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☆小説☆
B(完)

「おい、律!アンケートどうした?」

急に高野さんに呼ばれてビクッとする。

青いような赤いような顔になっていると思う。

慌てて駆けつけて、

「原本はこちらです………つか何普通に名前で呼んでいるんですか!?」

「いいじゃねぇの?」

「は!?ダメですから!」

俺はついつい大きくなりがちな声を抑えて反論する。

ちらちらと周りを気にしつつ。

木佐さんなんて、なんだか楽しそうな顔でこっち見てるし。

「どーせバレてっから」

「え!?えぇ!?」

木佐さんや美濃さんの笑みが痛い……。

「律が俺のこと好きなの分かりやすいぞ」

「も、もう知りません!仕事してくださぃ!」

くるりときびすをかえす俺を高野さんが面白そうに見ているだろうことだ。

いつか絶対、高野さんを見返してやる。

余裕でいられるのも今のうちですからね!


END



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あきゅろす。
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