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Uターン
サマエルとサリエル
双子の天使。生まれてすぐに引き離されて、別の世界で死の天使として働いてきた。
サマエルは昔、ある予言者の魂を遊びのつもりで連れて行こうとしたが失敗。右目を失明し、左目は失明を逃れたものの、大きく視力が下がってしまった。
世界の統合が始まり、いろんな世界の天使が集まった時、サマエルとサリエルは再会する。お互いに強く惹かれ合い、愛するようになった。
それを良く思わなかったセオドアは、必要以上にサリエルに付きまとうようになる。サリエルは親しい友達としてだが、嫌がる様子もなく、普通に相手をしていた。
勘違いをして浮気をされていると思ったサマエルは、サリエルの右目を奪い、自分のものにする。次セオドアと話をしたら左目もくり抜くぞと脅しをかけた。サリエルは本当の事を話すが、怒ったサマエルが話を聞くはずがなかった。
まだ怒りが収まらないサマエルは、セオドアに喧嘩を売りにいく。が、セオドアに強いダメージを与えるものの、心臓を奪われ、潰されてしまった。
天使は体のパーツが無くなってもある程度は再生できるし、重要なパーツが無くなっても、少しの時間なら動く事ができる。
誰かに助けを求めようと逃げるサマエルに、右目を失って苦しむサリエルが居た。サマエルは自分が生きたいという欲のままに、サリエルから心臓を抜き、自分の胸にはめ込んだ。双子のため、すぐになじんだ。
死んだサリエルにサマエルは術を掛け、ゾンビ天使として自分のそばに置くようになる。

サマエルは毒の天使。赤い毒蛇になり、どちらかと言うと地上での戦いが得意。瞬発力があり、短い距離ならかなり素早く走ったり飛んだりできる。
体に付いているウロコ一枚一枚には猛毒が付着しており、一枚でも刺さるとすぐに動けなくなってしまい、触れただけでもめまいがしてくる。
サリエルから奪った右目の『邪眼』で睨んだだけで一瞬だが体の全ての働きが失われる。人間や弱い天使悪魔なら数秒睨んだだけで瀕死になったり死んでしまう。
サリエルの鎌を使う時もある。完全に引き裂かれると、魂をひっぺがされてしまう。肉体がまだ無事なら戻る事はできるが、その間の体はもちろん無防備。
サマエルは嫉妬深い性格。自分のものだと思っていたものが離れてゆくのは辛いし、許せない。主に愛されている予言者に嫉妬し、勝手に魂を連れていこうとしたが失敗したため、予言者は大嫌い。セオドアとは元親友。嫉妬で動いていると言われるのも仕方ないくらい、ねたむ。好きなものは主、サリエル、悪魔狩り。と、いうか悪魔狩りは仕事でもある。苦しんでいる魂を解放し、美しい魂へと変えるためらしいが。悪魔狩りのリーダー的存在のため、悪魔に恐れられている天使のひとり。言葉使いは少々乱暴。主の愛を失いかけていた所を取り戻したばかり。普段はふざけているが、主への侮辱の言葉は絶対に許さない。あとセオドアも許さない。絶対殺してやろうと思っているが、いつも返り討ちになる。

サマエルの近くにいつも居る屍天使、サリエル。サマエルを必死で守ろうとし、命令は必ず守る。感情はあるようだが、言葉は失われている。声を出す事はできるが叫びのようなもので、意味はよくわからない。
戦闘能力は、様々な技があるサマエルにはかなわないが、ただの肉弾戦オンリーでもかなりの強さ。本気のキックは岩をも砕く威力。天使としての理性は無く、動物のようになっている。運動能力は高いが頭があまりよろしくないため、単体でのサリエルは冷静に相手をすれば結構簡単に撃破可能。サマエルの指令があると難しい。

サマエルは翼を出すのはあまり好きではないが、サリエルは出したほうがしっくりとくるようだ。
クリスとは腹違いのきょうだい。親であるルシファーが堕天する直前にクリスが腹にできるが、サマエル・サリエルはルシファーのかなり若いころに生まれた。


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