*Special*
てる子てアメワラシ2
「うーん…うがっ!?」
何度かやっていたら、当たりどころがずれて、顎に傘の先がヒットした。
「はぅあ!!!やってしまいました…。」
「なっ、何!?痛いじゃないっ。」
ガバッと、アメワラシは飛び起きる。
そして、てる子を見つけるとキッと睨みつけた。
「何なのあんた。せっかく、人が気持ち良く眠ってたっていうのに。」
サラリと水色の髪が揺れる。
「はぅ…。ごめんなさい。」
てる子は慌てて謝る。
なんだか、この人迫力あるんだもん。
怖いよぉ。
アメワラシは、チラリとてる子を垣間見て
「ハァ…で、何?私になんか用?」
と溜め息を吐きつつ問いただした。
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