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小説
各話NC'sでネクロニカ説明会 アドベンチャーパート

日「次は実際にやっていきましょう」
伊「…で?」
普「そんな怒んなよイタリアちゃん〜」
伊「プロイセン、俺今度やる卓の準備で忙しいって言わなかったっけ?」
英「セーシェル達のやつか?」
伊「いや、俺の初NC予定の卓」
露「そうなんだ、だから勉強ってこと?」
伊「そう。なのにいきなり日本に呼ばれたかと思ったらNCしろなんて、無茶ぶりやめてよ!」
日「すみません。でも実際にやっていただければわかるものもあるかと思いまして」
普「なっ!だから許してくれよ!」
伊「もう〜!仕方ないなぁ、それでキャラシ見たんだけど」
英「どうだった?」
伊「盾が少し脆い気がしたのとサイケデリックいるのかとか」
露「えへっ」
伊「あとはなんとかなりそう。じゃあルルブに付いてる公式シナリオをアレンジしたのを使って説明とかやろうか」


*アドベンチャーパート

ネクロニカシナリオ
*死人工場

伊「まずはカルマの発表だね。発表されるカルマは1つだけだよ。全員共通ね」
日「カルマは達成すると【寵愛点】と言う経験点になるので、達成を目指すと良いですよ。ちなみに達成しなくても特に困りません。目標のような、困った時の指針のようなものです」


*カルマ
機械音の発信源に辿り着く


日「NCは必ずカルマの発表をして下さいね」
普「ここにいるメンツは全員知ってるシナリオだな」
露「とりあえず忘れないようにメモを取るか、NCが紙に書いたのを用意してくれるから必ず持っていること」
英「ちなみにTRPGはメモを取るのは基本だからな。GMによっては聞けば教えてくれるが、基本的に一度しか教えてくれない」
普「描写なんかが突破口になったりするからきちんとメモを取ること」
伊「次は初めの描写だね。初めてやる人は周りやNCに聞いたりすれば教えてくれるからね」


「君達は、耳障りな金属の擦れ合う音、遠くから聞こえる奇妙な音楽によって目を覚ました。そこはそれなりに広い部屋の中だが…真っ暗なはずの部屋を、君達の目は違和感なく見渡している。
自分自信が何者なのか、はっきりと思い出せない。名前と僅かな記憶のカケラだけが頭の中にある…すぐ傍に、君と同じように戸惑っている青年達がいた。それが鏡でなく、別の誰かであることはわかる」


伊「まず、質問の前にドールの自己紹介をしてね。名前や覚えていることの説明をしてくれればいいから」
普「NC、いつから対話判定していいんだ?」
伊「自己紹介で初めての対話判定をしようか。
対話判定は基本的にPL側から宣言して行ってもらうから、何か喋るごとに宣言して構わないからね。NCによってはいくつか却下するかもしれないけど、基本的にはいいよって言ってくれるから」
日「ちなみに作者は甘いのですぐ許可出しますよ」
英「なんだって?」
日「独り言です。
対話判定とは狂気点を減らすためにやる判定のことです。持っている【記憶のカケラ】の数だけパートごとに減らせます」
露「始めたばかりは2つ減らせるね」
伊「あ、未練を先に振ろうか」
英「未練は最初既に3つ枠が埋まっています。これは不安定ですぐにでも発狂してしまう状態です」
普「未練はドール1体に付き1つ獲得できる。ちなみに未練を取らなきゃ【たからもの】の未練のみになるな」
日「未練は4点全て埋まると【発狂状態】になります。それぞれ未練に応じたマイナス効果が発生しますが、例えば【たからもの】の【依存】が発狂すると、【幼児退行】となり、行動値が-2されます」
露「他にもあるけど、発狂してからのお楽しみ、ね」
伊「じゃあ振ってね〜」


*未練決定


アーサー 5 恋心
ギルベルト 1 嫌悪
イヴァン 10 信頼

アーサー
菊 2 独占
ギルベルト 4 執着
イヴァン 10 信頼

ギルベルト
菊 8 保護
アーサー 2 独占
イヴァン 3 依存

イヴァン
菊 1 嫌悪
アーサー 3 依存
ギルベルト 3 依存


伊「未練は対象に向けている感情のことだね。【恋心】なら相手に恋していて、【嫌悪】なら相手を忌み嫌ってる訳で。
それでみんなはどうだった?」
日「【恋心】ktkr!」
英「よろしく頼む」
普「【嫌悪】かぁ」
露「ちょっと困ったな」
伊「まあでも、思ったより大惨事じゃなかったね」
日「発狂しなければいいんですよ」
普「まあなぁ」
伊「じゃあ自己紹介お願いね」


