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気まぐれ「詩」――――
記憶
いつだったっけな――
あの日は――
霞んでゆく記憶の中――
ただ一つ思い出せる――
人生最大の壁にブチ当たった日――
虹を見たっけなぁ――
それが最後の記憶――
目の前には友が――
「お前は一人じゃないぜ」――
嬉かった――
それ以来――
もう何も――
しゃべることもできなくなった――

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