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望み
「君は一体なにを僕に望んでいるんだい?」
「なんです、薮から棒に」
「なんだか振り回されてばかりだから……その鞄、何が入っているのかな」
「ああ、紐ですよ」
「ひも?ま、まさか今度は縛って、とか」
「ええ、貴方を」
「ぼ、僕を?」
「うふふ、僕が動きますから。顔、赤いですよ?」
「うう……」
おしまい
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