*Special*
対策
その頃、王の間では…。
レチェーナの両親である王様とお后様がなにやらお話していました。
そこには、王様とお后様の他に3人の妖精が居ました。
「王様、レチェーナ様はもう5歳になられますよ?」
赤色の妖精が王様に向かってそう言う。
「…うむ、わかっておる。だが、しかし…まだ大丈夫ではないか?レチェーナはまだ4歳。いや、5歳なのだから…。」
王様は、自分の髭をいじりながらそう言う。
「でも、魔女の魔法はまだ残っています!」
青色の妖精はそう言う。
緑色の妖精も、その言葉に頷きながら
「そうですわ王様。私達3人が魔女の魔法を和らげましたが…完全に解かれてはいませんわ!」
と必死にそう言う。
王様は、困り果てて
「なら、国中の糸車とつむをなくせばいいだろう。それなら、よかろう?王妃よ。」
と苦し紛れにそう言う。
「えぇ…それなら…。」
女王は、頷く。
「では、至急そうさせよう。フィリップ!フィーリップ!」
王は、召使を呼ぶ。
「大丈夫ですわ王様。私達が魔法で…えいっ☆」
妖精達が、魔法をかけた途端…
国中の糸車とつむが消えました。
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