃ライフル"の効果で出目+1)→3+1=4 失敗


波「あ、外したし。ごめん」
羅「5ダメージも与えたんだから大丈夫っしょ」
香「オレやっていいっすか?」
波「その前にもっかいオレがやる!」


10カウント 行動:マリ・シャンメイ

マリ:"対戦車ライフル"(使用コスト-1)を宣言→対象:扉
コスト-3して(行動値7)"対戦車ライフル"を使用
判定→9 成功


英「細いライフルから放たれた小さな弾は扉に当たらずに側の壁にめり込む。それを見届ける前にマリは再び巨大なライフルを構えた。
熱を持つライフルに肌を焼かれるが、マリの肌は白いまま。新たな弾をセットして扉へと銃口を向ける」

波「…今度は外さない」


ダメージ:5


香「…肌、大丈夫っすか?」
波「大丈夫。…お願いして、いい?」
香「もちろん」


シャンメイ:"釘バット"を宣言→対象:扉
"死神""殺劇"がオートで発動→出目+2、ダメージ+1
コスト-2して(行動値8)"釘バット"を使用
判定(出目+2)→4+2=6 成功


英「シャンメイは背中に背負った釘バットを引き抜き、大きく振りかぶり、扉へと叩きつける」

香「ばっくはーつっ!」

ダメージ(ダメージ+1):2×2=4(爆発の効果でダメージが倍増)


英「バットに火薬でも仕込まれていたのか、バットが扉に触れるとその部分が爆発する。飛散する扉の欠片で頬を切りながらシャンメイはニヤリと笑った」

香「まだまだぁ!」


シャンメイ:"無限解体""仕込みブーツ"(出目+3、ダメージ+1)を宣言→対象:扉
コスト-2して(行動値6)"仕込みブーツ"を使用
判定(出目+3)→4+3=7 成功


英「シャンメイは爆発した場所に向かって飛び上がる。振り上げたブーツの底からキラリと短剣が飛び出した」

香「これで…どうだ!?」

ダメージ(ダメージ+1):2


英「シャンメイの短剣が脆くなった扉を刺し抜く。その亀裂からガラガラと扉が崩れ落ちた。
扉と共に落ちたシャンメイは瓦礫に埋もれる前に転がりながら脱出する」

香「壊れた!」
波「…あぁ、よかった…」


扉を破壊しました
戦闘は終了です


英「おうおう、まさかこんなに早く壊されると思わなかったぜ」
羅「"援護"が大きかったねー。ごめんね、見てるだけでー」
波「むしろ見てるだけが1番辛いっつー」
英「1ターン・キルしなかったら狂気点加えようかと思ってたが、まあ良かった」
香「先にsayするものをあとからsaidするのやめろ的な!」
勃「綺麗に過去形にするの細かいね!」
波「それで扉壊れたんしょ?中入れんの?」
英「入れるぞ。扉が壊れたから、4人全員カルマを達成した」
勃「やった」
羅「やっとちゃんとしたご対面だねぇ」


英「4人は撃たれ殴られひしゃげた扉を挟んで互いの顔を確認する。武器を構えた2人は部屋の中で寄り添う2人に手を差し伸べた」

波「…ここから出よう?こんな狭くて怖いとこ、いたくないよ」
香「ここにいたって何かある訳じゃなさそうっす、Let's' go together?」
羅「そう…だね。エミー、行こう?」
勃「…うん。2人とも、よろしくね」






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