英「(ソロリティだし、俺からが筋かな)…えー、初めまして、だな。俺はアーサーだ、よろしく頼む」
日「私は菊と申します。よろしくお願いいたします」
普「俺はギルベルトだ、これからよろしくな」
露「(明るく、明るく…)ボクはイヴァンだよ、みんなよろしくね」


伊「全員が戸惑いつつ、姉妹達を励まそうとぎこちない笑みを浮かべる。
そう、姉妹だ。出生も境遇も違うこの青年達は自分の大切な姉妹だ。
自分はネクロマンサーに生き還らされたドールなのだから。
とりあえずは、この場にいるメンバーは信用できるとなぜだか確信した」


*対話判定(±0)


アーサー 1 大失敗
ギルベルト 10 成功
 ○●●●→○○●●
イヴァン 7 成功
 ○●●●→○○●●

アーサー
1 大失敗
ギルベルト 7 成功
 ○●●●→○○●●
イヴァン 9 成功
 ○●●●→○○●●

ギルベルト
6 成功
 ○●●●→○○●●
アーサー 2 失敗
イヴァン 5 失敗

イヴァン
10 成功
 ○●●●→○○●●
アーサー 6 成功
 ○●●●→○○●●
ギルベルト 10 成功


*未練変更(強制)

菊→アーサー 5 恋心
恋心→恋心に変更

アーサー→菊 10 信頼
独占→信頼に変更


伊「ギルベルト以外はもう他の【記憶のカケラ】を手に入れないと狂気点を減らせないね」
露「あ〜3つあれば全部減らせたのに〜」
日「ちなみにRPなどが上手ければNCから補正がもらえます。今回はありませんでしたが」
普「【記憶のカケラ】欲しい」
英「まあ焦るな」
日「あ、対話判定で大失敗を出すと未練を強制的に変更されます。私は結果【恋心】でしたけど、アーサーは変更になりましたね」
英「【信頼】も困るんだが…」
普「まあ被害少ない方だし」
露「問題は【恋心】の方だよ」
日「うぐぐ…」
伊「と、とりあえず、これでようやく物語が開始だね!次の描写から質問オッケーだよ」


「この部屋で話し合っていることに君達は退屈を覚え始めた。ここには何もなく、例え仲間がいようとも記憶のほとんどない状態は不安だ。外からはずっと機械音と奇妙な音楽、そして僅かに人の声がする。
君達は誰からともなく、この扉を開き出ようと提案した」


伊「はい、質問どうぞ」
露「扉に鍵は?」
伊「かかってないよ。ノブを回せば簡単に開くよ」
普「敵は?」
伊「外に敵がいる様子もない」
英「他に出口は?特に窓」
伊「窓はないね。一応細い通気ダクトはあるけど…余程幼いドールじゃないと入れないし、位置が高い」
日「隠し扉の有無は?」
伊「質問多いよ…。
えーと(ルルブ読んで)、じゃあ行動判定しようか」
日「行動判定はNCが必要と判断したら行えます。つまり、PL側から勝手にやることはできません」
英「NCはいらない(または隠したい)と判断したらPL側の要望を切って捨てていい。たまにふざけた提案や要望があるからな」
普「ちなみに行動判定にはパーツを使って判定することができる。使えば振れるダイスは増えるが、1つでも大失敗すればその使ったパーツは全て壊れる。
最大3つまで増やせる(合計4つ振れる)からどうしても成功させたい時に使ってくれ」
伊「全員パーツは使わないね?ならダイス1つを修正なしで振ってくれる?慣れたら修正付けるから」


*行動判定(±0)

7 成功
アーサー 4 失敗
ギルベルト 4 失敗
イヴァン 6 成功


伊「じゃあ、先にイヴァンの方ね。
ここは地下室で、部屋の作りから工場の資材置き場か何かだろうね。ちなみに隠し扉はないよ」
露「ないんだ」
伊「次に菊ね。
外から聞こえてくるのは軍歌らしいこと、時折男の怒鳴り声が響くことがわかるね」
日「はあ。でも敵はいないのでしょう?」
伊「いないよ。NCの発言は真実しか言わないから信じていい」
普「必要ないことは黙ってるからな。嘘は言わないが全部言ってるとは思わねぇよ」
伊「ふふふ」
露「じゃあボクが開けるよ」
英「いいのか?」
露「何かあったら庇ってね」
英「ん」
日「私は【チェーンソー】を構えておきます」
普「俺も後方から【アンデットガン】を構えるぜ」
伊「じゃあイヴァンは扉を開けました」




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