*Special*
2
「おじじ様こんにちは!」
「おぉ、てる子か。元気にしておるか?」
「うん。すっごく元気だよ!」
私は、大きな声で勢いよく言う。
「ふぉふぉふぉ。そうかそうか。それは、良かった。」
おじじは、立派な白い髭を手で弄びながらてる子の話に聞き入る。
「さして、最近、地上の様子はどうじゃ?」
「うーん。温暖化の影響で異常気象が激しくて休む間もないの。」
私は、ガクッと肩を下ろし項垂れて言う。
「ふむ…そうか、地球温暖化のぅ。それは心配じゃ。てる子なるべく、地上の方に気を配るよう努力いたせ?」
「はい。おじじ様!」
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